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ネットビジネスの終わり (Voice select) 新書 – 2009/10/22

3.0 5つ星のうち3.0 14個の評価

新聞記事をインターネットで読む、テレビの代わりに無料動画を見る、
欲しい商品はネットの通販で購入する……。インターネットの普及により、
私たちの暮らしは便利になった。だが、それで本当に人生は楽しく、
豊かなものになっただろうか。著者は次のように記す。
「誰もが自由にアクセスでき、開放された社会の実現と言えば聞こえはいいのだが、
実際には黒字化の経営努力の乏しいベンチャー企業が豊富な市場からの
資金調達余力で既存ビジネスのダンピングを繰り返し、
従来からある産業基盤を緩やかに破壊してきたにすぎない」。
赤字でも存続が許される甘やかしを、「夢」と混同してはならない。
インターネットが社会を徐々に分断化し、破壊へと向かわせるとすれば、
それらを利用したビジネスも早晩、社会から必要とされず、消えゆくのみである。
本書は予言の書ではない。いま現実に起こっているビジネスにおける地殻変動を、
大局的な観点より読み解くものである。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2009/10/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/10/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 189ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569771785
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569771786
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 14個の評価

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山本 一郎
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の企業は古典的な 「ものづくり」 からぬけだせないでいる. 出版業界には倒産しているべき会社がいきのこっている. ネットバブルの時代にはネットビジネスが従来とはすっかりちがう,あたらしいビジネスのやりかたをもたらすようにみえたが,いまいきのこっているネット企業は従来的な経営で成功した企業であり,革新的なところはひとつもないと著者はいう. ネットは情報をタダにしたが,その結果,新聞社はたちゆかなくなっている.

著者はこういう問題点をつぎつぎにあげているが,それに対する解決策をしめしているわけではない. 不確定な社会のなかで各人がみずからかんがえて行動する,そこからうまれる多様性が社会を活性化し,そのなかから解決策がみえてくることを期待しているということだろう.
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月30日に日本でレビュー済み
まず、タイトルは釣りです。「タイトル買い」はしない方が良いです。

「製造業はモノを作っているだけではだめで、マーケティングを。」
「もっと資本集約して巨大化しないと市場で戦えない。」

「新聞のビジネスモデルは成り立たなくなっている。」

「コンテンツビジネスはほとんど儲からない。やっていけない。」

どれも間違ってはいません。そのとおりだと思います。
ですが、「で?」(so what?)という感想。

筆者は投資家なので、これで良いのかもしれません。
「ブレークスルーする事業家たち、頑張れ。(有望なら投資するよ)」
というスタンスなのでしょうか。

あとがきに
「不確実な時代なので、意思を持ってやっていこう」
と書いてあり、これは事業家とか投資家とか立場は関係なく、皆へのエールと受け止めました。

現代社会がどうなっているのか、時代感覚を醸成するのに、多少の貢献はするかもしれません。
91人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年2月10日に日本でレビュー済み
ネット業界の悲惨さを理解するには大変良い本

結局、ネットバブルが終わった時代においては

無料や低利益率のビジネスモデルの将来性は低い

しかし、著者は、もともと ネット関連の投資

を専門としているようで

本書は、自戒のために書かれたのかというと

必ずしもそうではないようだ

著者は、本当にネットビジネスは終わりと

思っているのだろうか?

であれば、投資業を辞めるべきだと思うのだが・・・?

