明智光秀を考える時の基本図書といっていいと思います。
さすが小和田先生。穏健妥当な光秀像をご提出くださっています。
まずは本書。それから、珍説奇説の仮説本を楽しむという手順がよいかと思います。

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明智光秀: つくられた謀反人 (PHP新書 46) 新書 – 1998/4/1
小和田 哲男
(著)
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1998/4/1
- ISBN-10456960109X
- ISBN-13978-4569601090
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
本来ならば名将として歴史に名を刻むべき光秀が、日本史上最悪の「主殺し」「叛臣」の烙印を押されたのはなぜか。丹念な史料検証を通して、「本能寺の変」などの謎を解明し、新たな光秀像を描く。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1998/4/1)
- 発売日 : 1998/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 238ページ
- ISBN-10 : 456960109X
- ISBN-13 : 978-4569601090
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,437,779位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,321位PHP新書
- - 21,604位日本史一般の本
- - 147,454位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明智光秀は、織田政権で重要な役割を果たしたにも拘らず、出自が不明、また真に謀反人であったのか等、謎が多い人物。
2013年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
光秀人物像、知りえないところが多いですが、
この書で、参考になる面が結構豊富に記されて
いるとの事で、一読するに手ごろな良書とも。
この書で、参考になる面が結構豊富に記されて
いるとの事で、一読するに手ごろな良書とも。
2013年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前岩村城址に行った時、明智鉄道に乗りました。当時代に限らず受け入れてもらえない人間性に共感を持ちました。
2010年2月21日に日本でレビュー済み
はっきりしない出自から朝倉義景、足利義昭と主を替え、
信長に近づき、吏僚から次第に武将としての能力を評価され重用され、
国持ち大名になるまでの過程はまさにサクセス・ストーリーである。
しかし筆者は武田滅亡あたりから秀吉との競争に遅れを取り、
いくつかの光秀にとっての負の要因を挙げ、
最終的に光秀はあまり計画性もなく「本能寺の変」を起こしたと推理している。
そしてその計画性の無さもあって四面楚歌に近い状態となり、秀吉に敗れ去る。
明智光秀というひとりの武将の経過を丹念に追うことで
彼がどういう能力の持ち主で、信長に評価されてのし上がって来たかが
史料を挟んで客観的に分かりやすく説明されている。
ただ本能寺の変を説明しようとするあたりから他説の紹介に近いような記述になり
それの最大公約数的なところで片付けようとするようなところが見受けられる。
推理は避けて淡々と客観的な事実の説明に徹するなら、それはそれで良かったはずである。
あるいはせっかくあまり知られない変以前の光秀の業績を詳しく紹介してきたのだから、
そのことを踏まえたうえでの彼の人生の脈絡を通したうえでの推理が聞きたかった。
信長に近づき、吏僚から次第に武将としての能力を評価され重用され、
国持ち大名になるまでの過程はまさにサクセス・ストーリーである。
しかし筆者は武田滅亡あたりから秀吉との競争に遅れを取り、
いくつかの光秀にとっての負の要因を挙げ、
最終的に光秀はあまり計画性もなく「本能寺の変」を起こしたと推理している。
そしてその計画性の無さもあって四面楚歌に近い状態となり、秀吉に敗れ去る。
明智光秀というひとりの武将の経過を丹念に追うことで
彼がどういう能力の持ち主で、信長に評価されてのし上がって来たかが
史料を挟んで客観的に分かりやすく説明されている。
ただ本能寺の変を説明しようとするあたりから他説の紹介に近いような記述になり
それの最大公約数的なところで片付けようとするようなところが見受けられる。
推理は避けて淡々と客観的な事実の説明に徹するなら、それはそれで良かったはずである。
あるいはせっかくあまり知られない変以前の光秀の業績を詳しく紹介してきたのだから、
そのことを踏まえたうえでの彼の人生の脈絡を通したうえでの推理が聞きたかった。
2010年1月26日に日本でレビュー済み
小和田教授が高校の時、教師に研究課題として渡されたのが、高柳光寿博士の「明智光秀」らしい。
そのため、光秀の研究に対する思い入れは相当なもののようだ。
さて、本書であるが。
1999年の発刊である。
明智光秀の研究は、ここ十年ぐらいで飛躍的に進歩した。
半世紀前の人である高柳、桑田両博士の研究書は、もはや使い物にならなくなってきている。
小和田氏の本書にしてもそうだ。
2010年現在に改めて読み返すと、いささか時代遅れな記述が目立つ。
光秀の前半生をまったくの不明としていること、越前朝倉家に仕えたとなっていること、光秀の年齢などなど。
そのため、最新の研究と照らし合わせて、慎重に読み進めていかなくてはならない。
かといって、まるで役に立たないわけでもない。
鵜呑みにしない前提で、一冊持つのは有りだろう。
ただ、本能寺の変に関する見解は、的外れな上に面白くないので要注意。
小和田氏の「可もなく不可もなく」な性格がよく表れた一冊だった。
そのため、光秀の研究に対する思い入れは相当なもののようだ。
さて、本書であるが。
1999年の発刊である。
明智光秀の研究は、ここ十年ぐらいで飛躍的に進歩した。
半世紀前の人である高柳、桑田両博士の研究書は、もはや使い物にならなくなってきている。
小和田氏の本書にしてもそうだ。
2010年現在に改めて読み返すと、いささか時代遅れな記述が目立つ。
光秀の前半生をまったくの不明としていること、越前朝倉家に仕えたとなっていること、光秀の年齢などなど。
そのため、最新の研究と照らし合わせて、慎重に読み進めていかなくてはならない。
かといって、まるで役に立たないわけでもない。
鵜呑みにしない前提で、一冊持つのは有りだろう。
ただ、本能寺の変に関する見解は、的外れな上に面白くないので要注意。
小和田氏の「可もなく不可もなく」な性格がよく表れた一冊だった。
2012年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいて、というよりも帯を見た瞬間にダメだと思いました。
この本は要は小学生の時にイメージ付けられた世間一般の光秀の印象を難しい言葉で説明しているに過ぎません。
こんないい加減な光秀の解釈をした本が世間に広まってまた光秀が誤解されていくのかと思うと悲しくて仕方ありません。
光秀の事をこれから知りたいと思っている方々には絶対にお読みになってほしくない本です。
この本は要は小学生の時にイメージ付けられた世間一般の光秀の印象を難しい言葉で説明しているに過ぎません。
こんないい加減な光秀の解釈をした本が世間に広まってまた光秀が誤解されていくのかと思うと悲しくて仕方ありません。
光秀の事をこれから知りたいと思っている方々には絶対にお読みになってほしくない本です。
2003年5月28日に日本でレビュー済み
数多くある「明智光秀」の研究書の中でも、最も新しい書籍の一つであり、初心者にとってもわかりやすい内容になっている。 「本能寺の変」、「謎多き光秀の前半生」等の数多くある「明智光秀」の多くの謎に迫っている。 ちなみに、著者の小和田先生は、大河ドラマ「秀吉」の時代考証をされていました。