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やさしい微積分 (ちくま学芸文庫 ホ 13-1 Math&Science) 文庫 – 2008/8/6
- ISBN-104480091491
- ISBN-13978-4480091499
- 出版社筑摩書房
- 発売日2008/8/6
- 言語日本語
- 本の長さ182ページ
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2008/8/6)
- 発売日 : 2008/8/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 182ページ
- ISBN-10 : 4480091491
- ISBN-13 : 978-4480091499
- Amazon 売れ筋ランキング: - 495,493位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
盲目の数学者、ロシアのポントリャーギンが、ロシアの中学生のために書いた
解析学の教科書です。訳本で、169ページのコンパクトな本の中に、独自の
教育観にもとづくオリジナルな解説があります。
中身は、導関数とその計算、極大と極小、三角関数の導関数と微分、積分論、
ニュートンの2項式、指数関数と対数関数などとなっています。
わがくにの高校の範囲に重なっています。
微分の概念を説明するのに、極限から入らないで、接線と導関数の定義から
始めていることに特徴があります。
放物線のような曲線を取り上げて、その上に定点aと動点bをとり、a,bを結ぶ
線分(割線)を考える。そして点bを点aに近づけてみる。点bがaに限りなく近づく
ときに、割線が点aにおける接線になる、というように説明しています。
説明には、グラフ図が添えてあるのですが、説明の文章を読むだけで、割線が
接線に近づくことが、生き生きと想像できるように書かれています。
本書全体が、イメージ豊かな叙述になっています。
練習問題と解答が付けられているので、高校生なら、問題を解きながら理解を
確認することができるでしょう。
高校の教科書とは、またちがった題材もとりあげてあるので、きっと、興味深く
読める本だと思います。
解析学の教科書です。訳本で、169ページのコンパクトな本の中に、独自の
教育観にもとづくオリジナルな解説があります。
中身は、導関数とその計算、極大と極小、三角関数の導関数と微分、積分論、
ニュートンの2項式、指数関数と対数関数などとなっています。
わがくにの高校の範囲に重なっています。
微分の概念を説明するのに、極限から入らないで、接線と導関数の定義から
始めていることに特徴があります。
放物線のような曲線を取り上げて、その上に定点aと動点bをとり、a,bを結ぶ
線分(割線)を考える。そして点bを点aに近づけてみる。点bがaに限りなく近づく
ときに、割線が点aにおける接線になる、というように説明しています。
説明には、グラフ図が添えてあるのですが、説明の文章を読むだけで、割線が
接線に近づくことが、生き生きと想像できるように書かれています。
本書全体が、イメージ豊かな叙述になっています。
練習問題と解答が付けられているので、高校生なら、問題を解きながら理解を
確認することができるでしょう。
高校の教科書とは、またちがった題材もとりあげてあるので、きっと、興味深く
読める本だと思います。
2020年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全く微分積分が分からない人に対する入門書としては厳しいと考えます。正直、一度別の方法で微積分を習っているから何とか読むことが出来る内容です。
微積分について深めたい人。いろいろな教え方を考えている人向けです。
微積分について深めたい人。いろいろな教え方を考えている人向けです。
2015年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館でちょっと立ち読みをしていたら、はまってしまいました。ちょっと立ち読みレベルではありません。確かに名著と言われるだけあって、読者が理解できるように書かれていることがわかります。特に、11章12章は絶妙です。テクニックを教えることではなく、理解するための説明・教え方がどのようなものであるかがよくわかります。ぜひ一読をお勧めいたします。
2011年3月7日に日本でレビュー済み
高校の数学なのですが,薄い本で色々な項目を流れるようにうまく繋げて説明してあります.すらすら読めてしまいましたが,これは内容が高校レベルだと言うこともありますが,なにより書き手の説明がうまいからで,十分に内容や項目配置を吟味していることが伺えます.実際,訳者後記にポントリャーギンは,本は検討を重ねるごとに薄くなり分かりやすくなるとの説明があったことからこのように薄くする為に労力をかけていたのだと思いました.これは"物理数学の直観的方法"や伏見"量子統計力学"でも似たようなことを言っていたような気がするので,きっと本当のことなのでしょう.また,ポントリャーギンのような一流の数学者にとっても入門時には極限の理論は厳密にやらない方がよいという意見を持っているのはおもしろいことだと思いました.