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日本人が知らないアメリカの本音 単行本(ソフトカバー) – 2011/8/6
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- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2011/8/6
- ISBN-104569797962
- ISBN-13978-4569797960
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2011/8/6)
- 発売日 : 2011/8/6
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 300ページ
- ISBN-10 : 4569797962
- ISBN-13 : 978-4569797960
- Amazon 売れ筋ランキング: - 493,950位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について

藤井厳喜(ふじい・げんき) http://www.gemki-fujii.com/
国際政治学者。未来学者。詩人。
『ニュース女子』レギュラー出演。
虎ノ門ニュース(第1・第3水曜日レギュラー)出演。
会員制インターネットチャンネル「ワールドフォーキャスト」配信中。
http://gemki-fujii.com/wf/
2016年まで毎週火曜22時~FMラヂオつくば #kgproject にレギュラ出演♪(番組終了)
(翌放送日に以下のURLに過去のコンテンツを公開しています)
https://www.mixcloud.com/kennysuzuki18/
軍事・経済・文明論も含む総合的な視野から国際政治を論ずる。その的確な近未来予測には定評があり、予測のプロの間でも評価が高い。
1952年(昭和27年)東京都江戸川区生まれ。本名:昇。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1977 〜 1985年、アメリカ合衆国へ留学。クレアモント大学大学院で政治学修士号取得。ハーバード大学政治学部大学院へ進み、政治思想のハーベイ・マンスフィールド教授、哲学のジョン・ロールズ教授(『正義の理論』の著者)、ハンチントン教授(『文明の衝突』の著者)、社会学のエズラ・ボーゲル教授(『ジャパン・アズNo.1』の著者)等に師事。政治学博士課程修了。
ハーバード大学国際問題研究所・日米関係プログラム研究員、政治学部助手を経て帰国。
1989 〜 1992年、ラジオ文化放送(JOQR)でニュースキャスター。TV朝日「朝まで生TV」等に出演。
大手信託銀行、大手証券会社等の顧問、財界人の個人アドバイザーを務める。
米ブッシュ・ジュニア政権誕生を予期し、1999年、岡崎久彦元駐タイ大使等の協力を経て、日米保守会議を創設。リチャード・アーミテージ元米国務副長官、ロバート・ゼーリック世界銀行総裁(共に当時は民間人)等を日本に招聘し、日米政界間のパイプ造りに奔走。
著書は第一作の『世界経済大予言』(1984年)以来、編・訳著、共著を含め、最新刊『国境ある経済の復活』で70作目。
英語関係の著作も韓国語に翻訳された『経済英語に強くなる本』(PHP研究所)等、数冊ある。
明治大学・麗澤大学等で、政治学・国際関係論・英語などの教鞭をとった。
エディット・ピアフ「愛の賛歌」等のシャンソンの新訳詞、オリジナル曲の作詞も多数ある。
株式会社ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。
『厳喜に訊け!』を中心に、YouTube( http://www.youtube.com/user/zingrace1213 )やニコニコ動画を通じて日英両語で世界に情報を多数発信している。
『藤井厳喜アカデミー』シリーズ第2弾「経済篇:日本を復活させる智恵─増税を許すな!復興財源はこうして創れ!」http://www.youtube.com/my_playlists?p=E4F42E64ED2C36F7
が好評である。
無類の動物好き、猫好きである事からNET上では「ニャンコ先生」と愛称され、「ネコウヨ党総裁」でもある。
公式HP http://www.gemki-fujii.com/
"未来が分かる『" Fujii's Focus For Future』(藤井厳喜公式ブログ)は人気が高い。http://www.gemki-fujii.com/blog/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「これを知らずして、日本の針路を決めてはいけない!」と。
まさに、その通りであった。
