五木、帯津両先生の対談は、医学(サイエンス)と医術(診療)を対比しながら、ユーモアに富んだご本でした。
再販2と同じく大変参考になりました。
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健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。 単行本 – 2007/4/5
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購入オプションとあわせ買い
健康の常識には危険がいっぱい----本当は、どうなのだ!
水、牛乳、緑茶、玄米食、サプリメント、最新医薬、抗菌・防菌、気功、ヨガ、
代替医療、免疫医療、ウォーキング......いったい、なにをすれば、元気で長生
きできるのか。ガン治療からウツ病まで、当代随一の名医に、作家が本音で迫
る。混乱する情報の中から、最良の道を選ぶには? 心と体の健康が気になる現
代人必読の、平成「養生訓」。
- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2007/4/5
- ISBN-104582833586
- ISBN-13978-4582833584
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2007/4/5)
- 発売日 : 2007/4/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 276ページ
- ISBN-10 : 4582833586
- ISBN-13 : 978-4582833584
- Amazon 売れ筋ランキング: - 635,461位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,566位健康法
- カスタマーレビュー:
著者について
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1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛について (ISBN-13:978-4591117514)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トンデモ系の医師といわれているけど 多分、この先生を叩きたいのは
現代医療の医師や製薬会社系。
がんの末期患者が 現代医療では手の施しようがない時でもホメオパシーは有効だし
また色々な奇跡が起きるのも私自身で体験済み。
多分、誰でもホメオパシーで一瞬で治るあの感覚を体験してしまえば 誰でも普通にホメオパシーを使うようになるだけ。
知らずに、未体験のまま叩いても何の効力もない。
現代医療の医師や製薬会社系。
がんの末期患者が 現代医療では手の施しようがない時でもホメオパシーは有効だし
また色々な奇跡が起きるのも私自身で体験済み。
多分、誰でもホメオパシーで一瞬で治るあの感覚を体験してしまえば 誰でも普通にホメオパシーを使うようになるだけ。
知らずに、未体験のまま叩いても何の効力もない。
2007年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結局のところ、すべて物事は中庸を保てば健康です、
好きなことを適度にすることが健康の秘訣です、
嫌いなものを我慢してすることはない、
というお話。会話形式はいいけれど、
たくさんの話をぶつぶつ短く切ってまとめてあるので、
健康本など読んだことがまったくないという人にはいいかもしれないです。
でも、帯津さんの本だから読みたかったという人には物足りなくていけません。
エピソード末に「まとめ」があるのも、おせっかいな気がします。
好きなことを適度にすることが健康の秘訣です、
嫌いなものを我慢してすることはない、
というお話。会話形式はいいけれど、
たくさんの話をぶつぶつ短く切ってまとめてあるので、
健康本など読んだことがまったくないという人にはいいかもしれないです。
でも、帯津さんの本だから読みたかったという人には物足りなくていけません。
エピソード末に「まとめ」があるのも、おせっかいな気がします。
2007年5月22日に日本でレビュー済み
酒を飲んで肉食をして90歳まで生きた人が何人かいただけでは根拠にならない筈です。
循環論法にはなりますが、その人は食に気を使えば120歳まで元気だったかもしれません。
アルコールで血管が広がるのは飲んで3〜4時間程度のことで、
その後痙攣して収縮します。体の1部分に良い影響があればその他の99の部分には
悪影響があるという薬の法則をしっかり守っているのがアルコールです。
「食生活を変えるつもりが無くて、心の安寧を得たい」という方にはお勧めの本です。
循環論法にはなりますが、その人は食に気を使えば120歳まで元気だったかもしれません。
アルコールで血管が広がるのは飲んで3〜4時間程度のことで、
その後痙攣して収縮します。体の1部分に良い影響があればその他の99の部分には
悪影響があるという薬の法則をしっかり守っているのがアルコールです。
「食生活を変えるつもりが無くて、心の安寧を得たい」という方にはお勧めの本です。
2008年11月1日に日本でレビュー済み
当代隋一の名医と現代文豪の対話集、それも健康と言うテーマに絞った
対話である。結構面白く楽しんで読めました。
健康や養生にマニアックなくらい詳しい五木さんが、一般人の視点から、
ホリスティック医学、東西医療の融合を試行する帯津先生に、「本当はどう
なのだ!」と、どんどん質問を投げかけていく。悠々とした帯津先生の回答
がまた超ゆるやかで、人間的である種いい加減で、要するに医者の衣を
脱いだ本音の考え方が出ていて実に面白い。
医療とはそのように人間的な、常識的なものかと、嬉しくなるような対話振り。
健康オタクの五木さんの方が詳しかったりする知見も見受けられるが、それも
何一つ嫌がったり隠したりしない、帯津先生がステキ。
医者よりも患者さんのほうがインターネットの時代は知識が幅広いのだとまで
言っている。患者と医者が歩み寄って治療はなされるものだと教えられた。
医者も悩みつつ考えつつ、全てを知っているわけではなくやっているのだと。
このように医者の素直な心が出ている本は結構珍らしいのではないか?
