保守系議員の故中川昭一氏と
中国出身のベンチャー企業創業者
宋文州氏との珍しい組み合わせの対談集。
異質な者同士が交わった時の化学変化が楽しめます。
多分野にわたる大雑把な対談なのでつきつめた結論が出ている
わけではありませんが、これからの日本を考える上で重要な
ヒントがたくさんあるのではないかと思いました。
不愉快な対話という題名ですが、時折ジョークを飛ばしながら
議論を楽しんでいるという雰囲気が伝わってきます。
中川氏ならもっと日本のための政治をやってくれたのでは?
と思うと残念でなりません。

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どうした、日本―中川昭一と宋文洲の不愉快な対話 単行本 – 2008/4/18
中川 昭一/宋 文州
(著)
「サブプライム問題」、「株価下落」、「毒餃子」、「原油高騰」・・・・・・。2008年もまた不安とともに走り出した。外資の台頭、取り残される日本経済、雇用格差、少子化、高齢化、都市と地方、日本が抱える憂鬱の原因とは?元気のない「日本」と元気過ぎる「中国」、不釣合いな組み合わせの二人が解決へのヒントを探る。
【本書の構成】
第1章 「差」のない社会はよい社会か
◆「格差」という言葉は英語にも中国語にもない◆日本の雇用形態こそ格差を生み出す◆フリーター希望者と正社員の間に格差はない
第2章 日本に刺激を与える
◆シンプルな新目標が日本を元気にする◆内外の投資家の目に映る日本◆「僕は今、〝死〟について意識しはじめています」
第3章 金融軽視の社会はやがて製造も落ちる
◆自国への無関心と外資への偏見◆日本人投資家はどこへ消えたか◆高く買って、安く売る日本人◆サブプライム問題で私の考え方が変わった
第4章 埋蔵されている日本の資産
◆日本の妥当人口は二億人? それとも八千万人?◆「産めない理由」と「働けない理由」◆外国人労働者が使えない日本の空気◆東京のどこが「地方自治体」か
第5章 教育の村にオオカミが来る
◆戦前教育はつまり戦争教育か◆先生たちの不法残業◆知識人を大事にしない今の日本
第6章 米国と中国、二つの毒入りギョーザ
◆サブプライムという毒入りギョーザ◆アメリカ経済の回復は意外に早い?◆毒ギョーザから見えてくるもの
第7章 日中関係と日本の外交
◆中国は敵対国ですか◆良くも悪くも〝一衣帯水〟◆前向きな日中関係
【本書の構成】
第1章 「差」のない社会はよい社会か
◆「格差」という言葉は英語にも中国語にもない◆日本の雇用形態こそ格差を生み出す◆フリーター希望者と正社員の間に格差はない
第2章 日本に刺激を与える
◆シンプルな新目標が日本を元気にする◆内外の投資家の目に映る日本◆「僕は今、〝死〟について意識しはじめています」
第3章 金融軽視の社会はやがて製造も落ちる
◆自国への無関心と外資への偏見◆日本人投資家はどこへ消えたか◆高く買って、安く売る日本人◆サブプライム問題で私の考え方が変わった
第4章 埋蔵されている日本の資産
◆日本の妥当人口は二億人? それとも八千万人?◆「産めない理由」と「働けない理由」◆外国人労働者が使えない日本の空気◆東京のどこが「地方自治体」か
第5章 教育の村にオオカミが来る
◆戦前教育はつまり戦争教育か◆先生たちの不法残業◆知識人を大事にしない今の日本
第6章 米国と中国、二つの毒入りギョーザ
◆サブプライムという毒入りギョーザ◆アメリカ経済の回復は意外に早い?◆毒ギョーザから見えてくるもの
第7章 日中関係と日本の外交
◆中国は敵対国ですか◆良くも悪くも〝一衣帯水〟◆前向きな日中関係
- 本の長さ278ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2008/4/18
- ISBN-104478082685
- ISBN-13978-4478082683
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2008/4/18)
- 発売日 : 2008/4/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 278ページ
- ISBN-10 : 4478082685
- ISBN-13 : 978-4478082683
- Amazon 売れ筋ランキング: - 519,178位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,971位政治入門
