これだけの資料は流石にもう出る事は無いでしょう...
只のリスト、生存者の証言、数値データだけの本は数えきれない程にありますが
それらの信頼できる部分をまとめて検証を加えたこの本は凄い...
前半50頁が数値資料や考察、後半100頁がリストです。
参考資料が気になる所ですが、
The Japanese Merchant Marine in World War II
戦時船舶史
太平洋戦争沈没艦船遺体調査大鑑 (1977年)
日本商船隊戦時遭難史 (1962年)
「戦前船舶」2004年第104号
あの戦争 太平洋戦争全記録〈上〉
あの戦争 太平洋戦争全記録〈中〉
あの戦争 太平洋戦争全記録〈下〉
海上護衛戦 (文庫版航空戦史シリーズ (24))
戦時造船史―太平洋戦争と計画造船
などのようです。
まだ未入手のモノもありますね...
これからのコレクションの参考にもなりそうです。

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太平洋戦争 喪われた日本船舶の記録 大型本 – 2009/3/28
宮本 三夫
(著)
太平洋戦争中の海上輸送では,一般の商船が徴用され,多くの被害が発生しました。太平洋戦争による被害というと,原爆投下や東京大空襲が有名ですが,海上での被害というとあまり知られていません。
戦時中の船舶被害については,すでにいくつかの資料が刊行されているものの,それらを総合的に分析した研究成果は今日に至るまで発表されていませんでした。
本書はそれらの記録を集め,多角的に分析を加えた貴重な資料です。被害の分類は,時系列に始まり,沈没原因・船型・船種・海域・徴用先など多岐にわたっています。後半には被害の記録をまとめた数種類の一覧表を収録しているので,どの船がいつどこに沈んだかといったような,辞書的な使い方も可能です。一見無味乾燥とした数字の羅列のなかから,著者の鎮魂の思いが読み取れます。
戦後60年以上を経て,今後新たに船舶被害に関する資料を入手することは期待できない状況にあります。本書は船舶被害に関する全ての既刊資料を参考にした「総まとめ」ともいえる内容であり,今後の近代海運史研究の基礎となるものです。
戦時中の船舶被害については,すでにいくつかの資料が刊行されているものの,それらを総合的に分析した研究成果は今日に至るまで発表されていませんでした。
本書はそれらの記録を集め,多角的に分析を加えた貴重な資料です。被害の分類は,時系列に始まり,沈没原因・船型・船種・海域・徴用先など多岐にわたっています。後半には被害の記録をまとめた数種類の一覧表を収録しているので,どの船がいつどこに沈んだかといったような,辞書的な使い方も可能です。一見無味乾燥とした数字の羅列のなかから,著者の鎮魂の思いが読み取れます。
戦後60年以上を経て,今後新たに船舶被害に関する資料を入手することは期待できない状況にあります。本書は船舶被害に関する全ての既刊資料を参考にした「総まとめ」ともいえる内容であり,今後の近代海運史研究の基礎となるものです。
- 本の長さ151ページ
- 言語日本語
- 出版社成山堂書店
- 発売日2009/3/28
- ISBN-104425303512
- ISBN-13978-4425303519
登録情報
- 出版社 : 成山堂書店 (2009/3/28)
- 発売日 : 2009/3/28
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 151ページ
- ISBN-10 : 4425303512
- ISBN-13 : 978-4425303519
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,825,895位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2014年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太平洋戦争時における日本商船の被害について纏めた著作である。以前に出版された「日本商船戦時遭難史」と同じく戦時中に撃沈された日本商船のリストが掲載されている他、前作にはなかった部分として輸送船団単位で見た被害についての分析もある。船団の護衛効率について分析するには便利である。
データ的には「日本商船戦時遭難史」からあまり進歩していないが、データが新しい分、こちらの方が内容的に細かく、また信頼度も高い。どちらか一冊を選ぶとしたらこちらの方がコストパフォーマンスが良いかもしれない。
データ的には「日本商船戦時遭難史」からあまり進歩していないが、データが新しい分、こちらの方が内容的に細かく、また信頼度も高い。どちらか一冊を選ぶとしたらこちらの方がコストパフォーマンスが良いかもしれない。
2009年4月4日に日本でレビュー済み
今日まで数多の大小船舶が戦争に駆り出され、膨大な犠牲を余儀なくした事実は、断片的に各種文献で公表されているが、今回刊行された本書は、冒頭で海上補給戦敗北=継戦力への影響
を論じ、商船隊・船員・兵員及び航路別輸送船団の被害を多数の図表で分析していて、この分野の研究資料としても価値がある。
を論じ、商船隊・船員・兵員及び航路別輸送船団の被害を多数の図表で分析していて、この分野の研究資料としても価値がある。