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はじめての群論 単行本 – 2005/2/1

3.9 5つ星のうち3.9 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本評論社 (2005/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 174ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 453578504X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4535785045
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 8個の評価

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斎藤 正彦
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年9月20日に日本でレビュー済み
oct.08 120 att.

斉藤先生の本は昔、線形代数の本を読んだ?ことがあります。
あまりにも簡潔すぎて、読めませんでした。その印象があって、この本は敬遠してたのですが、
意外にも、中学3年生や高校生のための特別授業のまとめというもので、買ってしまいました。
2次行列だけを使って、置換と行列群のことが中心に書いてあります。
確かに、先のレビューにあるように、群の作用のはなし、可解群やべきれい群の話なども書いて
あり、初心者の私にはわからないところが多々あるのですが、行列のところは、具体的で読めそ
うです。

それにしても、この授業にでている高校生諸君はえらいですね。
行列を使う理論ですから。
もっとも、数理統計学の竹内啓先生は、中学生のころ(旧制中学だろうか?)にもう、「解析概論」
を読んだそうですので。

問題の解答が、丁寧で、充実しています。(私は、解きませんが)
それから、あとがきで、群論の本ばかり読まないで、微積分の勉強をしっかりするように、と
斉藤先生が注意していますが、確かにそうだ、と思います。

というわけで、難しいところがありますが、昔の斉藤先生の本のように、超難しくはない本で
す。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が初心者向きではないという指摘がすでにありますが、その通りです。かなり難しい本です。
もともと群論自体が抽象的な学問ですので難しいのはやむを得ませんが、加えて誤植が極めて多いので理解が進まなくなります。誤植なのか、自分の理解不足なのかを考えるのは、確かに論理を深く考えるのには適しますが、でもそういう苦労は避ける本であってほしいとふつうは考えます。
以下私の気づいた部分を記載します、私が購入した本は2005/5/10第2刷です。
(私の理解不足から、誤植ではないのが混じっているかもしれませんが、もしそういうのがあったときは、お許しください。)
最初の数字が頁、-の後の数字がそのページの上からの行数などを示します。
7-図(A、B等表示漏れ)、13-8,16-14、18-8、35-9、43-6,43-10,43-7、50-6、62-5、63-16、66-11、66-12(2か所)、66-16、69-2、70-7、75-12、88-7、89-1、89-20、91-22、95-21、102-10、103-24、105-4、113-17、114-4、121-7、128-5、144-12、155-10、161-20、165-32、166-10、166-11、
平均して、5ページ弱に1か所の誤植です。ゲラ刷りが上がった後、数学のわかる人が校正をしなかった手抜き本、と言われても仕方がないと思います。
2010年10月18日に日本でレビュー済み
群論だけに話題を絞っていますが、わかりやすく、代数系の入門書として最適であると思います。直積群の説明はとてもわかりやすかったですし、またシローの定理まで書いてありますが、証明は易しくかかれているので満足です。群の例としては連続群も扱われており、豊富な具体例で興味が湧くことと思います。最後の方で数論について扱われていますが、この本のような証明は初めてでしたので、大変面白かったです。問題の解説は丁寧なので独学に適しています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月1日に日本でレビュー済み
「はじめての〜」というタイトルが示すほど初心者向けの本ではないので注意が必要です。内容はかなり高度なところまで扱っており、Sylowの定理の証明まであります。証明の書き方は簡潔です。また、証明をときどき「明らか」、「あたりまえ」、「やさしい」、などの一語で済ましていることがあり、入門者向けの本にこのような記述をするのはどうかと思われます。けっきょくのところ、上級者にとっては「明らか」なことが、初心者には明らかではないことが多いのですから。
 しかし、群論の基礎をひと通り学んだ人が、全体をもう一度復習するつもりで読めば、いろいろと得るところが多い本ではあると思います。Sylowの定理の証明も他の本よりわかりやすかったです。とくに、最後のほうの、数論的関数を群論的に扱う部分は一読に値します。反転公式の群論による証明はあざやかだと思いました。

 なお、P.142の命題A.1.5は、二重帰納法の定義も証明もともに間違っています。「n'<n0またはm'<m0の少なくとも一方をみたすような任意の(n',m')をとると、n'+m'<n0+m0だから…」という記述は明らかに成り立ちません。例えば、(n0,m0)=(2,3)に対して(n',m')=(1,5)とおけば、n'<n0ですが、n'+m'>n0+m0です。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月17日に日本でレビュー済み
内容の難易レベルの問題ではありません。どんなに難しくても易しくても、キチンと順を追って読んでいけば分かるようになっているべきであるが、随所に飛躍があり、説明も旨くないので、無用の苦労をする本です。分野は違いますが、高木貞二「解析概論」は決して易しくないが、一生懸命追っていけば必ず分かるようになっていると思います。名高い名著と比較されてはこの著者も迷惑なだけかも知れませんが…。復讐用なら良いのかもしれません。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年11月8日に日本でレビュー済み
私は化学屋なのですが、化学屋という“もの”を扱う人間であっても、“物質とは何か”という根本的な問題(物性化学)をうやむやにしたままでいることが少なくありません。物性化学は統計力学や群論をもとに展開されるのですが、それらが数学的であるからという理由で、定性的理解のみで片付けてしまい満足のいく理解が得られないまま応用分野の研究に進んでしまうことがよくあります。これは、数学の訓練を受ける機会の非常に少ない化学系の人間にとって抽象的な数学は高いハードルになっていから仕方がないといってしまえばそれまでかもしれませんが、物質を理解する道具として群論と称する概念が存在することを知っておくことは将来何かの役に立つかもしれません。物性化学、無機化学、化学物理学などに関心のある学生で、群論という言葉を知らない人は一度読んでみてください。この本をよんで興味を持った方は物性化学理解のための群論の本を読んでみることをおすすめします。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年3月15日に日本でレビュー済み
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