この本を読む前は、女性には母性があり、職業女性より専業主婦の方が子供にとって良い。愛情が注げると勘違いしていました。この本は、幼児教育、保育にかかわっている人にぜひ読んでください。母親の悩みや神話が母親を苦しめていることが理解でき、寄り添えることができると思います。
興味を持った人は、この本に中にある平成10年の厚生労働白書を本でください。母性神話について書いてあります。
平成10年厚生労働白書 http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpaz199801/b0029.html
母性神話について確認できると思います。
出版年月日が少し古いので、経済状況、労働観などが変化しているため、自分なりの解釈が必要な部分がありますが、目からうろこの1冊です。

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母性愛神話の罠 単行本 – 2000/4/1
大日向 雅美
(著)
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社日本評論社
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104535561567
- ISBN-13978-4535561564
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
子育てがつらい、子どもが可愛く見えないのはなぜ? 母性愛神話がもたらす弊害が、女性をはじめ社会のすべての人々にとって深刻な影響を及ぼしている実態に警告を発するとともに、母性愛神話からの解放をめざす。
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2001年6月26日に日本でレビュー済み
「おかあさん」という言葉に特別な響きのある「母性社会」日本。すべての物事には光と影があるにもかかわらず、この社会では母性の良い面・明るい面だけが強調・賛美され、その影の面があらわになりそうになると多くの人がアレルギー反応を起したかの如く感情的になり、議論になりにくい。本書では、男性、社会、そして育児経験のある女性までも「母性神話」に惑わされ、育児のしやすい社会をつくりだしにくくなっている現状を分かりやすく描き出している。母性の本質を凝視せず、その美しい部分だけをただやみくもに賛美することを戒める一冊。