パティシエを目指している人にお勧めします。
この本を含め、パティシエとして活躍している先輩方の出されている本をいろいろ読んでみて、
ご自身の将来設計を考えてみてはどうでしょうか。
お菓子好きの方にとっても良い本だと思います。
一般的で日本的な洋菓子(ロールケーキ・シュークリーム・チーズケーキ)だけでなく、
日本ではあまり知名度の高くないフランス的なお菓子を知るきっかけとなる本です。
ただ、心の片隅で小さな疑問を抱いていました。
それは、膨らんでいくばかり。
なぜ、日本人は外ばっかりに目を向けてるのか。
なぜ、内を見ないのか、大切にしないのかと。

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パティシエ: フランス菓子職人の仕事 (PHPエル新書 81) 単行本 – 2004/5/1
永井 紀之
(著)
菓子作りを通してフランスの食文化を伝え続けるパティシエが、フランス菓子の魅力と菓子職人のほんとうの姿を語る。
ここ数年で一般的になってきたカタカナ語に「パティシエ」があります。このフランス語の本来の意味は「菓子屋(菓子を製造する人、販売する人)」ですが、昨今のパティシエ・ブームは、この言葉を必要以上に美化している感があります。そういった風潮に一石を投じ、パティシエの実像を描いたのが本書。
著者の永井紀之氏は、東京の郊外・下高井戸で<ノリエット>というフランス菓子屋を営むパティシエ。フランス菓子を通してフランスの食文化を伝え続ける永井氏が、フランス菓子の魅力、日本人が日本でフランス菓子を作り、売ることの意義を綴りながら、菓子職人の眼を通した日仏の食文化の違いを語っています。本書を読むと、フランスと日本でのお菓子屋さんの立場の違い、生活の場においしいお菓子屋さんが存在する幸福が理解でき、一読後にいただくフランス菓子の味が格別なものになること請け合いです。
- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104569635490
- ISBN-13978-4569635491
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 203ページ
- ISBN-10 : 4569635490
- ISBN-13 : 978-4569635491
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,947位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月2日に日本でレビュー済み
著者は世田谷でフランス菓子店「ノリエット」を営む人物。
本書は、自身のフランスでの修業時代を回想し、また日本でフランス菓子をつくって売ることについて語ったもの。
日本の洋菓子とはずいぶん異なる姿が描き出されているが、フランスでの菓子/デザートの社会的な位置づけがよくわかり、おもしろかった。
明確な主義主張があり、単に売れればいいとか美味しければいいとか、流されてしまわない姿勢に好感がもてる。
パティシエを目指すひとにはぜひ読んでほしい一冊だ。
本書は、自身のフランスでの修業時代を回想し、また日本でフランス菓子をつくって売ることについて語ったもの。
日本の洋菓子とはずいぶん異なる姿が描き出されているが、フランスでの菓子/デザートの社会的な位置づけがよくわかり、おもしろかった。
明確な主義主張があり、単に売れればいいとか美味しければいいとか、流されてしまわない姿勢に好感がもてる。
パティシエを目指すひとにはぜひ読んでほしい一冊だ。
2020年8月5日に日本でレビュー済み
フランスを愛する気持ちについて異論を述べるつもりないが、日本文化批判が鼻について途中で読むのをやめた
2005年2月6日に日本でレビュー済み
この本は,「パティシエになりたい!」と思っている多くの人たちにとって本当にためになる本です。パティシエとしての仕事やフランスとの文化の違い,原料となる小麦粉やバターの品質の違いについての事などがとても詳しく書かれています。
さらに,著者の永井紀之さんの考え方はすばらしいです。現代においてこういうはっきりとした考えを持っている人は少ないと思います。
「パティシエなんて・・・」と思ってる人も,ぜひ読んでみてください。パティシエという仕事のおもしろさ,フランスとの大きな違いに驚くはずです。
さらに,著者の永井紀之さんの考え方はすばらしいです。現代においてこういうはっきりとした考えを持っている人は少ないと思います。
「パティシエなんて・・・」と思ってる人も,ぜひ読んでみてください。パティシエという仕事のおもしろさ,フランスとの大きな違いに驚くはずです。