記載されている内容を大きく分けると、
キャラ設定画や立ち絵、メールやデビオクのテキスト差分、作中に登場する各地のデータの3つとなっており、
そこにコンテや高田D＆葉月ライター＆古東AD、ヤスダスズヒト氏のインタビューが付いている という形式です。
・キャラ
キャラ絵には完成版の立ち絵に加えラフ画、キャラのプロフィール、作中イベントのピックアップと充実。
注釈やデザインのヤスダ氏のコメントも豊富なので、作中で触れられない範囲までキャラの背景を理解することが出来ます。
・悪魔
デビオク時の全ての台詞や解説、悪魔絵が掲載。
また、通常のプレイでは殆ど見る機会のないアクシデント時の台詞もしっかり収録されており、
深くやり込んだプレイヤーにとっても目新しいものが多かったです。
悪魔のイラストに関しては作中のドット絵を使用しているので、
大きな悪魔の絵を見たい！という場合には金子一馬画集などの方が良いかもしれません。
・メール
作中のキャラの生死や行動によって様々な変化が起こるメールですが、本誌ではキャラ別でバッチリ網羅されています。
ただクリア後に某氏から送られるメールは別枠なのか「君の目で確かめよう！」という扱いでした。
・マップ
ゲーム内に登場する実在都市が大好きで、本誌にも期待していた項目なのですがとても満足でした。
作中の背景やマップだけでなく、そのモデルとなった場所の写真や、マップとして採用される経緯も掲載されています。
嬉しい充実ぶりでした。
・インタビュー
開発スタッフのインタビューではベルの悪魔の成り立ちから『東京封鎖』の組み立てなど作中の根幹設定から、
デバッグの苦労話や『あの男』の凋落秘話など興味深い話が目白押しです。
ヤスダ氏のインタビューにはボツキャラの『マイ』のイラストも掲載されていました。
公式ブログ『デビサバエクスプレス』にもインタビューがあるので、合わせて読む事をオススメします。
・総評
『女神異聞録デビルサバイバー』で使用されたほぼ全てが収められたまさに全書と言える一冊です。
デビサバ１が好き！という人にはオススメです。
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