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魅惑の仏像 千手観音―奈良・唐招提寺 (めだかの本) (めだかの本 魅惑の仏像) 単行本 – 2001/2/1
小川 光三
(写真)
- 本の長さ109ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日2001/2/1
- ISBN-104620605654
- ISBN-13978-4620605654
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
菩薩に属する千手観音は、「千手千眼観音」といわれる。千の手を持ちその手のひらに眼が一つずつついている。千の慈手と千の慈眼であらゆる人々の救済をするという。その千手観音の魅力を解説する。
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (2001/2/1)
- 発売日 : 2001/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 109ページ
- ISBN-10 : 4620605654
- ISBN-13 : 978-4620605654
- Amazon 売れ筋ランキング: - 945,659位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 463位仏教美術
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
唐招提寺の書籍でも、ここまで千手観音をフィーチャーしたものは少ないかと。写真も良く、その他の解説もとても読みやすい。
2008年6月12日に日本でレビュー済み
一つの身体に千本の手をつけるなんてグロテスク極まりないはずなのに、千手観音の正面写真を見つめていると、全体が調和し美しさとなってかえってくるから不思議である。
西村公朝・西川杏太郎両氏の文を読み、仏頭、手、全体の細部についての説明から千手観音に具象化された個々の意味がよく理解できる。千本の手には眼が刻まれているという。数多の衆生を一遍に個々にその眼でとらえ、その手で救ってくださる、手を替え品を替えてでも救くってくださるということを端的に見える形にしたようだ。その持物から諸仏の合体ともみられるという説明になるほどと思う。千手の拡大写真から、指のしなやかな動きの一瞬をかたちに作り込んだ仏師の技に驚き、美しさに魅了された。
山崎隆之さんの木心乾漆技法の説明がわかりやすく、仏師の工夫に驚嘆するばかり。小川瞳さんの絵から仏づくりの工程を想像できて楽しい。「招提」とは四方から僧の集まり来るところを意味するということを遠藤證圓さんの文で初めて理解した。
小川光三さんの「最後にはたった1枚の写真によって、仏さまを仏さまに写したい。」という一文が心に残る。
西村公朝・西川杏太郎両氏の文を読み、仏頭、手、全体の細部についての説明から千手観音に具象化された個々の意味がよく理解できる。千本の手には眼が刻まれているという。数多の衆生を一遍に個々にその眼でとらえ、その手で救ってくださる、手を替え品を替えてでも救くってくださるということを端的に見える形にしたようだ。その持物から諸仏の合体ともみられるという説明になるほどと思う。千手の拡大写真から、指のしなやかな動きの一瞬をかたちに作り込んだ仏師の技に驚き、美しさに魅了された。
山崎隆之さんの木心乾漆技法の説明がわかりやすく、仏師の工夫に驚嘆するばかり。小川瞳さんの絵から仏づくりの工程を想像できて楽しい。「招提」とは四方から僧の集まり来るところを意味するということを遠藤證圓さんの文で初めて理解した。
小川光三さんの「最後にはたった1枚の写真によって、仏さまを仏さまに写したい。」という一文が心に残る。