結局、著者が何を言いたいのか

著者の立ち位置が理解できなかった
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月18日に日本でレビュー済み
著者が自身のブログで述べている通り、タイトルは釣りです。
内容とあまりマッチしていません。
が、内容は非常に示唆に富んでいると思います。

特に
・ものづくり信仰
・情報革命ブーム

等に対する考え方は一読の価値があります。

本書に対しては「こんな内容は分かってるし、目新しくもない」という批判もあります。
が、筆者が従事しているIT企業向けコンサルティングとしての知見と、投資家としてのスタンスによる批評は
やはり慧眼に値すると思います。

新書でハードカバーなのは頂けません。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月10日に日本でレビュー済み
ネットビジネスの実態を、かなり悲観的、いや、きっと現実的に批評しており、数年前まで、「WEB進化論」やら、「WEB2.0」、「セカンドライフ」やらと浮かれていた、ネットビジネス業界全体に冷や水を浴びせるような内容になっています。

ただ、読了後に嫌な印象は無く、
酔っ払らい過ぎた時に飲む、冷や水に近い印象。

以下内容で参考になったところ。

1 ネットビジネスでも、サービス・情報を作るのにコストが存在するのに、その対価を充分に貰っていない。言わば、常に暗黙の無料圧力がかかっており、恒常的に業界として収益性が低い。

2 既存のコンテンツ産業が、ネットビジネスに挑戦しようにも、もともとのコスト体質が違うため、一回死ぬぐらいの組織変更しなければ、コストはそのまま、売上激減の道しかない。ほら、新聞、出版業者を見てみろと。

3 上記ゆえに万年赤字企業であるにもかかわらず、流行のネット企業であるため、将来の見込みだけを担保に資金調達だけはうまく行くので、バブルとなる。そして、崩壊すると。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに現代の情報通信社会について、各産業から多面的にその状況を説明していて、全般的に儲かってませんよね的なことがとても良くわかるんだけど、想像以上にネットビジネスのことが書いてなかったという印象。というか、ネットビジネスという言葉の定義の乖離なのか、僕的にはコンテンツビジネスとかWebのクリエイティブ産業とか、そういうのが当てはまるという理解だったので余計にそう思ってしまったというところかな。
最終章に至っては、なんというかソフト哲学的というか、我々は今後どうやって生きていけばいいのかという問いを投げかけられているような気がした。
リーマンショック以前の、バズワード的なネットビジネスは終わったっていうことなのかとも思ったけど、あまりタイトルと内容が一致していないようにも感じた。また、帯で煽っているようなことも、内容からは直接的には感じられなかった。
が、著者の語り口のようなものは、ブログでもそうだけども長くても一気に読める調子であり、それが好きな人──僕は好きなんだけど──には頷きながら読めて知識にもなるし、値段も安くてまあいいかなと思う。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年3月20日に日本でレビュー済み
題名と出版時期からしてアンチ「フリー」の論陣を張るのかと期待したら、違った。四つの章のうち一章と三章は2000年代初頭の情報通信革命当時のスローガンに対する批判。二章ではネットメディア興隆の裏側にある出版業界の苦境を書き、四章でようやくネットビジネス批判を繰り広げるが、唐突感は否めない。

苦境にあるプレーヤーの悲劇を書き立て、だからネットビジネスには価値がない、と論じても説得力に欠ける。情報量の増大が人間性を向上させない、と批判してもノスタルジーとしか映らない。

ネットビジネスは既存ビジネスをネットに置き換えただけ、と筆者は言う。ネット化が進めば従来チャネルで稼いでいた者は稼げなくなる。それを付加価値の破壊と見るか、効率化による進歩と見るか、残念ながらこの本ではそこまで論考されている訳ではない。

「バベルの塔」=「Google」の比喩は、文学的には面白いと思う。だが何故Googleがバベルの塔のように崩壊するのか、の論考は省略されている。文学として、お話として読む分には面白い本、なのではないでしょうか。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月28日に日本でレビュー済み
ケータイ、通信、メディア、アニメ、ゲーム等を、コンサル風な視点で考察。

良い製品を作るだけじゃダメで、売り方や広め方も考えないと、やっていけない。
なんて、ことはとっくに承知しているワケで・・・

そのあたりが、まったくわからない初心者向けの本

本書のタイトルに適合する内容は、
最後の最後に出てくるから、気になる人は、その章だけ読んでもイイ。

ネットの成長率が伸び悩んできた、
というだけのことに対して、タイトルは大袈裟。
74人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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