本書はアメリカに関する特別な知識がない一般的な読者に向けて語られており、
現在のアメリカの基本的な考え方を理解する上での良書となっている。
本書の1章、2章では、
アメリカの建国時からの政治・経済・金融・軍事・文化・自由等の思想、考え方を
歴史的な視点で解説されている。
アメリカには、2つの源流(フェデラリスト(連邦主義・コンサバ)と反フェデラリスト(反連邦主義・リベラル))があり、
現在に至るまで、それは引き継がれている、との事だ。
ただし、現在ではその2つの要素が交じり合っており、
共和党がコンサバ、民主党がリベラルと言うような表面的な見方はできない。
アメリカ人であれば誰でもが知っているこの基本的な考え方を、
まずは理解しておくことが日本人にとって必要であることを痛感した。
3章では、ビンラディン殺害が各方面に与えた影響から、日米同盟関係、米中新冷戦、サイバー戦争に至るまでの
広範囲にわたるアメリカの考え方を解説している。
ここで、一つ気になった点は、作者が中国を「チャイナ」と記述していることだ。
筆者はアメリカ追従を必ずしも肯定はしていないが、「チャイナ」はお嫌いなようだ。
(日本に対するチャイナの高圧的な姿勢を好意的にとらえる日本人が存在する、
それ自体、私には信じられない。よって、筆者の気持ちは良く分かるのだが)
媚中としか見えない日本の民主党、鳩山、管政権に対するアメリカの苛立ちが、よく理解できた(笑)。
4章では、ウィキリークスの話からアメリカのIT文化に関する記述。
ウィキリークス代表のジュリアン・アサンジはオーストラリア人なので、直接アメリカとは関係がないと思っていた。
しかし、アサンジを生んだのは、実はアメリカ文化にあった。
その生い立ちとウィキリークスを立ち上げた経緯から、現在のアメリカIT文化に至る解説は、
非常に興味深いものがあった。
5章では、3.11東日本大震災時のアメリカ、チャイナ、ロシアの対応、国際政治について解説。
「トモダチ作戦」を遂行したアメリカの本音、チャイナの火事場のドロボウ精神、ロシアのアメとムチ。
基本的には私の理解していた通りの内容であったが、一点「ほー」と思ったことがあった。
それは、ロシアのプーチン首相(今度大統領になるが)の日本への態度である。
強硬姿勢一辺倒ではなく、アメも用意しているとのことだ。
プーチンは柔道の達人であり、嘉納治五郎を尊敬している。
末娘には日本語を習得させ、お忍びで来日をさせており、親日的な面もあるとの事。
ただし、それは対アメリカ、対チャイナを睨んでの対応であり、
領土問題では一歩も譲歩する気はないとの解説には得心した。
6章ではTPPの問題の解説。
個人的にはこの問題に一番関心があった。
アメリカは決して一枚岩ではないこと。
TPPは多国籍巨大企業の利権獲得、利益獲得の為に利用されようとしていること。
アメリカの酪農家、自営業者、「草の根保守派」がTPPに反対していること。
アメリカのTPP参加反対を唱えている国があること。
日本がTPPに参加した場合の影響。
国が国民の安全・安心を守れなくなる
'1 遺伝子組み換え食品を拒否できなくなる
(遺伝子組み換え食品の9割をアメリカ・モンサント社が供給)
'2 モンサント社の有毒な除草剤(セブンアップ)を拒否できなくなる
'3 知的所有権がアメリカの巨大産業にのみ優遇される
'4 公共事業が景気対策にならなくなる
'5 土地や水資源が外国に買い占められる
'6 医療の国民皆保険制度が崩壊する
'7 外国人労働者の大量流入
'8 ポストハーベストを拒否できなくなる
非常に分かりやすい解説であり、TPPの本質、恐ろしさが理解できる内容になっている。
TPPを推進する人々にお願いしたい。
この'1から8までについて、どう考えているのかを説明してほしい。
あなたは日本を生かしたいのか? それとも殺したいのか? 教えてほしい。
本書はアメリカの本音、TPP加入した場合の悲劇を知る事ができる良書である。
前半のほとんどを割いていて、アメリカ史の勉強になった。
が、正直しんどかった。
これは、日本ではほとんど教える機会がないからだろう。
他のれびゅあーさんがほとんど書いていますので、ポイントだけ。
・日本は、何事においてもはっきりとした態度が取れない。故に、最悪の事態を想定した行動がとれない。
・アメリカはチャイナを軍事・経済両面から危険と認識している。(中国倭人州が現実になるかも!?)
・アメリカの財政難から考えると、在日米軍を引くこともありうる。故に、自衛隊の強化もしくは軍隊化が必要。
・イランの核開発に、イスラエルとともにサイバー攻撃で阻止。しかし、次の戦場はイラン。ここに、中国が介入するかどうかで、
戦火は拡大の一途をたどる。
・ジュリアン・アサンジは世界という視点で見れば結構いいやつ。
・トモダチ作戦は、親中の政治家がどうするかの様子見。(中国も医療船を出したが政府が拒否であった)
・TPPはそもそもアメリカ内でも賛否両論。おそらく頓挫する可能性大。(日本の議員が国益を考えられるか?)