五木寛之さんにしかできない対話術がなせるワザかもしれない。
対話である。結構面白く楽しんで読めました。
健康や養生にマニアックなくらい詳しい五木さんが、一般人の視点から、
ホリスティック医学、東西医療の融合を試行する帯津先生に、「本当はどう
なのだ!」と、どんどん質問を投げかけていく。悠々とした帯津先生の回答
がまた超ゆるやかで、人間的である種いい加減で、要するに医者の衣を
脱いだ本音の考え方が出ていて実に面白い。
医療とはそのように人間的な、常識的なものかと、嬉しくなるような対話振り。
健康オタクの五木さんの方が詳しかったりする知見も見受けられるが、それも
何一つ嫌がったり隠したりしない、帯津先生がステキ。
医者よりも患者さんのほうがインターネットの時代は知識が幅広いのだとまで
言っている。患者と医者が歩み寄って治療はなされるものだと教えられた。
医者も悩みつつ考えつつ、全てを知っているわけではなくやっているのだと。
このように医者の素直な心が出ている本は結構珍らしいのではないか?
五木寛之さんにしかできない対話術がなせるワザかもしれない。
2007年4月5日に日本でレビュー済み
「あの」五木寛之さんと帯津先生の対談からなる本です。
ちょっと健康関係、食事関係に興味のある方だったら
「どうなの?」と興味津々のお題について
対談されています。
のっけから、「牛乳って飲んじゃだめなの?」
「水はたくさん飲んだ方がいいの?」
「肉は食べちゃいけないの?」など
「それが聞きたかった!」と言いたくなる内容でした。
どちらかというと「分厚い」本ですが、
最近の健康系のベストセラーなどを
引き合いに出しながら
「○○さんはこう言ってますけど、
科学的な証明はありません」とか
「○○という本ではこう述べられていますが、
心臓が悪い人には進めない」
「牛乳は牛が飲むものだから飲まなくてよい、という意見と
ホモジナイズがよくない、という意見の両方ある」など
いろいろな意見を聞かせてくれて、その上で
ご自分はこうしてる、という話も伺えるので、
とても面白かったし、健康番組、健康関連書籍に対して
それほどうろたえることがなくなりました。
そもそも五木寛之さんとの対談本ですので、
「○○を食べれば必ず健康!」という類の本ではなく、
「やっぱり中庸が一番ですよね」
「偏るのはいけませんね」と全体的にこういう感じですから、
何か一つの食品や解決策を求めている方には
薦められません。
でも、最近いろいろな情報が溢れすぎて、迷子になっている
方(私がそうでした)にはオススメしたいです。
ちょっと健康関係、食事関係に興味のある方だったら
「どうなの?」と興味津々のお題について
対談されています。
のっけから、「牛乳って飲んじゃだめなの?」
「水はたくさん飲んだ方がいいの?」
「肉は食べちゃいけないの?」など
「それが聞きたかった!」と言いたくなる内容でした。
どちらかというと「分厚い」本ですが、
最近の健康系のベストセラーなどを
引き合いに出しながら
「○○さんはこう言ってますけど、
科学的な証明はありません」とか
「○○という本ではこう述べられていますが、
心臓が悪い人には進めない」
「牛乳は牛が飲むものだから飲まなくてよい、という意見と
ホモジナイズがよくない、という意見の両方ある」など
いろいろな意見を聞かせてくれて、その上で
ご自分はこうしてる、という話も伺えるので、
とても面白かったし、健康番組、健康関連書籍に対して
それほどうろたえることがなくなりました。
そもそも五木寛之さんとの対談本ですので、
「○○を食べれば必ず健康!」という類の本ではなく、
「やっぱり中庸が一番ですよね」
「偏るのはいけませんね」と全体的にこういう感じですから、
何か一つの食品や解決策を求めている方には
