「好きになる相手が、誰でもいいわけではないのは相手も同じはずなのに、その事実を見ぬようにして、本当は相手に釣り合っていない(と、自分でも認識している)『自分』を愛してもらえる、相手がそういう思想を持つことこそが美学だという考えは、自分にとって都合の良すぎる、現実離れしたものだと思います。」(p163)
この言葉の意味が痛感できれば、この本を手にしてよかったと思うでしょう、きっと。
「『男たるもの、身も心も立てたいと女に思わせるだけの男』であってほしいものである。」(p151)
同感ではあるが、「女たるもの、全身全霊で大切にしたいと男に思わせるだけの女」であってほしいとも思う次第。
男も女も、自分の振る舞いこそが相手の態度にあらわれているのだと考えて、まずは自分自身がいい男、いい女になるべく精進するのが、存外、幸せな恋愛への近道なのかもw

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恋愛ニセ科学 単行本(ソフトカバー) – 2008/9/19
くま
(著)
A(自分)+B(相手)→AB(生成物(*'ー'*))
『布団』という名の闘技場(コロッセオ)
『恋愛衝動』∝『性衝動』
恋愛衝動というものは性衝動に比例するものである
(Kumagai et al. 2005).
『オッス! オラ、ニート! 』
---------------------【以上、本文より抜粋】
某SNSで微妙に人気を博し、なぜか男性の支持を集める謎の恋愛論がついに書籍化。
恋愛や女の価値観について、自然科学とマニアと経済の観点から鋭く、かつ突っ込みどころ満載に示された珍テリジェンス溢れる論説は、 きっとあなたを笑いと、『恋愛』という学問の世界に誘うだろう。
受験生の化学の学習、大学生や社会人の生態学や経済学の勉強、そして、現実を見ないと手遅れになる大人の気付けに……と、その微妙な効用が期待される(かもしれない)書。是非その世界を覗いてみてはいかがだろうか?
『布団』という名の闘技場(コロッセオ)
『恋愛衝動』∝『性衝動』
恋愛衝動というものは性衝動に比例するものである
(Kumagai et al. 2005).
『オッス! オラ、ニート! 』
---------------------【以上、本文より抜粋】
某SNSで微妙に人気を博し、なぜか男性の支持を集める謎の恋愛論がついに書籍化。
恋愛や女の価値観について、自然科学とマニアと経済の観点から鋭く、かつ突っ込みどころ満載に示された珍テリジェンス溢れる論説は、 きっとあなたを笑いと、『恋愛』という学問の世界に誘うだろう。
受験生の化学の学習、大学生や社会人の生態学や経済学の勉強、そして、現実を見ないと手遅れになる大人の気付けに……と、その微妙な効用が期待される(かもしれない)書。是非その世界を覗いてみてはいかがだろうか?
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/9/19
- ISBN-104569700721
- ISBN-13978-4569700724
商品の説明
抜粋
大真面目に『御社を希望します!!』などと言われて
私は完全にその気になってしまい
私は完全にその気になってしまい
『第一希望かね(*'ー'*)?』
『よーし、内定(ノ∀`*)!!』
などと答えてしまった。
著者について
くま
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2008/9/19)
- 発売日 : 2008/9/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 167ページ
- ISBN-10 : 4569700721
- ISBN-13 : 978-4569700724
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人から勧められて読んでみた。
mixiから出版されたブログ本ということで正直全く期待していなかった。が、いい意味で素晴らしく裏切られた。
知とユーモアと少々のオタクのエッセンスが入ったこのコラム集は破壊力があるというか衝撃が凄まじい。
最初の話で爆笑しまくり、次の話では笑える経済理論で頭を働かさせられる。結局最後まで息をつく暇もなく一気に読み込んでしまった。
内容は科学や経済学や社会学や少年ジャンプネタを絡めた恋愛論であり、女性には理解しづらい部分も多いが男性ならばすんなり読める。
やや理系的解析が多いが文系の人間でも笑える内容になっているように思える。
文章から感じるアカデミズムとユーモア、予想の斜め上を行く論理展開、これら全てある意味京大らしいものであるのか。
爆笑とアカデミズムを強烈に感じることができる一冊だとお勧めしてみたい。
mixiから出版されたブログ本ということで正直全く期待していなかった。が、いい意味で素晴らしく裏切られた。
知とユーモアと少々のオタクのエッセンスが入ったこのコラム集は破壊力があるというか衝撃が凄まじい。
