今の日本、凶悪犯罪は増える一方、警察は不祥事の山。
そんな日本で暮らしていくことに不安を感じている人は是非読んで欲しい。
凶悪犯罪や、日本の制度の不備など、表面上は不安を煽る印象を受けるが、一方、根底にあるのは、警察に対する信頼である。100%の安全を保証することは出来ないが、日本の警察はここまでやってくれている、ということがよくわかる。
警察に限らず、一部の不心得者を挙げて全体を悪く考えるのはやめるべきである。そういうことを考えさせられた本であった。

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ニッポン犯罪狂時代 単行本(ソフトカバー) – 2006/12/13
北芝 健
(著)
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2006/12/13
- ISBN-104594052819
- ISBN-13978-4594052812
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2006/12/13)
- 発売日 : 2006/12/13
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 239ページ
- ISBN-10 : 4594052819
- ISBN-13 : 978-4594052812
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2007年4月25日に日本でレビュー済み
作者はもともと警官だった人のようだ。
少年法が甘いと言い切り、一般的にはあまり良い目で見られていない公安を全面的に弁護し、ネット社会に警笛を鳴らし、外国人犯罪を憂い…となかなか激しい内容だった。
最終的に「国民を守ってくれるのは警官だけ」という結論に持っていくのはあまりに強引過ぎないか?と思ったが、言っている事も一理ある。
例えば、ノーヘルで二人乗りで赤信号を無視して暴走しているバカなバイクをパトカーが追跡して、その馬鹿が事故を起こして重体とか死んだ…というのはよくある話だが、マスコミの論調は「警察の捜査に問題はなかったのか?」的な方向に持っていく。
どう考えても、バイクの二人乗りの奴らが、逃げずに素直に捕まれば、事故は防げたはずだ。
あと、覚せい剤飲んでおかしくなって包丁を振り回している奴をピストルで撃ってしまい誤って殺してしまったという場合も、「発砲は行きすぎでは?」みたいな記事になってしまう。
どう考えても殺さなければ、もっと多くの一般市民が殺傷されていたかもしれないにもかかわらず。記者は「警官は素手で立ち向かえ」とか思っているのだろうか。
※この本にも触れられているが、日本という国は、覚せい剤とか薬を飲んでの犯罪は、罪に問われない場合が多い。だとすると、何か理由があって人を殺したいとか傷つけたいと思った場合は、どこかで覚せい剤手に入れて、それを飲んだ上でやれば無罪になるのだろうか?
確かに、警察も悪い人はいっぱいいる。思いつくだけでも、鹿児島で何もなかったのに無理やり選挙違反の事件を作ってたくさんの人を有罪にしようとした警察署とか、桶川の女子大生殺人事件とか栃木のリンチ殺人事件とか、もう枚挙の暇もない。
ただ比率的には、良い人の方が多いような気がするが(笑)。もっとも多くなかったら大変な事だ。
少年法が甘いと言い切り、一般的にはあまり良い目で見られていない公安を全面的に弁護し、ネット社会に警笛を鳴らし、外国人犯罪を憂い…となかなか激しい内容だった。
最終的に「国民を守ってくれるのは警官だけ」という結論に持っていくのはあまりに強引過ぎないか?と思ったが、言っている事も一理ある。
例えば、ノーヘルで二人乗りで赤信号を無視して暴走しているバカなバイクをパトカーが追跡して、その馬鹿が事故を起こして重体とか死んだ…というのはよくある話だが、マスコミの論調は「警察の捜査に問題はなかったのか?」的な方向に持っていく。
どう考えても、バイクの二人乗りの奴らが、逃げずに素直に捕まれば、事故は防げたはずだ。
あと、覚せい剤飲んでおかしくなって包丁を振り回している奴をピストルで撃ってしまい誤って殺してしまったという場合も、「発砲は行きすぎでは?」みたいな記事になってしまう。
どう考えても殺さなければ、もっと多くの一般市民が殺傷されていたかもしれないにもかかわらず。記者は「警官は素手で立ち向かえ」とか思っているのだろうか。
※この本にも触れられているが、日本という国は、覚せい剤とか薬を飲んでの犯罪は、罪に問われない場合が多い。だとすると、何か理由があって人を殺したいとか傷つけたいと思った場合は、どこかで覚せい剤手に入れて、それを飲んだ上でやれば無罪になるのだろうか?
確かに、警察も悪い人はいっぱいいる。思いつくだけでも、鹿児島で何もなかったのに無理やり選挙違反の事件を作ってたくさんの人を有罪にしようとした警察署とか、桶川の女子大生殺人事件とか栃木のリンチ殺人事件とか、もう枚挙の暇もない。
ただ比率的には、良い人の方が多いような気がするが(笑)。もっとも多くなかったら大変な事だ。
2008年1月19日に日本でレビュー済み
ある意味、切れ味のよい本であった。「人権」という名の下に、非常に不条理なことが多いこの世の中。そこらへんのもやもやをスパッと言い切ってくれている。これは実に気持ちがいい。
また、警官不祥事は大変話題にされるが、その逆がないことに改めて気付いた。確かに、警察官はすごいんだ。
ただ、色々と言いたいこと、伝えたいことが多すぎるせいか、内容が散漫な印象。少年犯罪から北朝鮮までを1冊にまとめるのには無理があるように思った。
最後の、「あなたが何者かに襲われたとき、人権派の弁護士は決して守ってくれない」という一文が素晴らしかっただけに、少し残念であった。
また、警官不祥事は大変話題にされるが、その逆がないことに改めて気付いた。確かに、警察官はすごいんだ。
ただ、色々と言いたいこと、伝えたいことが多すぎるせいか、内容が散漫な印象。少年犯罪から北朝鮮までを1冊にまとめるのには無理があるように思った。
最後の、「あなたが何者かに襲われたとき、人権派の弁護士は決して守ってくれない」という一文が素晴らしかっただけに、少し残念であった。