薦められません。
でも、最近いろいろな情報が溢れすぎて、迷子になっている
方(私がそうでした)にはオススメしたいです。
2011年6月28日に日本でレビュー済み
2007年4月発刊の書籍です。当時から、五木寛之さん帯津良一さん両氏とも尊敬していました。その両氏が、健康に関する対話形式の本を出したので、何度も読みました。
最近、すっかり埃を被ったこのハードカバーを改めて読みました。
現在のお医者さんがやっている西洋医学以外の効能についての対談です。わずか3年前の書籍ですが、古いなあと思わせる内容もあります。アルカリイオン水とか。
当時はテレビ番組が健康ブームを煽り、“新しい健康法”をピックアップしていました。ブルーベリーが目に良いとか腹式呼吸で長寿とか。
よい結果が出た人もいますし、結果が出なかった人もいます。
わずか3年前の書籍の内容が、一昔前の本のように感じるのは僕だけでしょうか。
流行ものって陳腐化しやすいですね。
五木さんと帯津さんの凄いところを 今回再度読んで感じたのは、「あの民間療法もあと300年ぐらい経ったらメジャーになるでしょう。」とか言っちゃう事。
フォーカスが違うのです。同じ方角を見ていても焦点の合う所が違っている。
と、感じました。
最近、すっかり埃を被ったこのハードカバーを改めて読みました。
現在のお医者さんがやっている西洋医学以外の効能についての対談です。わずか3年前の書籍ですが、古いなあと思わせる内容もあります。アルカリイオン水とか。
当時はテレビ番組が健康ブームを煽り、“新しい健康法”をピックアップしていました。ブルーベリーが目に良いとか腹式呼吸で長寿とか。
よい結果が出た人もいますし、結果が出なかった人もいます。
わずか3年前の書籍の内容が、一昔前の本のように感じるのは僕だけでしょうか。
流行ものって陳腐化しやすいですね。
五木さんと帯津さんの凄いところを 今回再度読んで感じたのは、「あの民間療法もあと300年ぐらい経ったらメジャーになるでしょう。」とか言っちゃう事。
フォーカスが違うのです。同じ方角を見ていても焦点の合う所が違っている。
と、感じました。
2007年4月30日に日本でレビュー済み
この本を読むと、今までの自分の考え方生き方を反省させられました。
五木さんはみんな知っていると思いますが、帯津さんは知らない人がいると思いますで紹介しておくと、ガンの代替治療の一人者で、神様と称される人です。
私はある事情から、人一倍健康に対しては執着心が強く、自分なりに色々と勉強してきたつもりだ。また自分の周りにあまりにもガンが多く、それも若くして亡くなる友人知人が多いため、特にガンに対しては過敏なくらい勉強してきた。
この本を読む前までに一番信じようと思っていた関係は、川竹先生。本も読んだし講演も聞いたし、定期刊行物も購読していた。
しかしよく考えると、この先生を信じて私に紹介してくれたかっての部下は、38歳でガンで死んでしまった。外科手術・放射線治療・抗がん剤の治療を拒否し、色々な代替治療に精一杯本当に力の限りを尽くして立ち向かったが死んでしまった。
逆に、代替治療の人たちが絶対にやってはいけないという上記の3大治療で、完治した人もいる。何もしなくてもガンが亡くなるような人もいる。日田天領水で治った人もいるのだろうし、アガリクスで治った人もいるし、サメの…とありとあらゆる方法はちまたに氾濫している。
どれが正しいというものではなく、たまたまその人に合った対処法にめぐり合うかどうかという事だろうし、もしめぐり合わなくても、天寿と思って死ぬまでを精一杯幸せに生きられればそれでいいのではないのだろうか。
この本はこんな難しい話が続くわけではなく、
・水はたくさん飲んだほうがいいのか
・冷たいビールは体に悪いのか
・牛乳を飲むのは体にいい事なのか?