・遺伝子改良モンサントと米倉爺さんの住友は強力なお友達。(経団連になびく政治は国益を損なうだろう)
といったところか。
日本の核武装化も視野に入れた東アジアの核の傘理論は、中国の軍事大国化への戦略として
最早、仕方がないのかと思わされる。
話題のベトナム原発輸出も、イラン攻撃を視野に入れた政策ではないのかと
疑ってしまった。
この著がアメリカの本音をすべて述べているのかわからないが、
現実問題として尖閣諸島や北方領土の問題も政府の本気度が今こそ試されているのかもしれない。
(1) 第1章、第2章で米国成立史と近年の米国政治動向をおもに経済・金融を中心にして、歯切れの良い文体でわかりやすく述べ、
(2) 真ん中部分では米中対立、米国政治にインターネットが果たした、また果たしつつある大きな役割、
(3) 最後に国際政治における日本の方針について著者の意見をかなり詳述しています。
どれも大変興味深い内容です。例えば、南北戦争の死者総数は62万人にもなり、第二次大戦の米国側死者総数は41万人に過ぎなかったという比較は驚きであり、いかに南北戦争が重大な意味をもっていたのか実感できます。米国の成り立ちからしてすでに南北対立の芽はあったのですが、本書によってそれが手に取るように詳細にわかります。独立宣言の1776年から12年もかけてやっと連邦憲法が成立したこともその一例です。連邦(中央政府)を作ることに非常に大きな抵抗があったのですね。その激論が続き、ハミルトンに代表される連邦主義者達とトマス・ジェファーソンに代表される反連邦主義者の流れは実に面白いです。当初、リベラル派と保守派の意味が逆で、リベラルは南部の反連邦主義者で、保守派は北部の連邦主義者達であり、ニューディール政策の確立により逆転してしまったことが詳述されています(91頁)。
読みどころは他にも無数にありますが、米国のIT文化がマイクロソフト社の権力志向、NASA文化を継承した技術志向のグーグル、職人芸・芸術家重視のアップルと3つに分かれている図(213頁)は大変明快で、その辺の記述だけでも本書購入の価値があるくらいです。
全体として、やや図式的な感じは欠点となっており、随所に著者の意見表明が多いのですが、残念なことにそれらに独創性はなく、むしろもっと専門的な考察分析を書いて頂ければと思いました。米国では知識がある人が評価され、ヨーロッパでは考察深い人が評価されます。若い人達に「先生、種本は何ですか」と言われるよりも、「誰の影響を受けているのですか」と聞かれた方が著者としても気分爽快なはずです。著者が反中国・核武装論者なのはまことに結構ですが、もっと細かく考えるべきです。日本が核兵器を持とうとするときは、影響力が余りに大きいため(国際的な責任も大きく)、起爆装置と飛翔体(ミサイル)、スパコンによる仮想実験の3つだけに限定し、米国に日本独自の設計仕様の爆薬本体を任せるという政治的判断が一番賢明です。日本は地球上で最大のプルトニウム所有国ですが(米軍元総司令官の発言)、この方針により材料の多くが米国に分散移動し、日本は起爆装置・飛翔体・スパコン実験を確保でき、実質的に核兵器を持つことになる反面、対外的には核兵器の実装否定・制限論を主張できます。
2019年4月21日追記:
本書90ページあたりに出てくるリベラル派が小さい政府支持から大きい政府支持に転換するのはニューディール政策が契機と書かれていますが、それがなぜかは記載がなく、正直一介の読者としては不思議に思っていました。最近、渡辺惣樹氏の著作数冊を読み、当時ニューディール政策が社会主義的だとみなされ、当時(今もそうでしょうが)リベラル派には社会主義に共鳴する人達が多いためだとわかりました。オバマケア等のように社会主義的な政策を実行しようとすれば、確かに小さな政府では不都合となるわけです。
アメリカに興味を持てば持つほど、最初のころに読んだ本書は結構重要性をおびており、本書の情報量は相当なものだと感謝とともに再認識させて頂いております。よって4つ星から5つ星に変えました。
自主憲法制定・核武装に賛成、TPP反対といった保守系の政治学者。
本書は専門書ではなく簡潔に書かれているので、敷居は低め。
「アメリカは・・・だ」という米国内が一枚岩であることを
前提にした分析が巷に多過ぎることに常々疑問を感じていた。
発言者の帰属する組織・派閥を明示し、色々な方面へ
分析を展開した後、全体像を描く形でなければ、
常に四分五裂しているあの国は分からないだろうに。
そう言う意味で本書の分析は良質。
気になった点は、文章が「ですます調」であり、無駄に文字数が多い点。
「だ・である調」の方がいい。
関係ないが、地元なので次も票を入れるから、
次の選挙では自民から出馬して欲しい。