チャンネル桜でおなじみの佐波優子さんの作品です。保守といえば中年のオヤジのものと考えられていたものを
(各種統計を見ると、現在でもあながち間違いではないと思うが)比較的若い女性が保守的な主張を始めたと
いうところに新鮮味があると思います。
今までも、上坂 冬子さん、曽野綾子さん、櫻井よしこさん(保守という意味では評価は分かれるかも知れませんが)、
長谷川三千子さん等の女性が存在しましたが、良くも悪くも彼女らはちょっと特殊という位置づけであったと思います。
それが、佐波さんのようにごく普通(に見える)女性が・・・というところが、今までとの違いだと思えます。
チャンネル桜を見ていても分かりますが、彼女は自分の主張をゴリゴリ押していくようなタイプではありません。
しかし、だからこそ最近の保守的傾向が本物ではないかと思わせるものがあります。
この本の内容は、佐波さんも含めた普通の女性(勿論男性も)は、(現在の日本の教育を受けていればある意味当然の
ことですが)反日的な考えを持っているが、あるときそれのおかしさに気づいて愛国的な行動を起していく。
その過程を数人の女性を通して描いています。
この本に登場する女性はどの方も非常に立派で、その行動は感動的ですらあります。この本に登場するある女性は
子供の頃、日教組教師の「平和教育」にも関わらず、「それでも憲法改正をしたい生徒は手を挙げてください」
との問いに手を挙げた話が紹介されています。(彼女を含め5人が手を挙げたそうです)彼女の行動の立派さと
同時に学校教育の酷さを考えさせられます。
従軍慰安婦問題などは女性が反論した方が世間に対する聞こえがよく、説得力が増すという効果もあるでしょう。
彼女らの今後の活躍を期待すると同時に自分も頑張らねばと考えさせられる作品です。

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女子と愛国 単行本 – 2013/11/2
佐波 優子
(著)
かつての保守とは一線を画す、「愛国女子」の真実
最近、一般の若い女子たちが「右傾化」する傾向がみられる。この傾向をとりあげるメディアも目につくようになった。
これまで愛国活動といえば黒塗りの街宣車に乗って日の丸を掲げた男たちのイメージが強かった。ところが彼女たちは普通におしゃれやショッピング、趣味を楽しんだりする、20~30代の女性。OL、学生、主婦たちだ。
彼女たちはネットで愛国的な発言をしたり、デモや集会に参加する。
いつから、どうして彼女たちはこのような活動をはじめたのだろうか。
本書は、保守化し愛国活動に走る若い女性が増え続けているその実態と心理に迫った、新進ジャーナリストによる入魂のルポである。
<目次>
プロローグ
第1章 女子が声を上げはじめた
第2章 私が「愛国」に目覚めた日
第3章 ネットの普及が女子の保守化を後押しした
第4章 私たちの愛国活動はできる範囲でやる
第5章 愛国活動の落とし穴
第6章 私たちが導く正しい日本の国づくり
エピローグ
最近、一般の若い女子たちが「右傾化」する傾向がみられる。この傾向をとりあげるメディアも目につくようになった。
これまで愛国活動といえば黒塗りの街宣車に乗って日の丸を掲げた男たちのイメージが強かった。ところが彼女たちは普通におしゃれやショッピング、趣味を楽しんだりする、20~30代の女性。OL、学生、主婦たちだ。
彼女たちはネットで愛国的な発言をしたり、デモや集会に参加する。
いつから、どうして彼女たちはこのような活動をはじめたのだろうか。
本書は、保守化し愛国活動に走る若い女性が増え続けているその実態と心理に迫った、新進ジャーナリストによる入魂のルポである。
<目次>
プロローグ
第1章 女子が声を上げはじめた
第2章 私が「愛国」に目覚めた日
第3章 ネットの普及が女子の保守化を後押しした
第4章 私たちの愛国活動はできる範囲でやる
第5章 愛国活動の落とし穴
第6章 私たちが導く正しい日本の国づくり
エピローグ
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2013/11/2
- ISBN-104396614721
- ISBN-13978-4396614720
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商品の説明
著者について
佐波優子(さなみ・ゆうこ)1979年生まれ。埼玉県出身。戦後問題ジャーナリスト、フリーアナウンサー。
日本文化チャンネル桜キャスターとして、地上波では報道できないニュースを精力的に報道している。その傍ら、陸上自衛隊予備1等陸士として召集に応じ訓練に励む。2001年より硫黄島、南洋諸島、シベリアなどで日本人将兵の遺骨収集にも取り組んでいる。
第3回「真の近代史観」懸賞論文にて最優秀藤誠志賞を受賞。「祖父たちの戦争体験をお聞きする孫の会」「シベリア抑留の真実を学ぶ会」代表。
本書は、新聞やテレビが報じようとしない「愛国女子」の真実に迫るデビュー作。
日本文化チャンネル桜キャスターとして、地上波では報道できないニュースを精力的に報道している。その傍ら、陸上自衛隊予備1等陸士として召集に応じ訓練に励む。2001年より硫黄島、南洋諸島、シベリアなどで日本人将兵の遺骨収集にも取り組んでいる。
