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リフレと金融政策 単行本 – 2004/1/1

4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

金融政策論から、米国の景況分析、日本の長期停滞脱出の政策を提言。FRB理事に就任後も政策・マーケット関係者の注目を集めている著者の講演、および解説・インタビューを収録。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2004/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 212ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4532350751
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532350758
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

著者について

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B.S.ベルナンケ
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年2月28日に日本でレビュー済み
 デフレとそれに対して中央銀行だけがとることのできる措置(非伝統的金融政策)、および政府との連携のもとに可能な措置に関する講演を中心とした書。日本の金融政策(当時)に対して、物価水準目標(物価水準を、過去数年間のデフレの代わりに、例えば、年率1%の緩やかなインフレによって到達していたであろう水準まで回復させること約束する)と、財政当局との連携による「ボンド・コンバージョン」、さらには減税と日銀による買い入れ(実質的な通貨発行益による減税)を提唱している。同じく最適制御の理論を使っていながら、金融政策と弾道計算には大きな違いがあるとし、そこから金融政策におけるコミュニケーションの重要性を指摘するなど、巧みな比喩により、専門用語だけに頼らないわかりやすい説明が心がけられている。インフレ目標政策については、制約下の裁量という政策枠組みと、インフレ予想をつなぎとめるコミュニケーション戦略という2つの要素によって説明されている。
 経済がデフレに陥っても、「中央銀行の弾薬は尽きない」とし、これは、FRB理事としてデフレに対し断固として立ち向かうという決意表明とも受け取れる。減税と日銀による買い入れについては、訳者解説にあるように、本質的には「ヘリコプター・マネー」(フリードマン)と同じであるが、インフレ目標政策による通貨管理と組み合わされている点で、単なる「インフレ税」論者とは一線を画す。もちろん、「困ったらいつでもヘリコプターでお金をばらまけばいい」などと言っているわけではない。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月8日に日本でレビュー済み
インフレーション デフレ均衡 デフレ とインフレーションの% 解析と対策 政策決定に関する 制度のディスカッションと決定事項。翻訳の書籍には、タグをお勧めするよ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞広告で、今やFRBでグリーンスパン議長に次いで市場に影響力のあるバーナンキが金融政策について論じた本が翻訳されて出版されるの知って、早速注文を出した。届いた本を開けてびっくり、見覚えのある講演原稿をいくつか翻訳しただけの本であった。この本に掲載されているバーナンキの講演文5つはすべて、FRBのホームページで無料で入手できる。バーナンキの英語はグリーンスパン議長のそれよりずっと平明なので英語に抵抗の無い方であれば原文を読むことをお勧めする。
2002年8月にFOMCのメンバーとなったバーナンキは、学者出身の金融や物価について詳しい理論派で、セントラルバンカーとしてはやや異色だが、いまやFedの(これまでのパターンと違った金融政策)方針を世の中に噛み砕いて説明することに関して中心的な役割を担っている。
ここで、翻訳されている講演は、この1,2年思いがけない物価上昇率の下落に見舞われた米国経済に対して試行錯誤するFedの姿を一つの側面から知るという意味で興味深いものになっている。学者であったバーナンキが、セントラルバンカーとしての経験が長くなるにつれて、低インフレが継続する原因のメカニズムをより複雑なものとして考えるようになったようだ。日本の金融政策に対する講演文もあるが、(米国経済のように)時間をかけて分析した結果に基づいたものではなく、バーナンキなりのアイデアの提示といった位置付けであろう。
星2つとしたのは、この講演文の内容に対してではなく、買う必要のない本であったという意味である。Fedの高官の金融政策に関する講演文ということであれば、グリーンスパン議長ののもなど重要なものが他にもいくつもあるのだが、バーナンキのものだけ取り出して約した出版社の意図は良く分からない。
尚、この本には翻訳者の解説がついているが、これは解説というよりは翻訳者の日本の金融政策に関する主張であった。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年5月31日に日本でレビュー済み
FRB理事時代のバーナンキ氏(現FRB議長)の5つの講演とインタビューを、「霞ヶ関埋蔵金男」こと高橋洋一氏が翻訳している異例の書だ。

2004年の発刊であり当時であればさして注目されなかったことであろうが、現実に米国が金融危機に直面し、かつ訳者の高橋氏が「時の人」となったので本書はがぜん魅力的なものになったのではないだろうか。

注目すべきは、バーナンキの講演の一つ目の訳文。

今日FRBが実行している作戦は、すべて準備済み(少なくともバーナンキの頭の中には)であったことが、惜しげもなく披露されている。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年2月1日に日本でレビュー済み
FRBのバーナンキ理事はプリンストン大学で教鞭をとったTopマクロ経済理論家であると同時に,それを援用し大恐慌研究にあらたな知見をもたらした研究者である.実務・理論・歴史の三拍子そろった氏の金融政策に関する考え方を知る上で本書は格好の入門書となっている.本書は氏の5つの講演を中心に構成されているが,そのいづれからも浮かび上がってくるのは,金融政策(ひいてはそれを行う中央銀行)の重要性の認識とデフレへと闘うという確固たる信念である.現代日本では,中央銀行に「できることはない」「たいして経済に影響を与えない」といった見解が示されることがあるが……それが明確に誤りであることを知るためにぜひ一読いただきたい.また,同書には訳者である高橋洋一氏の解説が添えられているが,こちらもリフレ政策の根拠とFAQがまとめられており議論の整理に有用であると考えられる.
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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