最初の話で爆笑しまくり、次の話では笑える経済理論で頭を働かさせられる。結局最後まで息をつく暇もなく一気に読み込んでしまった。
内容は科学や経済学や社会学や少年ジャンプネタを絡めた恋愛論であり、女性には理解しづらい部分も多いが男性ならばすんなり読める。
やや理系的解析が多いが文系の人間でも笑える内容になっているように思える。
文章から感じるアカデミズムとユーモア、予想の斜め上を行く論理展開、これら全てある意味京大らしいものであるのか。
爆笑とアカデミズムを強烈に感じることができる一冊だとお勧めしてみたい。
2017年4月30日に日本でレビュー済み
自らの失敗を赤裸々に語り、文体も面白い。
ただ、私に合わなかった。
女性、男性、性別に関わらず、様々な立場の人間というものは存在する。
この本の読者が社会的に成功していると言われた人間ならば、この本を読んで納得するかもしれない。
社会的に成功していると言われていない人であっても、
確かにそうだな、頑張ろうと素直に受け取れる人ならば納得するかもしれない。
私は社会的に成功している訳ではないし、素直でもない。
その為、特に後半が納得いかなかった。
高学歴でキャリアを積んでいるという筆者や筆者の周りの人たちの状況が、本の言葉の節々に出て来ていて、鼻について仕方がない。それを嫉妬と言えばそうなのかもしれないし、成功していない自分への絶望とも言えるのかもしれない。
社会的に成功しているのにどうして恋人ができないのだろうと言う、社会的成功という前提を考慮した上での失敗談を面白がれる人間もいれば、あまり好まない人間もいる。
面白いと思っても笑いきれない。
こんなに努力もできて友達にも恵まれている人間の失敗談を聞いたところで、何の慰めにもならないし惨めなだけだからだ。
私の状況が良くなれば評価も変わるだろう。
つまり、合わなかったとしか言いようがない。
この本を楽しんで欲しいけれども、読んだ後で苦しくなる人もいると思ったので、一応注意書きとして書いた。
ただ、私に合わなかった。
女性、男性、性別に関わらず、様々な立場の人間というものは存在する。
この本の読者が社会的に成功していると言われた人間ならば、この本を読んで納得するかもしれない。
社会的に成功していると言われていない人であっても、
確かにそうだな、頑張ろうと素直に受け取れる人ならば納得するかもしれない。
私は社会的に成功している訳ではないし、素直でもない。
その為、特に後半が納得いかなかった。
高学歴でキャリアを積んでいるという筆者や筆者の周りの人たちの状況が、本の言葉の節々に出て来ていて、鼻について仕方がない。それを嫉妬と言えばそうなのかもしれないし、成功していない自分への絶望とも言えるのかもしれない。
社会的に成功しているのにどうして恋人ができないのだろうと言う、社会的成功という前提を考慮した上での失敗談を面白がれる人間もいれば、あまり好まない人間もいる。
面白いと思っても笑いきれない。
こんなに努力もできて友達にも恵まれている人間の失敗談を聞いたところで、何の慰めにもならないし惨めなだけだからだ。
私の状況が良くなれば評価も変わるだろう。
つまり、合わなかったとしか言いようがない。
この本を楽しんで欲しいけれども、読んだ後で苦しくなる人もいると思ったので、一応注意書きとして書いた。
2009年1月8日に日本でレビュー済み
正直な感想。これは相当面白い。
mixi発の本だけどブログじゃなくて内容は理系の論文調。
ギャグとしてのツッコミどころ満載だけど
自然科学の観点では本筋外れてなくてウンウンと納得する内容。
この本の著者は京大理学部入学で大学院まで出た才媛。
んで、いくつもミスコン出たりするほどの美貌の持ち主のようなのだが
なぜか恋愛ネタは・・・(以下自粛w)
そのうえ文章から察するにかなりのヲタクで発想も2ちゃんねらーそのもの。
面白くするために意図してか偏った事例を元に
マニアックな単語・深い教養・自然科学の考察を交えて女性の恋愛観を分析してるんだけど
これが無茶苦茶ながら妙に説得力がある。
著者の恋愛観への考えは一貫していて
“生物の進化と同様、恋愛観もその時の自分の状態や環境に応じてベストな選択肢を自然と選ぼうとしているだけ”
“熱力学の法則と同じで、求めるものはそれに相応したものを提示しないと手に入らない”
としていて、この論理で女が男に求める基準の謎だとか
年を取るごとにエロくなる理由だとか
どうして結婚したがるのかとかを見事に説明しきっている。
男から人気が出て出版に至ったっていうけど、たしかにスイーツ(笑)な女には耳が痛い内容かもね。
女の言動が意味不明でスイーツ(笑)どもに腹立つ1人としてはなんとなくすっきりしたw
ヲタクな爆笑ネタとか巧みなツッコミどころや著者の巧みな言葉遊びも楽しめるけど
この本の真価は中盤以降の恋愛観の分析にあると思う。
女に都合いい内容ではなく、男にも該当できて
事実を事実として曝け出して突きつけられるような内容。
恋愛や自分の価値観についていまひとつ答えが見えない人にはいいかも。