第3回「真の近代史観」懸賞論文にて最優秀藤誠志賞を受賞。「祖父たちの戦争体験をお聞きする孫の会」「シベリア抑留の真実を学ぶ会」代表。
本書は、新聞やテレビが報じようとしない「愛国女子」の真実に迫るデビュー作。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2013/11/2)
- 発売日 : 2013/11/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 260ページ
- ISBN-10 : 4396614721
- ISBN-13 : 978-4396614720
- Amazon 売れ筋ランキング: - 519,190位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい作品です。私が著者の佐波優子さんの大ファンであることによるひいき目を抜きにしても、実に良いルポルタージュになっています。ジックリと、詳細に、事細かに、きめ細かく、非常によく取材されていることがよくわかるルポです。
ここ数年の間に、“愛国活動”に走るいわゆる『愛国女子』と呼ばれる若い女性が増えてきています。本作品は、そうした女性たちに取材したルポであり、彼女たちがなぜそうした活動をするのか、何がきっかけだったのか、どんな気持ちで活動しているのかなどを、実に綿密で緻密な取材によって、上手く引き出している…といえるでしょう。
また、戦後問題ジャーナリストであり、予備自衛官であり、日本文化チャンネル桜のキャスターでもある著者自身のことについても、苦労した過去のことまで含めて、赤裸々に告白されている点については、著者自身の誠実さがまざまざと伝わっても来ます。
日教組による捏造教育や間違った歴史認識、自虐史観(東京裁判史観)などによって、日本の歴史に対する誤解や、ミスリードなどが罷り通ってきた現在の学校教育。ところが、インターネットの普及でメディアリテラシーを身に着ける人が増え、あるいは独学などによってそうした自虐史観から脱却し、本当の歴史、日本の真実の姿、日本人としての当然の誇りを取り戻していく人たちが確実に増えてきています。私自身もその一人でもあります。
本ルポルタージュは、そうして“目覚めた”女性たちのエピソードを紹介し、考察することを通じて、最後には著者自身の言葉で「日本は女性の力で導かれてゆく。愛すべき日本の将来は女性の手にかかっているのだ」と締めくくっています。このルポを読むと、「まさにその通りだ」と、大きく頷かずにはおれません。
そして、私自身も、一人の日本男児として、一人の草莽の日本国民として、このルポに登場した女性たちや、著者である佐波優子さんに負けぬよう、自分の祖国・皇国日本を護り、愛していくための活動を、誇りをもって続けていきたいと、志を強くしました。
ここ数年の間に、“愛国活動”に走るいわゆる『愛国女子』と呼ばれる若い女性が増えてきています。本作品は、そうした女性たちに取材したルポであり、彼女たちがなぜそうした活動をするのか、何がきっかけだったのか、どんな気持ちで活動しているのかなどを、実に綿密で緻密な取材によって、上手く引き出している…といえるでしょう。
また、戦後問題ジャーナリストであり、予備自衛官であり、日本文化チャンネル桜のキャスターでもある著者自身のことについても、苦労した過去のことまで含めて、赤裸々に告白されている点については、著者自身の誠実さがまざまざと伝わっても来ます。
日教組による捏造教育や間違った歴史認識、自虐史観(東京裁判史観)などによって、日本の歴史に対する誤解や、ミスリードなどが罷り通ってきた現在の学校教育。ところが、インターネットの普及でメディアリテラシーを身に着ける人が増え、あるいは独学などによってそうした自虐史観から脱却し、本当の歴史、日本の真実の姿、日本人としての当然の誇りを取り戻していく人たちが確実に増えてきています。私自身もその一人でもあります。
本ルポルタージュは、そうして“目覚めた”女性たちのエピソードを紹介し、考察することを通じて、最後には著者自身の言葉で「日本は女性の力で導かれてゆく。愛すべき日本の将来は女性の手にかかっているのだ」と締めくくっています。このルポを読むと、「まさにその通りだ」と、大きく頷かずにはおれません。
そして、私自身も、一人の日本男児として、一人の草莽の日本国民として、このルポに登場した女性たちや、著者である佐波優子さんに負けぬよう、自分の祖国・皇国日本を護り、愛していくための活動を、誇りをもって続けていきたいと、志を強くしました。
2016年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は今まで、愛国の心を抱いてきましたが、職場でも誰ともそのような話ができたためしがありません。しかし、この本を読んで、一人ではないのだという勇気をもらいました。素晴らしい本です。
2014年6月15日に日本でレビュー済み
著者の体験談はまあ、芸能活動を除けばありきたりです。
世間では女性はリベラルだと思われていますが、世界を見渡せば女性首相はたいがい戦闘的でありかなりの伝統保守だったりします(サッチャーや、メルケルなど。変り種としてはアメリカのペイリン)。
女性の社会進出が頭打ちな日本社会からは、保守からそれを破るのではないかと思っていました。ですが、この本に出てくる女性は大概、銃後の社会を守るとゆうばかりです。アメリカみたいに性差別だから前線に出させろにはならないみたいですね。
