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雪中の奇跡 単行本 – 1989/11/1

4.6 5つ星のうち4.6 19個の評価

商品の説明

出版社からのコメント

出版社 アートボックス編集部,2002/02/01
個々の戦闘の展開、兵器の運用に焦点をおいて描かれた冬戦争の全貌。
1939年11月、ソ連邦は人口わずか370万の小国フィンランドへの攻撃を開始しました。フィンランドに侵入したソ連軍は戦車、装甲車3000両、航空機2500機を擁し、その延べ兵力は150万にも達しました。各国はソ連邦の無法な侵略に対して抗議の声を上げると同時に、固唾を呑んで孤立無援で戦うフィンランドの壊滅を待っていました。実戦機百機、戦車十数両、旧式な砲兵器材と第一次大戦当時の装備しかない歩兵からなるフィンランド軍の抵抗が潰えるのは時間の問題であろうと思われました。だが1週間が過ぎ、2週間が過ぎてもフィンランド軍は戦いつづけ、1ヶ月後、ソ連軍の進撃はぴたりと停まりました。やがてソ連師団は、一つ、また一つと全滅して行き、林道に連なるおびただしい数の凍死体と戦車の残骸が世界中の新聞紙面を飾りました。雪に閉ざされたフィンランドの林道でいったい何が起こったのでしょうか。写真は206点が掲載されています。主な内容は以下の通りです。プロローグ(日露戦争)、ヘルシンキ空爆、我々は屈服しない、フィンランドを解放せよ、バルチック艦隊出撃、ささやかな兆候、中央分断作戦、モロッコの恐怖、反撃が始まった、海上での戦い、スンマでの激戦、第27歩兵連隊の反撃、いつの日にか、ラドガ湖畔での戦闘、敵機発見、世界最悪のクリスマス、赤い鷹の襲撃、戦術を変え始めたソ連軍、第163狙撃師団の壊滅、雪中の奇跡、1939年の総決算、対戦車戦、空爆下のトゥルク市、悲劇の義勇パイロット達、ソ連中央軍事会議、フィンランド軍の塹壕、英仏軍がやって来る、救援を阻む壁、気をつけろ踏みつぶされるぞ、百万要塞、鋼鉄の悪魔、撲滅射撃、戦線縮小、将軍包囲陣、戦闘機魂、ホンカニエミ戦車戦、氷上の進撃、君らにすべてがかかっているのだ、飛べるものは全て行け、最後の迎撃戦、奇跡は終わった、エピローグ、解説・三野正洋

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 大日本絵画 (1989/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1989/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4499205360
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4499205368
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 19個の評価

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梅本 弘
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年4月4日に日本でレビュー済み
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ソ連・フィンランド間で勃発した冬戦争のストーリーです。フィンランド軍の奮戦とスターリンの戦争指導の未熟さや屈指の悪天候によってソ連軍は大損害を受けます。ですがやはりそこは恐怖のソ連赤軍でしょう、2月以降は人事刷新により戦線を立て直して大規模な攻勢作戦を行い、南部の防衛戦を突破。3月にはフィンランドは領土割譲を含む苛酷な講和を強いられます。この本は小国が大国の恫喝を受けた時にどういう行動をすればよいか?そしてその結末はどうなるか、良きエッセンスが多々含まれています。フリーハンドの無い国家、アキレス腱を抱えた国家の立ち振舞い方を学べます。少しばかり地図や地名に混乱が見られ読みづらい箇所がありますが、読めば必ずや沢山の収穫が得られることでしょう。
政治の失策により困難な戦争に陥った時、それを救うのは小手先の対外パフォーマンスではなく、絶望的な状況でもあきらめない前線兵士達の超人的な戦いぶりにこそあります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年7月18日に日本でレビュー済み
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フィンランド戦史に興味のある方には一読の価値があります。歩兵、戦車隊、戦闘機隊が冬戦争時にスターリンのソヴィエトとどのように戦ったか、詳細な調査を元に小説のように興味深く読むことができます。
梅本氏の他の書籍と同様、図版も豊富で当時の様子をよく再現しています。
個人的には、ルーッカネンやユーティライネンなどの所属する飛行隊でこのような本を書いてくれたら読みたいと思います。
この分野に興味ある方には文句なくおすすめします。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月14日に日本でレビュー済み
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映画「 ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦 オリジナル完全版(字幕版) 」を観た後、ソ・フィン戦についてもっと詳しく知りたいと思い、本書にたどりつきました。

圧倒的な兵数、兵器の差がありながら、独立国家・土地を守りたいというフィンランド人の強い意志・団結、厳しい冬と共存しながら戦う工夫などによって、ソ連軍側に圧倒的に多くの戦死傷者を出し、驚くほど多くの戦車を撃退・捕獲し、まさに奇跡といえる戦いの数々の記録を感動しながら読ませて頂きました。