- - 73,255位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年、中国山東省生まれ。84年に中国・東北大学を卒業後、翌年北海道大学大学院に国費留学。同大学院工学研究科を修了。天安門事件で帰国を断念 し、日本の会社に就職するも、勤務先が間もなく倒産。92年にソフト販売会社ソフトブレーンを創業し、代表取締役に就任。経営を通して日本企業の非製造部 門の非効率性を痛感し、98年には営業など非製造部門の効率改善のためのソフト開発と販売、コンサルティングサービス提供開始(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる!中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い! (田原総一朗責任編集2時間でいまがわかる!)』(ISBN-10:4776205955)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずっと気になっていたが、時間がとれたのでやっと入手し、一気に読了した。
普段はあまり縁のないジャンルの本だが、一人の政治家の志と器量というものが浮き彫りになっていて面白かった。
対談を新聞や雑誌記事ではなく、単行本にするのは難しそうに思うが、対談の臨場感もニュース性も損なわれていない。読んでいくうちに自分も二人の議論に引き込まれていた。
読み終えたら、誰かと議論がしたくなってきた。
学生時代の友人でも呼び出してみるか…。
普段はあまり縁のないジャンルの本だが、一人の政治家の志と器量というものが浮き彫りになっていて面白かった。
対談を新聞や雑誌記事ではなく、単行本にするのは難しそうに思うが、対談の臨場感もニュース性も損なわれていない。読んでいくうちに自分も二人の議論に引き込まれていた。
読み終えたら、誰かと議論がしたくなってきた。
学生時代の友人でも呼び出してみるか…。
2008年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
政治家のイメージをいい意味で裏切ってくれる対談本だ。非常に具体的な日本の苦悩に対して、丁寧かつ前向きに対策を考えていく日本の政治家と中国人実業家の構図はとても新鮮。旬な話題が、テンポよく、具体例やデータが提示されながら進んでいくので、あっという間に読み終わってしまうが、読み終えたとき、結構な知識をインプットした満足感が得られた。堅実で極めてノーマルな生活感を持つ二人の間には、立場も国籍も違いながらも、そこには、さわやかな友情と敬意がある。また新たな話題での二人の対談を期待したい。
2011年3月30日に日本でレビュー済み
私も、中川氏の逝去に伴い、昨年あたりから読ませて頂きました。
保守派の中川氏と中国出身の宋氏という不釣り合いな組み合わせは不思議な本として世に出されました(これも一種の奇書)。
本書を読むと、中川氏がテレビやマスコミでは知られていない一面が見えてくる本でもあります。
保守派の中川氏と中国出身の宋氏という不釣り合いな組み合わせは不思議な本として世に出されました(これも一種の奇書)。
本書を読むと、中川氏がテレビやマスコミでは知られていない一面が見えてくる本でもあります。
2009年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中川先生の逝去に伴い、遅ればせながら拝読しました。
対中外交の姿勢ではとかく強硬派とされてきた中川さんですが
内容は経済から外交、農業と幅広い対談になってます。
途中、対談相手の宋さんに対し「あなたのそういうところが嫌」というような
発言もあり、ざっくばらんに行われた対談であることが伺えます。
あまり堅苦しくならずに読める上に、読み応えのある政治の本だと思います。
対中外交の姿勢ではとかく強硬派とされてきた中川さんですが
内容は経済から外交、農業と幅広い対談になってます。
途中、対談相手の宋さんに対し「あなたのそういうところが嫌」というような
発言もあり、ざっくばらんに行われた対談であることが伺えます。
あまり堅苦しくならずに読める上に、読み応えのある政治の本だと思います。
2009年1月4日に日本でレビュー済み
麻生内閣が誕生してからこの方も頑張ってるんだと思います中川昭一さんは現代日本を支えるの希望の一人であると思っています頑張って欲しい
2009年10月6日に日本でレビュー済み
中川昭一氏と宋文州氏との対談本。内容は社会問題、経済問題、教育問題、歴史問題にわたるが