たんなるくだらん保守に使われるだけで終らないで欲しいものです
世間では女性はリベラルだと思われていますが、世界を見渡せば女性首相はたいがい戦闘的でありかなりの伝統保守だったりします(サッチャーや、メルケルなど。変り種としてはアメリカのペイリン)。
女性の社会進出が頭打ちな日本社会からは、保守からそれを破るのではないかと思っていました。ですが、この本に出てくる女性は大概、銃後の社会を守るとゆうばかりです。アメリカみたいに性差別だから前線に出させろにはならないみたいですね。
たんなるくだらん保守に使われるだけで終らないで欲しいものです
2013年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この国は、韓流だのK-POPだのと韓国がどんな国かも知らないで知りもしないで騒いでいる頭の悪い女子ばかり・・・・と思っていましたが、申し訳ありませんでした。
このように「国を愛する」ことに気が付いた女子がいるなんて・・・。
「日本が悪いことをした・・・」という自虐史観を植えつけられた戦後日本人を目を覚まさせるのはイカツイ右翼でも、タカ派でもなく普通の女子。
そう、どこにでもいる普通の女子が気が付いて声を上げることが一番影響力があると思います。
このような本が出たことが本当にありがたいし、皆読んでほしい。
偽善に満ちた弱者の皮をかぶった馬鹿者の言葉に騙されないで、日本人なら自分の祖国を愛して行動してほしい。
このように「国を愛する」ことに気が付いた女子がいるなんて・・・。
「日本が悪いことをした・・・」という自虐史観を植えつけられた戦後日本人を目を覚まさせるのはイカツイ右翼でも、タカ派でもなく普通の女子。
そう、どこにでもいる普通の女子が気が付いて声を上げることが一番影響力があると思います。
このような本が出たことが本当にありがたいし、皆読んでほしい。
偽善に満ちた弱者の皮をかぶった馬鹿者の言葉に騙されないで、日本人なら自分の祖国を愛して行動してほしい。
2014年4月13日に日本でレビュー済み
最近の傾向として、一般人の右傾化を「ネット右翼」とレッテルを張って非難することが多い
安倍総理を支持しているのはネット右翼だと、左派系メディアが書きたてたときには唖然とした
ネット右翼層が、日本の総理を決める決定打になるほどの、組織力と動員力があったのか
まさに信じられないって感じですね。
若い世代は政治に関心を持たなかったのが常であり
そのためか、若い世代への保護が日本は海外に比較してかなり遅れている。
福祉と言えば老人に対して費やされるばかりであり、教育に費やされる予算はお寒い限りです。
子供を育てているような若年層世代には、まさに教育への国の支援の有無は大きいでしょうに
やはり若い世代、ことに女性が政治に関心を持たなかった
それが大きいでしょうね。
ここで、日本の女性も政治に関心をもってきたのなら
それは右傾化だろうが、左傾化だろうが
まあ、歓迎すべきことではないかと、私は思います
特にいまのような時代は、新たに政治に関心をもつ人たちは、右傾化する傾向にあるのは事実ですね
これはこれまで左傾化が酷かった事の反動とか、最近の隣国との緊張など
色々あるでしょう。
ネットだけで判断できることではなく、ネット右翼とくくるのは間違いでしょう
安倍総理を支持しているのはネット右翼だと、左派系メディアが書きたてたときには唖然とした
ネット右翼層が、日本の総理を決める決定打になるほどの、組織力と動員力があったのか
まさに信じられないって感じですね。
若い世代は政治に関心を持たなかったのが常であり
そのためか、若い世代への保護が日本は海外に比較してかなり遅れている。
福祉と言えば老人に対して費やされるばかりであり、教育に費やされる予算はお寒い限りです。
子供を育てているような若年層世代には、まさに教育への国の支援の有無は大きいでしょうに
やはり若い世代、ことに女性が政治に関心を持たなかった
それが大きいでしょうね。
ここで、日本の女性も政治に関心をもってきたのなら
それは右傾化だろうが、左傾化だろうが
まあ、歓迎すべきことではないかと、私は思います
特にいまのような時代は、新たに政治に関心をもつ人たちは、右傾化する傾向にあるのは事実ですね
これはこれまで左傾化が酷かった事の反動とか、最近の隣国との緊張など
色々あるでしょう。
ネットだけで判断できることではなく、ネット右翼とくくるのは間違いでしょう
2016年1月5日に日本でレビュー済み
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筆者を始め登場する女性が雪国の駒子の様な逞しく美しく眩い1冊
2013年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インターネットの普及により、画一的な戦後教育のもとで塗り潰されてきた歴史の真実を誰もが探れるようになっている。本書は、著者を含む若い女性たちが、日本の現状に疑問を抱き、学び、考え抜いて愛国に目覚め、立ち上がるまでの心の動きを丁寧に追い、その活動内容を具体的に紹介している。無名の個人の行動がこれほどの説得力を持って語られるのは、登場する誰もが真実に目を向け続けているからだろう。共感しながら一気に読むことができ、大いに勇気づけられた。