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小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡 単行本(ソフトカバー) – 2010/9/18

5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

小惑星「イトカワ」から奇跡の帰還をした「はやぶさ」。技術者たちの現場の声とともに、世界初の偉業をなしとげたその全容がわかる。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2010/9/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/9/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 151ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569792340
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569792347
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

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的川 泰宣
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 まず、1週間で、しかも激務の合間を縫って本書を書き上げられたことに敬服。

 本書は、続々と発行される『はやぶさ』関連書籍の中では珍しく、100%プロジェクト内部の技術(工学)者の手による著書となっております。
 著述が本業の方ではないので、ジャーナリストやドキュメンタリー作家のように、ドラマチックな、或いは門外漢の素人にも分かりやすい、とは必ずしも行きませんが、科学的・技術的には多少の心得があれば分かる程度の内容に抑えられておりますし、内部の人間ならではのエピソードなどもあります。
 著者の人柄が伺える、要点を押さえて淡々とした、しかし随所に科学技術の発展に賭ける強い情熱やヒューマンな茶目っ気がちりばめられた力作です。
 最初、もっと技術報告的なものや、或いは逆に内部関係者の立場で事実を主観的に綴ったものなのかと想像していましたが、丁度その中間と言った感じでした。

 ストーリー性・ドラマ性・詳細さについては他に譲ることになると思います。そこら辺は、報告書や論文の作成が本業の人と、一般向けの文章を著す人の違いで、仕方無いものと思います。むしろ、その割に(これは川口プロジェクトマネージャーについても感じたことですが)抑え目の、しかし感情の篭った文章に深く胸打たれるものを感じました;特に、まえがきとあとがきは、プロジェクト全体を総括する著者の深い感慨が強く反映されていると感じました。

 既に山根一眞氏の『〜はやぶさの大冒険』を読んだ私ですが、各事象に対するプロジェクト内部の技術者の受け止め方・捉え方が外野のそれとやや異なる部分があることも分かり、関係者ならではのエピソード共々楽しめました。

 他の書を既にお読みの方も、是非一度本書を手に取ってみて戴きたい。そして、技術者の生の声に是非触れてみて戴きたい。そうすることによって、科学技術振興の在り方、次代育成の在り方について改めて考えを深めて戴ければ、と思います。

 余談ですが、字が若干大きめですので、弱視・老眼の方でも(他の書よりは)多少読みやすいかと。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロジェクトを最初から最後までご覧になっていた方のお話は、やはり強いなと思いました。
文系人間の私が読んでも、さくさくさくさくっと読み終えられる、平易な文章で書いて下さっています。
また、読み物としておもしろく、ぐいぐいと先に進んで、あっという間に読み終えられます。
はやぶさくんの兄?姉?の火星探査機のぞみなど、はやぶさくんに直接つながる先輩探査機の話もあり、はやぶさくん誕生にいたるまでの経緯も俯瞰的に見ることができます。
はやぶさくんが一時、行方不明になったときの、技術面以外の”危機”など、当事者ならではの思い出が盛り込まれています。
カプセルが地上に届いた後まで言及してあるのも興味深いポイントです。はやぶさ2号、実現を待っています。
やっぱり、最後は泣いてしまいました。
はやぶさくんは、自律機能を備えたロボットでもありました。機械を擬人化して思い入れてしまうのはファンタジーかもしれませんが、長い時間、地球の研究者や技術者とコミュニケーションしながら自分で考えて目的を果たすために頑張ったはやぶさくんは、やはり単なる機械ではなかったのではないか……彼が最後に撮った地球の映像は、彼が撮りたかったから頑張った結果ではないか……なんて考えてしまいました。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月3日に日本でレビュー済み
本書は「はやぶさのおじいちゃん」こと的川泰宣氏が自身の思いや感情を
ありったけ書き込んだのが伝わってくる作品だ。

もちろん本書は科学技術書だから専門用語や数字は多用されている。
しかし、的川氏の「心優しきおじいちゃん」らしさは、
グラフや絵を多用することやデータの裏付けを引用するなど
本書の至る所に散りばめられているので、
専門家でなくても十分に想像できる。

また「はやぶさ2」を代表とした、次世代への技術継承という
大きなテーマにも十分なページが割かれている。

「はやぶさ」が到達目標にした「イトカワ」の由来は
日本が敗戦に打ちひしがれていた時でも
日本らしさを失わなかった糸川博士へのトリビュートであり、
「はやぶさ」プロジェクトの成果を未来に引き継ぐことは、
日本が持っている独創性や比類なきものに対する気概のようなものを
過去から現在、そして未来にバトンタッチをすることの大切さを
象徴しているのだろう。

また、本書の「あとがき」は、思わず目頭が熱くなった。
本書を書き上げたのは、2010年8月15日。
あの「敗戦の日」なのだ。

的川さんの日本の宇宙開発と「はやぶさ」に対する思いが
思わぬところから伝わってきた・・・
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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