『世襲はダメだ!』など世襲はとかく批判的な言葉として用いられるが、それは有権者が自分たちの候補のその人と生りをきちんと見て判断していない(できていない)からだと思う。要は自分の目に自信がないのだ。
世襲議員である平沼赳夫氏は2回落選している。今から30年程前に、当時タブーであった自主憲法の制定と教育基本法の改正を掲げて落選した。つまり立候補時から『戦後レジームからの脱却』を目指していたのだ。今の国会議員や有権者で『日本国憲法の原文が英語である』ことを認識しているのはいったいどれ程いるだろう?
さて、地盤もなくお金もない平沼氏はタブーである事を掲げながらも見事3回目に当選を果たす。それこそドブ板で一人ひとり有権者の声を聞いて周り、訪問した家庭には手書きで礼状を送り、国民の声の大切さを肌身で感じでいるのだ。だからこそそこに信頼が生じるのだ。
このような正しさを背負った政治家が減り、メディア操作で大量生産された議員が増えると声が届かず有権者の苛立ちがつのる。民放各局はネオリベ番組ばかり垂れ流すのではなく、きちんと政治家本人を取り上げるべきだと思う。 この本は平沼先生の正直な気持ちで、すごく伝わります。

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政治武士道 単行本 – 2007/6/21
平沼 赳夫
(著)
昨年末、脳梗塞で倒れ、今年5月に復帰した平沼赳夫氏。本書で
は、なぜ郵政法案に二度の反対票を投じたのか、無所属での出馬、そしてただ一
人自民党に復党しなかった理由。緊急入院とリハビリ生活などを振り返り、現在
の日本政治の問題点と、あるべき姿を、自らの体験を通じて描き出す。今後の政
治活動の機軸を「保守再生」に置くことを明言し、日本の伝統、歴史、文化に立
脚した保守主義の重要性を説く。
あまり知られていないこととして、著者は2回の落選後に初めて衆議院議員とし
ての当選を果たしている。当時は電話代にも苦労するなかで活動を続けた。そう
いった往時についても触れながら、政治家はいかなる理念を持ち、いかに行動す
べきかを、正面から論ずる。
「政治屋」ではなく「政治家」でありたいという信条のもとに、あまたの風雪を
乗り越えてきたからこそ、「保守派の星」として存在感が増す平沼赳夫氏。注目
される今後の動向の、基本的信念を明快に語った一冊!
は、なぜ郵政法案に二度の反対票を投じたのか、無所属での出馬、そしてただ一
人自民党に復党しなかった理由。緊急入院とリハビリ生活などを振り返り、現在
の日本政治の問題点と、あるべき姿を、自らの体験を通じて描き出す。今後の政
治活動の機軸を「保守再生」に置くことを明言し、日本の伝統、歴史、文化に立
脚した保守主義の重要性を説く。
あまり知られていないこととして、著者は2回の落選後に初めて衆議院議員とし
ての当選を果たしている。当時は電話代にも苦労するなかで活動を続けた。そう
いった往時についても触れながら、政治家はいかなる理念を持ち、いかに行動す
べきかを、正面から論ずる。
「政治屋」ではなく「政治家」でありたいという信条のもとに、あまたの風雪を
乗り越えてきたからこそ、「保守派の星」として存在感が増す平沼赳夫氏。注目
される今後の動向の、基本的信念を明快に語った一冊!
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2007/6/21
- ISBN-104569693067
- ISBN-13978-4569693064
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2007/6/21)
- 発売日 : 2007/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4569693067
- ISBN-13 : 978-4569693064
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,351,239位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 797位政治家
- - 9,560位政治入門
- - 142,015位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月30日に日本でレビュー済み
平沼氏が脳梗塞で倒れたことは知っていたが、リハビリの結果これほど早くこれほど素晴らしい本を出されたとは、驚くべきことである。しかも、昭和戦前生まれのものにもよく分からなかった、祖父平沼騏一郎のこともよく書かれており、まさに憂国の士であったことが感じられる。平沼氏が、実際には中川家からの養子でしかも血縁的には可なり離れているのだが、あたかもその実子であるかのごとく、平沼騏一郎の遺志を継ぐために、生地の岡山から立候補し苦労して当選したいきさつは心を打たれる。最後に自主憲法について熱心に説いているが、第9条問題が複雑化している現在、むしろ全てご破算にしての日本国憲法制定の提案の方が説得性があるのではないかと感じられた。この書はまさに、政治屋ではなく、政治家によって書かれた憂国・愛国の書であり、一読に値する。