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もはや、これまで 経綸酔狂問答 単行本 – 2013/11/23

4.7 5つ星のうち4.7 12個の評価

アベノミクスで株価が上がり、2020年の東京オリンピックも決まった――だが、それで「天下泰平」なのか!?
かつて「ABCD包囲陣」というものがあったが、近年はアメリカ、コリア、チャイナの「AKC包囲陣」とでも呼ぶべきものが日本列島を覆わんとしている。アメリカは国力が衰退し、中国もバブル崩壊寸前、韓国にいたってはもうどうにもならないから、「日本人はカネを持ってそうだし、ちょっと突けば少しは出るだろう」といったところか。だが、そのカネを失ったあとに何が残る?
いま日本、世界、人類が劣化しているのはなぜか――。歴史、文化、芸術に造詣の深い、漫画家の黒鉄ヒロシ氏は自らを“猿"に見立て、「いまの日本、世界、人類が抱える病について、最も攻撃的守備範囲の広い“仙人"(西部邁氏)にお尋ねするために、山の頂までやってきた」というのが本書のコンセプトだ。
ニ粋人が劣化列島の頂で絶望を朗らかに語る、真剣な冗談。
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商品の説明

著者について

評論家

漫画家

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2013/11/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/11/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 289ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569813909
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569813905
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 12個の評価

著者について

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西部 邁
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に着目したのは、雑誌「表現者」の表紙絵のまるで天平時代の泥人形のような不思議な実在感を持つ人物による。
このような画を描く黒鉄ヒロシという人の人間観・歴史観に興味を持った。
そして、西部邁との対談本があるのを知りこの二人のものであればそれは、格別のものであろうという予感がありそしてそれは、期待に違わぬものであった。

長くなるので芸術・スポーツ、死と宗教についてのみ取り上げる。
.芸術やスポーツは、一過性というかある瞬間の他者に対する解放の源となる。何のためかと言われると暇つぶしでしょうか。(黒鉄) チェスタトンは、「美の本質は、額縁にあり」という科白を残している。美術論というより欲望論を言っている。(西部)
.殺しを手懸けた人間は、人間存在の怖ろしさを女として感じている娼婦としか気心が通じない。明治の元勲たちがそうであった。(西部)
.台湾の故宮博物館で細君が一瞬ノイローゼ状態となった。人間を人間と思わない中国人の怖ろしさが満ちている。(西部)
.西欧人が何故ユーモアを発見したかというと貧しくて、寒くて、ひもじいものだから必死で「絶対」という観念を創りだしたけれど、それだけでは辛いのでまた、絶対なんか達成すべくもないんで、その間をユーモアで繋いだ。アジア・アフリカは、生命の宝庫である。だがそれ故に、その末路は白人による支配となった。(西部・黒鉄)
.欲望の根源は、奈辺にありや。人は、死にたくない。その理由を言語に求める。でも、言語にかけた魔法を言語で解こうとするのは無理だと知る。それで、坊主になろうと思う。でも、不条理観は解けない。女性は、「バカやってんじゃないわよ」と言いながら子供をプイッと生む。この繰り返しのライン上にあるのが欲望で、これを神の前で行うのが宗教でそれは、「私の言うことを聴きなさい」と云う自慢の欲望である。(黒鉄」
.一遍上人は、死ぬまで踊りまくった。ついて来たのは、殆んど女の集団であった。女性たちは、言語前に行く。言語を超え、踊るしかないという境地に没入していたのだろう。(西部)

黒鉄は、子どもの頃から他人が厄介だったと言っている。
単独者でありこの強さは、並みではない。
漫画家という職業も一人で生きるに適していたのだろう。(西部)
が、しかし、実に強靭な思考力であり感服する。サラリーマンにとっては、夢のまた夢である。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
チョットむつかしいとこも有りましたが、60歳過ぎて良い頭の刺激に成りました。
賢い左翼傾向に慣れていましたが、よーく考える保守も良いもんだと思うように成りました。
私のような凡人もいろいろと物事を自分で考えて、物わかりの良い老人にならないように努めようと
思いましたが、読後三日も経てばやはり凡人です
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近はネットの動画等で西部先生の事を知る若い人も増えているようですが、あまり読書に慣れてなくて「西部先生の本は難しい…」と挫折してしまう方も少なくないそうです。かく言う私もその一人だったわけですが、自信が無い方は無理せず、比較的読みやすい対談本から入る事をオススメします。
西部先生は長い言論活動において対談本も多く出されていますが、この『もはや、これまで ~経綸酔狂問答~』は2014年現在で最新の対談本ですし、対談相手の黒鉄ヒロシ先生も非常に教養が深いだけでなく芸術家特有のユーモアをお持ちなので、終始面白おかしく読めて西部ビギナーにも自信をもって一読を薦められる一冊となっています。黒鉄先生に関しては、正直TVで観るよりもずっと深い事を考えてらっしゃるんだなと言う感じで、印象がガラリと変わりました。
この本をきっかけに多くの方が西部先生の思想に触れ、他の数多くの名著も広く読まれる事を願ってやみません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月23日に日本でレビュー済み
今朝(11月23日)、テレビ番組(東京MX「西部邁ゼミナール」)を見ていたら、紫綬褒章も受章したことのある黒鉄ヒロシさんがゲスト出演して本書が紹介されていて、面白そうだから近くの本屋さんに走って読み始めたら、面白くて、止まらなくなっちゃいました。正直に言うと、お二人とも教養人だから、無学な私には難しい箇所がところどころありましたけど、それもまた知的好奇心をくすぐられたというか(ちょっとエラそうかな?)、自分の頭が少し良くなったような、「高尚な気分」に浸れました。この本のコンセプトは、黒鉄さんが「今なぜ、日本、世界、人類は劣化しているのか」ということを、ご自身が「猿」(!)を演じ、「仙人」と崇める西部さんに尋ねるという、ユニークなものです(黒鉄さんの挿絵がまた、面白い!)。黒鉄さんは西部さんを立てて、自分を「猿」などと言っていますが、黒鉄さんがの歴史、文化、芸術に関する考察が「余人をもって代えがたい」というか、とにかくスゴイ! しかも、時代状況を踏まえた議論なのですが、おそらく何十年後かに読んでも風化しないような、普遍的な価値を説いているように思われました。何しろ、今日の「人類の劣化」を原始人時代にまで遡って論じているんですから! あらためて、ご両人は現代日本を代表する「知性と感性の良心」だと思いました。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年4月7日に日本でレビュー済み
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伝統を大事にし、守りつつ、国際社会に対応する為に、どのような心構えをマスコミに惑わされずに、持ち続けていけるか、を説く。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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