ヲカンの的確なアドバイスをもらってるような気になりますw
mixi発の本だけどブログじゃなくて内容は理系の論文調。
ギャグとしてのツッコミどころ満載だけど
自然科学の観点では本筋外れてなくてウンウンと納得する内容。
この本の著者は京大理学部入学で大学院まで出た才媛。
んで、いくつもミスコン出たりするほどの美貌の持ち主のようなのだが
なぜか恋愛ネタは・・・(以下自粛w)
そのうえ文章から察するにかなりのヲタクで発想も2ちゃんねらーそのもの。
面白くするために意図してか偏った事例を元に
マニアックな単語・深い教養・自然科学の考察を交えて女性の恋愛観を分析してるんだけど
これが無茶苦茶ながら妙に説得力がある。
著者の恋愛観への考えは一貫していて
“生物の進化と同様、恋愛観もその時の自分の状態や環境に応じてベストな選択肢を自然と選ぼうとしているだけ”
“熱力学の法則と同じで、求めるものはそれに相応したものを提示しないと手に入らない”
としていて、この論理で女が男に求める基準の謎だとか
年を取るごとにエロくなる理由だとか
どうして結婚したがるのかとかを見事に説明しきっている。
男から人気が出て出版に至ったっていうけど、たしかにスイーツ(笑)な女には耳が痛い内容かもね。
女の言動が意味不明でスイーツ(笑)どもに腹立つ1人としてはなんとなくすっきりしたw
ヲタクな爆笑ネタとか巧みなツッコミどころや著者の巧みな言葉遊びも楽しめるけど
この本の真価は中盤以降の恋愛観の分析にあると思う。
女に都合いい内容ではなく、男にも該当できて
事実を事実として曝け出して突きつけられるような内容。
恋愛や自分の価値観についていまひとつ答えが見えない人にはいいかも。
ヲカンの的確なアドバイスをもらってるような気になりますw
2017年12月26日に日本でレビュー済み
著者が27歳頃に綴ってたブログとあり、確かに内容は20代前半の若い子向けでした。本気の恋愛テクニックとかではなく、軽ーーくサラサラ読めるオモシロ恋愛本といった感じです。微妙に著者の自慢が入ってますが、下ネタもありありで、結婚前なのに本名出していいのかな?といらぬ心配も。そうはいっても、もう10年以上も前の出版なんですね。三十路以降には情念足りな過ぎでした。
2008年10月1日に日本でレビュー済み
何ページか読んで、ふと、
「この硬質な文体の恋愛論は、どこかで読んだ気がするな」
と思いました。
ああ、そうだ、毎日、必ず手にしている、スタンダールの『恋愛論』です。
この硬質な文体の、気品のあるエロに、惚れました。
ただ、恋愛話は、お笑いと似たところがあって、
読む人のツボでないと、お薦めしても、「どこが面白いんですか」と
なりかねません。
ためしに、107ページの太字で書かれた3行を、
立ち読みしてみてください。
それが「面白い」と感じられる人には、オススメの1冊です。
余談ですが、この本を出版にこぎつけた担当編集者にエールを送ります。
この版元から、これだけの本が出るというのは、
画期的なことだと思います。
「この硬質な文体の恋愛論は、どこかで読んだ気がするな」
と思いました。
ああ、そうだ、毎日、必ず手にしている、スタンダールの『恋愛論』です。
この硬質な文体の、気品のあるエロに、惚れました。
ただ、恋愛話は、お笑いと似たところがあって、
読む人のツボでないと、お薦めしても、「どこが面白いんですか」と
なりかねません。
ためしに、107ページの太字で書かれた3行を、
立ち読みしてみてください。
それが「面白い」と感じられる人には、オススメの1冊です。
余談ですが、この本を出版にこぎつけた担当編集者にエールを送ります。
この版元から、これだけの本が出るというのは、
画期的なことだと思います。
2008年10月22日に日本でレビュー済み
男性には理解しかねる瞬間がある女性の嗜好の変化が非常にわかりやすく書かれてます。
「なんで分からないの?」
「だってそう思うんだからしょうがないでしょ!」
「自分に素直に生きてるだけだから・・・」
などの女性特有の言い回しに論理的解決策を見出せないで悩んでる男性には必携の書です。
特に本文内に書かれている、年齢による女性の判断基準の変化は誰にでも参考になります。
エッセイ、日記の形を取っていますが、深い内容です。
一読をオススメします。
「なんで分からないの?」
「だってそう思うんだからしょうがないでしょ!」
「自分に素直に生きてるだけだから・・・」
などの女性特有の言い回しに論理的解決策を見出せないで悩んでる男性には必携の書です。
特に本文内に書かれている、年齢による女性の判断基準の変化は誰にでも参考になります。
エッセイ、日記の形を取っていますが、深い内容です。
一読をオススメします。
2008年10月14日に日本でレビュー済み
帯に「男は絶対に読むなよ!」と書いて
ありますが、男性こそ読むべきでは?!
著者は、現代恋愛の兵法を説いた孔明です!
恋愛論理学の良書ですよ〜♪
オススメ!!
ありますが、男性こそ読むべきでは?!
著者は、現代恋愛の兵法を説いた孔明です!
恋愛論理学の良書ですよ〜♪
オススメ!!