大投手の考え方が知れる貴重な書籍。
考え方が多く書かれていますが、実質はシンプルな技術書であり野球の取扱説明書です。
ただ、こちらの書籍は単独で読むよりも予備知識として「超野球学」の落合版(打者)や梨田版(捕手)を読まれる方が分かりやすいかもしれません。
(それか野球を始めたばかりの人の方が分かるかも?)
さてさて、予備知識があれば☆5(6でもいい)、無ければ☆2~3くらいかもしれません。具体的にそれぐらい価値が変わると思います。私は事前に落合版と梨田版を読んでおりましたので、大満足の☆5です。超面白いです。
なぜかと言いますと、この「超野球学」に書かれている江夏さんの考え方は、落合さんや梨田さん、他の超一流プレーヤー達の考え方とほぼ同じで実はシンプル、ということが分かるからです。(具体的な内容はネタバレになるので書きません)。
ただ予備知識がないと「なんだよ思い出話か」みたいに感じるだけかもしれません。思い出話だけでも面白いんですけどね。
予備知識があれば江夏さんが仰っている意味が分かります。意味が分かれば「シンプルな技術書もしくは野球の取扱説明書」として感じますし、分からなければ「昔活躍した選手の思い出話」くらいにしか感じないかもしれません。
内容は、コントロールの上げ方、得意なコースが持つ意味、打者心理、投手心理、初球、勝ち数負け数、球数、試合の臨み方などなど、投手に限らず野球に携わる方には凄く勉強になる書籍です。
どうやらピッチャーに「アレ」があると、味方や審判だけじゃなく、敵からも信頼されるそうですよ。
答えはシンプルなものでした。

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江夏豊の超野球学: エースになるための条件 単行本 – 2004/4/1
江夏 豊
(著)
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社ベースボール・マガジン社
- 発売日2004/4/1
- ISBN-104583037937
- ISBN-13978-4583037936
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
先発完投型の大黒柱として、さらには「優勝請負人」のリリーフエースとして、マウンドで何をすべきかを考え抜いたサウスポーの、「エースになるため」の投手論。『週刊ベースボール』に連載した「超野球学」を一冊にまとめる。
登録情報
- 出版社 : ベースボール・マガジン社 (2004/4/1)
- 発売日 : 2004/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 263ページ
- ISBN-10 : 4583037937
- ISBN-13 : 978-4583037936
- Amazon 売れ筋ランキング: - 985,964位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,017位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
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2017年9月3日に日本でレビュー済み
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2009年8月16日に日本でレビュー済み
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先に落合氏の本を読んでなかなかいい野球本だなと思ってこちらも購入。内容的には技術的なことはほとんど書かれておらず、考え方や過去の経験がメインになっている。読んでいてもいまいち頭に残らないし参考にしようと思わせるものがない。覚えているのは「アウトローのコントロール」くらい。それが繰り返し出てくる。自分としてはもっと具体的な技術論を期待していたので肩透かしぎみ。コントロール一つ取っても本書では「手首をやわらかく」、「カーブは手首をひねろうとせず抜くように」「バランスのいいフォームで投げ続ける」というフレーズだけであとは終始思い出話。もっと上半身、下半身でいろいろなポイントがあるように思うのだが。それを図解で詳しく教えてほしかった。次はそういう本を書ける人をチョイスしてほしい。
2013年6月17日に日本でレビュー済み
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為になります。いろんな人の本を読んでしっかり野球を勉強します。
2004年5月29日に日本でレビュー済み
「投手」のあるべき姿というよりむしろ「エース」とは何かということが自身の経験を元に書かれている。マウンドでの意識、打者の考え方、それに対してどう攻めるか、まさに「投手学」という自身の理念が書かれていて、江夏故の説得力がある。人間心理を読むという点でも役にたつと思います。