装丁は安っぽいビジネス書だが、中身はきちんとしている。
中国経済に食い込む外資勢力として、日米がこの10年で逆転し、アメリカ資本はもはや日本の追随を許さないほどの食い込みを見せていることが分かる。
そのキーパーソンは、キッシンジャーやブッシュシニアなど。
中国は、鄧小平による経済開放以来、外資の力で経済発展してきたから、外資天国のように思えるが、それでもアメリカと繋がる鄧小平系と民族主義の毛沢東系の政治家の対立があるから一応「健全」かもしれない。
それに較べると、日本は親米勢力が強すぎて(小泉圧勝、2005年時点)ダメだ。
この本の言う通り、中国市場では日本はアメリカに惨敗し、しかも日本国内はアメリカ資本に食い荒らされ、これから日本はどうなるのだろう。

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人脈で読む中国の真実: 食い込むアメリカ食われる日本 単行本 – 2002/6/1
青木 直人
(著)
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2002/6/1
- ISBN-104408105007
- ISBN-13978-4408105000
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商品の説明
著者からのコメント
著者 青木直人, 2002/06/08
キッシンジャーたちは中国でなにをしているのか
米中の安全保障分野の対立は続いている。だが
キッシンジャーたちは中国でなにをしているのか
米中の安全保障分野の対立は続いている。だが
よくみると、中国は言葉の上ではともかく現実には米国に対して強硬な姿勢をとりえてはいない。それは共産党がサバイバルできるのかどうかの鍵が市場経済の行方にかかっていて、そのためには米国のグローバリズムに同調せざるを得ないからだ。その中心パワーたる米国ビッグビジネスと元政府高官たちのコンサルタント活動が中国でどれほど威力を発揮しているのかを書いてみた。AIG,コカコーラのキッシンジャー、べクテルとシュルツ国務長官、ユナイテッドテクノロジーとヘイグ国務長官、シティグループとルービン財務長官など。
朱総理の周囲に韓国系アメリカ人ブレーンがいることも指摘しておいた。
米中関係は単色ではない。米中闇の巨大人脈の現実を知っておいてほしい。
内容(「MARC」データベースより)
「人治国家」中国では人脈がモノをいう。この人脈こそ、国交正常化から30年の歳月で日本が失い、反対にアメリカが獲得したものだ。知られざる「人脈」から解き明かす、日米逆転の謎、中国の真実。
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2002/6/1)
- 発売日 : 2002/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 212ページ
- ISBN-10 : 4408105007
- ISBN-13 : 978-4408105000
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,766,445位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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