1巻のレビューも書きましたが、2巻も楽しませてもらったので、
少し内容について書こうと思います。
1巻でようやく堕天使捕縛の旅に出る事が決まったイーノック。
ここで、「大丈夫だ、問題ない」や、「一番いいのを頼む」のやりとりを見ることができます。
最初はただの純朴な農夫にしか見えなかったイーノックが、
どんどんヒーローらしくなっていきます。
イーノックの強さは、神に選ばれたからすごい、とか、
サポートするルシフェルのおかげといった、他力本願的に見えなくもありませんが、
やはり何より彼の意思の強さ、諦めない心があってこそ、
ルシフェルのサポートが生きてくるというものだと思います。
いつもよくイーノックは途中で諦めたり投げ捨てたりせず頑張ってるなぁ……と思いながら読んでいます。
光が見えたから……?いやそんなのどうでもいいわ休ませてください、って
私ならなるよなぁ……と。
そう言えばゲームでもよく「諦めないで動き続けて」と言われたのを思い出します。
実はこれがエルシャダイでの一番のテーマなのでは、と思っています。
この巻ではゲームに登場しなかったキャラもたくさん出ています。
バベルの塔崩壊のあたりが舞台になっているので、
竹安神話構想を読んでいた人は、こちらの世界(セタ)でのレミエルやりんこ(アーリン)を
見る事ができて、ちょっと感動できたのではないでしょうか。
神話構想を知らない人でも、レミエルのキャラクターはなかなか魅力的だと思います。
「なんでお前が救世主!?」という小説に登場しているので、
もし興味が湧いたらぜひそちらも読んでみるといいと思います。とてもいいお話でした。
小説の方では、イーノックやルシフェル、バラケルなどの堕天使も登場してこなかったので、
今回漫画で皆が登場してくるバベルを見る事ができてとても新鮮でした。
ちなみにこのバベルの塔のお話は、ゲームでどのあたりかと言うと、
紙芝居で進む365年の旅の中の一場面です。ランプを倒しながら横スクロールで進む所です。
ゲームではバベルの塔の描写はありませんでしたが、原作小説では少しだけ書かれていました。
小説とはまた全然話が違うので、この先どうなるのか、早く続きが読みたいです。

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El Shaddai ceta(2) (Gファンタジーコミックス) コミック – 2014/11/27
竹安佐和記
(著)
「単行本(コミックス)1巻を読んだ。もっといいのを頼む。」「では、この2巻をやろう。」
神の選民として天への道のりを辿ったイーノックは、予言通りに7人の天使たちの堕天が始まったことでついに旅立ちの時を迎える。やがて無二の存在となる天使・ルシフェルと共に――。人々の記憶に、今なお熱い想いを刻む伝説のゲーム「ElShaddai」!! イーノックとルシフェルのエピソードを軸に、ゲームディレクター兼キャラクターデザインを担当した竹安佐和記がコミックとして新たな魅力を紡ぐ、豪華すぎる第2巻!!
神の選民として天への道のりを辿ったイーノックは、予言通りに7人の天使たちの堕天が始まったことでついに旅立ちの時を迎える。やがて無二の存在となる天使・ルシフェルと共に――。人々の記憶に、今なお熱い想いを刻む伝説のゲーム「ElShaddai」!! イーノックとルシフェルのエピソードを軸に、ゲームディレクター兼キャラクターデザインを担当した竹安佐和記がコミックとして新たな魅力を紡ぐ、豪華すぎる第2巻!!
- 本の長さ170ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2014/11/27
- ISBN-104757544863
- ISBN-13978-4757544864
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登録情報
- 出版社 : スクウェア・エニックス (2014/11/27)
- 発売日 : 2014/11/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 170ページ
- ISBN-10 : 4757544863
- ISBN-13 : 978-4757544864
- Amazon 売れ筋ランキング: - 384,725位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すでにWebで一度読んでいるのですが、やはり紙面になると存在感というのか迫力があります。作者はじめての漫画とのことですがゲームクリエイターとして培われた画力は伊達じゃないです。はっとする情景がぎっし。同時にちょっと笑ってもいいのかなこれ?という台詞やシーンもちょいちょいあります。枠にとらわれない不思議な感覚の作品です。
ゲームをやり、原作小説を読んだので、その物語のマンガかとおもっていました。が大間違いのようです。サーガになるはずだったエルシャダイの構想のすべてをこの作に込めようとするのか、物語の展開がスピーディなのに一向に収まらず、枝をどんどん広げていくようで、作者の叫びが聞こえるようなきがします。もしかしたらすごい作品にたちあっているのかもしれない予感があるというか、最後までこのテンションで推し進めてもらいたい。
イーノックは最初のうちぼんやりしてる気のいい青年のようですが次第に精悍な表情も見えてきて、まさにゲームの経験値を積んでいく主人公なのだなと思いました。ゲームではほぼ無口でしたが、台詞のはしからイーノックの素朴さや温厚さが見えてくるようで、好感が持てました。
反対に狂言回しのルシフェルもゲームで知ったキャラもそうでない者もどいつもこいつもあくがつよそう。
つまるところ、これは天界のトラブルに巻き込まれた心優しい農夫の物語なのだなと。それがどのような壮大な神話としてかたちをなすのか
、続きが早く読みたいです、
ゲームをやり、原作小説を読んだので、その物語のマンガかとおもっていました。が大間違いのようです。サーガになるはずだったエルシャダイの構想のすべてをこの作に込めようとするのか、物語の展開がスピーディなのに一向に収まらず、枝をどんどん広げていくようで、作者の叫びが聞こえるようなきがします。もしかしたらすごい作品にたちあっているのかもしれない予感があるというか、最後までこのテンションで推し進めてもらいたい。
イーノックは最初のうちぼんやりしてる気のいい青年のようですが次第に精悍な表情も見えてきて、まさにゲームの経験値を積んでいく主人公なのだなと思いました。ゲームではほぼ無口でしたが、台詞のはしからイーノックの素朴さや温厚さが見えてくるようで、好感が持てました。
反対に狂言回しのルシフェルもゲームで知ったキャラもそうでない者もどいつもこいつもあくがつよそう。
つまるところ、これは天界のトラブルに巻き込まれた心優しい農夫の物語なのだなと。それがどのような壮大な神話としてかたちをなすのか
、続きが早く読みたいです、
2015年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し遅めのクリスマスプレゼント兼遅めのお年玉に間に合いました