などの日常の色々な説に対して、帯津先生と五木さんの対談形式で話が進んでいき、その項目の終わりに「医者の結論」として見解がまとめられている。
・ウォーキングは体にいいのか
・サプリメントは本当に有効か
最後の方は
・長寿が本当に幸せか
というところまで触れられている。
この本を読んで、何事にも「絶対」と言うことはないのだと反省。自分は極端に何かひとつを信じるとそれをとことん追求するのはいいがねその他の考えを排除してしまう傾向があった。
・コーヒーは体に悪いのですか?→嗜好品として飲むなら良い
・酒は本当に休肝日が必要か?→欠かさず飲んでよい。ただし飲みすぎない
など本当に「中庸」とでもいうか、極端が一番悪いし、絶対にこれが正しいという結論もないのだと考えさせられた。たまたま放射線治療が効く人もいれば、ウコン飲んだら肝臓が復活する人もいる、たまたま今のその人の状況にはそれが良かったのだ…という事なのだろう。
もう少し、おおらかに生きてみようと気づかせてくれる良書だと思います。
五木さんはみんな知っていると思いますが、帯津さんは知らない人がいると思いますで紹介しておくと、ガンの代替治療の一人者で、神様と称される人です。
私はある事情から、人一倍健康に対しては執着心が強く、自分なりに色々と勉強してきたつもりだ。また自分の周りにあまりにもガンが多く、それも若くして亡くなる友人知人が多いため、特にガンに対しては過敏なくらい勉強してきた。
この本を読む前までに一番信じようと思っていた関係は、川竹先生。本も読んだし講演も聞いたし、定期刊行物も購読していた。
しかしよく考えると、この先生を信じて私に紹介してくれたかっての部下は、38歳でガンで死んでしまった。外科手術・放射線治療・抗がん剤の治療を拒否し、色々な代替治療に精一杯本当に力の限りを尽くして立ち向かったが死んでしまった。
逆に、代替治療の人たちが絶対にやってはいけないという上記の3大治療で、完治した人もいる。何もしなくてもガンが亡くなるような人もいる。日田天領水で治った人もいるのだろうし、アガリクスで治った人もいるし、サメの…とありとあらゆる方法はちまたに氾濫している。
どれが正しいというものではなく、たまたまその人に合った対処法にめぐり合うかどうかという事だろうし、もしめぐり合わなくても、天寿と思って死ぬまでを精一杯幸せに生きられればそれでいいのではないのだろうか。
この本はこんな難しい話が続くわけではなく、
・水はたくさん飲んだほうがいいのか
・冷たいビールは体に悪いのか
・牛乳を飲むのは体にいい事なのか?
などの日常の色々な説に対して、帯津先生と五木さんの対談形式で話が進んでいき、その項目の終わりに「医者の結論」として見解がまとめられている。
・ウォーキングは体にいいのか
・サプリメントは本当に有効か
最後の方は
・長寿が本当に幸せか
というところまで触れられている。
この本を読んで、何事にも「絶対」と言うことはないのだと反省。自分は極端に何かひとつを信じるとそれをとことん追求するのはいいがねその他の考えを排除してしまう傾向があった。
・コーヒーは体に悪いのですか?→嗜好品として飲むなら良い
・酒は本当に休肝日が必要か?→欠かさず飲んでよい。ただし飲みすぎない
など本当に「中庸」とでもいうか、極端が一番悪いし、絶対にこれが正しいという結論もないのだと考えさせられた。たまたま放射線治療が効く人もいれば、ウコン飲んだら肝臓が復活する人もいる、たまたま今のその人の状況にはそれが良かったのだ…という事なのだろう。
もう少し、おおらかに生きてみようと気づかせてくれる良書だと思います。