日本人である著者は何回ともなくフィンランドを訪れ、話を聞いたり情報収集した様で、各戦闘の様子、参加した連隊名、兵士の戦いぶり・証言、用いられた武器、兵力、損害、捕獲した兵器等、詳細な情報を記しており、これだけの情報を集めるのはさぞかし大変だったろうと思いました。各隊や戦闘地域の様子があちこちにちりばめられて記載され、各戦闘で用いられた兵器の詳細情報が出てきたりと読むのに少し時間がかかりますが、個人的にはこの奇跡のストーリーをじっくりかみしめながら読みたかったので、自分的にはそれほど気になりませんでした。

文章に加え、戦車、砲、雪中の陣地の中の兵、スキーで行動する兵等、写真が多く盛り込まれており、雪中の戦闘の様子をよくイメージする事ができました。中でもフィンランド軍がソ連から捕獲した戦車の写真が多く、様々な型の戦車、雪中で撃破・放棄された戦車、捕獲した後にフィンランドが加工を施した戦車、白いT-28等、様々な戦車の写真が出てきて興味深く拝見しました。

フィンランド軍は火炎瓶や集束爆薬で驚くほど多くのソ連軍の戦車を捕獲、撃破した様で、そのエピソードが複数詳細にわたって紹介されていて、フィンランド兵の勇敢さに驚きながら読み進めました。

フィンランド人の勇敢さ、独立国家や領土を守ろうという強い強い意志、彼らが起こした奇跡、この感動は本当に言葉ではいいつくせないものと思いました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年3月10日に日本でレビュー済み
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冬戦争の全貌が明らかになっていました。
2010年11月23日に日本でレビュー済み
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ソ・芬戦争の前半、冬戦争
判官びいきかもしれないが、フィンランド軍兵士・国民の勇戦に震えた。

1939年11月30日早朝、国境沿いに展開していたソ連軍は猛烈な砲撃を開始し
30分後戦車を先頭に国境を越えた。
マイネルヘイム元帥は全国民と兵士に布告
「我々は戦う、家郷のため、信義のため、祖国防衛のために」
人口370万の小国フィンランドは人口60倍超の隣国の理不尽な要求に屈せず銃を取った。
その百五日間の奇跡の戦いの記録が本書である。

そして1940年3月13日圧倒的な国力の差、戦力の差は抗しがたくフィンランドは孤立無援のまま力尽きた
しかしその記憶は今でも鮮烈に「雪中の奇跡」として残る。
国が存続する・生き残る・独立を守ることは存在を賭した闘いにあることを知る。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月21日に日本でレビュー済み
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第二次大戦史の中でかくも小国フィンランドが超大国ソ連と戦い、圧倒的な勝利を収めたとは、感動のヒストリーです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年11月23日に日本でレビュー済み
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冬戦争で大国ソビエトを相手に主義を乗り越え一致団結して抵抗し敗れはしたものの相手に大損害を与え同時期に日本がノモンハンで大敗したのとはかなりちがいました(もっともノモンハンでもソビエトの損害も甚大でしたが)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年10月21日に日本でレビュー済み
本書は1939年11月末から翌年3月まで行われた第1次ソ・芬戦争、
いわゆる「冬戦争」の始まりから終わりまでを描きます。
「Model Graphix」誌上の連載をまとめたもので、当時は私も
フィンランド兵たちの激闘をハァハァしながら読んでおりました。
残念ながら冬戦争について日本語で読める本は限られており、
…というか、この本を入れても数冊です。

作中では実際に戦闘へ参加された方の日記・手記から引用した細か
い戦闘描写がこれでもかと続き、間に大局の動きが入ります。
迫り来る赤軍大戦車部隊を相手に、火炎瓶や収束手榴弾、そして
根性(最大の武器)で頑張るフィンランド兵の姿には涙を禁じ得ま
せん。また、組織のへっぽこぶりから雪降り積む森の中で次々に
凍死していく赤軍兵士の姿は哀れを誘います。戦争って空しいね。

ビジュアル面でも貴重な写真がてんこ盛り。B級、C級兵器大集合と
いったところでたまりません。多砲塔戦車スキーな俺歓喜。
世のマイナー兵器マニアならぜひ御一読を。

あえて注文するとしたら…あちこちに引用をそのまま突っ込んであ
るので戦いの流れが掴みにくい、地図がないので敵味方の位置関係
がよくわからないといったところでしょうか。
まあそれはそれとして、マイナーな戦争の戦記物としては、上々の
部類に入ると思います。

「いざとなったら、どれだけ正義がこちらにあろうと誰も助けてく
 れない、自力で頑張るしかない」という、国際社会の冷酷な
(当たり前の)現実を知るための一冊といえましょう。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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