宋文州氏が民間人だけに特に経済問題について自分の思いを存分に話している感があるが
中川昭一氏は政治家という多方面に利害関係者を持つ立場であるだけに、やや歯切れが悪いようだ。
しかし、歴史問題になると、一転し中川昭一氏の日本は負けないという強い意思が浮かびあがってくる。
中川昭一氏は常に日本を良くするにはどうすれば良いかという姿勢で物を考えているのが良く分かる。
当たり前のことのようだが、現総理と比べその発想は確かに大きくかけ離れていると思う。
なお第2章ではこのように述べている
「死を意識するというのは、まあ、落選を含めてなんですが・・・・。
僕は、自分が五四歳になって、父があと三年で死んだかと、と思うことがあるんです。
父(中川一郎元衆議院委員)の死というものをすごく意識します。」
麻生元総理、安倍元総理も盟友を失いさぞ気落ちしていることかと思いますが、
中川昭一氏に恥ずかしくないよう、再度自民党を真の保守政党として立て直して頂きたいと思うばかりだ。
なお、各章は以下のとおり
第1章 「差」のない社会は良い社会か
第2章 日本に刺激を与える最後の方法
第3章 金融軽視の社会はやがて製造業も落ちる
第4章 埋蔵されている日本の資産
第5章 教育の村にオオカミが来る
第6章 米国と中国、二つのドく入りギョーザ
第7章 日中関係と日本の外交
宋文州氏が民間人だけに特に経済問題について自分の思いを存分に話している感があるが
中川昭一氏は政治家という多方面に利害関係者を持つ立場であるだけに、やや歯切れが悪いようだ。
しかし、歴史問題になると、一転し中川昭一氏の日本は負けないという強い意思が浮かびあがってくる。
中川昭一氏は常に日本を良くするにはどうすれば良いかという姿勢で物を考えているのが良く分かる。
当たり前のことのようだが、現総理と比べその発想は確かに大きくかけ離れていると思う。
なお第2章ではこのように述べている
「死を意識するというのは、まあ、落選を含めてなんですが・・・・。
僕は、自分が五四歳になって、父があと三年で死んだかと、と思うことがあるんです。
父(中川一郎元衆議院委員)の死というものをすごく意識します。」
麻生元総理、安倍元総理も盟友を失いさぞ気落ちしていることかと思いますが、
中川昭一氏に恥ずかしくないよう、再度自民党を真の保守政党として立て直して頂きたいと思うばかりだ。
なお、各章は以下のとおり
第1章 「差」のない社会は良い社会か
第2章 日本に刺激を与える最後の方法
第3章 金融軽視の社会はやがて製造業も落ちる
第4章 埋蔵されている日本の資産
第5章 教育の村にオオカミが来る
第6章 米国と中国、二つのドく入りギョーザ
第7章 日中関係と日本の外交
2008年5月26日に日本でレビュー済み
読んでいて不愉快になりました。
サブタイトルに「中川昭一と宋文洲の不愉快な対話」とあります。「良薬は口に苦し」のことわざ通り、日本人にとって耳の痛い話ではあるけれど、有意義な日本再建策が話されている本だと思って読み始めました。
ところが、読むにつれて、サブタイトル通り、不愉快になるばかり。
どうして不愉快になるのか、考えてみました。結局、ふたりとも、他人事としか見ていないんですね。
例えて言うと・・・・川で溺れている子供がいる。その川のほとりで、二人がワインを傾けながら、のんきに話をしている。「あのくらいじゃ、まだまだ溺れているとは言えんよな」「まあ、本当に死にそうになったら、泳ぎだすんじゃないかねえ」・・・
もちろん、ここは自由の国、日本です。何を語ろうと、憲兵が引っ張りにくるわけではありません。せいぜい世間の顰蹙を買うだけです。
それにしてもダイヤモンド社はどんなつもりでこの本を出版したんでしょう?
サブタイトルに「中川昭一と宋文洲の不愉快な対話」とあります。「良薬は口に苦し」のことわざ通り、日本人にとって耳の痛い話ではあるけれど、有意義な日本再建策が話されている本だと思って読み始めました。
ところが、読むにつれて、サブタイトル通り、不愉快になるばかり。
どうして不愉快になるのか、考えてみました。結局、ふたりとも、他人事としか見ていないんですね。
例えて言うと・・・・川で溺れている子供がいる。その川のほとりで、二人がワインを傾けながら、のんきに話をしている。「あのくらいじゃ、まだまだ溺れているとは言えんよな」「まあ、本当に死にそうになったら、泳ぎだすんじゃないかねえ」・・・
もちろん、ここは自由の国、日本です。何を語ろうと、憲兵が引っ張りにくるわけではありません。せいぜい世間の顰蹙を買うだけです。
それにしてもダイヤモンド社はどんなつもりでこの本を出版したんでしょう?