日本は単なる極東の島国にとどまらない、そう確信させてくれる書である。私たちが学生時代に学んだ歴史では、幾分自虐的に私たちの過去を矮小化して伝えている。でもそんなことはない。
わが国は近世、アジア一の産銀量を誇り、活発にアジアの海で交易を行ってきた。幾分それは歪められて「黄金の国ジパング」伝説となって流布するのであるが、それは裏返せば、当時それなりのインパクトのある存在として私たちの国日本が存在していた証でもある。
わが国は近代以降大変身を遂げたのではない。近代以前、それ以降に比べ遥かに洗練された形で、世界に存在感を示していた。その実像を掴み、現代に生きる私たちは見習いたいものである。

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地球日本史 1 (扶桑社文庫 に 3-1) 文庫 – 2000/12/1
西尾 幹二
(編集)
日本とヨーロッパの同時勃興
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞ニュースサービス
- 発売日2000/12/1
- ISBN-104594030300
- ISBN-13978-4594030308
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