嬉しい嬉しい続巻を出してくれました!前作ではお互いの気持ちを確認し合うところまでで終わってしまっていましたので、それをどう形にして行くのか、非常に気になりました。
本作では、二人が、お互いの関係を「絆」・「好意」から「愛」へと認識を変化させて行く様を見事に描いています。「恋愛」の知識を奪われた世界で、「愛とは何か」を手探りで探していく少女たちの物語にときめくこと間違いなしだと思います。
ただ、ページ数が限られているのか、全体的に物足りない感は否めません。
もっともっと二人の物語を見たいです!
続編を激しく希望します。

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ワイルドブーケ 想いを綴る花の名は (一迅社文庫アイリス こ 2-2) 文庫 – 2008/12/20
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社一迅社
- 発売日2008/12/20
- ISBN-104758040508
- ISBN-13978-4758040501
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登録情報
- 出版社 : 一迅社 (2008/12/20)
- 発売日 : 2008/12/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 270ページ
- ISBN-10 : 4758040508
- ISBN-13 : 978-4758040501
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,526,545位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2008年12月20日に日本でレビュー済み
駒尾真子先生による王道百合小説「ワイルドブーケ」の第二弾がさっそく登場です。
「大好きな人とずっと一緒にいたい」、そのためだけにすべてを捨てて、見知らぬ世界へと旅立った二人の少女ジョーゼットとデェリアナ。
旅を続けるうちにお金が底を尽きかけた二人は、ポリゴツナムという町の「いちばん星」という宿屋兼レストランに住み込みで働くことになります(まあ実際働くのはジョーゼットだけですが(笑))
そこで二人は、変わり者と評判な自称「恋愛学者」のベルガモとグロリオサ連邦随一の大書物館の司書であり小説家志望のコリーダという幼馴染みの少女たちと出会います。
さらに、前作で二人を助けてくれた謎の美女シラノや彼女の知り合い(?)であるミス・ルーシーと共に、ポリゴツナムの少女たちの間で密かに噂になっている謎の「恋愛小説家」ローリ・ポップを廻る事件に巻き込まれることに...
今回一番の見所は、なんといってもジョーゼットとデェリアナのファースト・キスでしょう!!!(その他にも前作よりさらに二人の親密なシーンがいろいろありますよ)
ジョーゼットがワタワタグルグルしてしまうのはお約束ですが、クールで自信家であるはずのデェリアナが人知れずジェラシーを募らせる様がとても初々しい感じで最高ですよ。
ところで、恵まれた暮らしを捨てた後の過酷な現実(ジョーゼットとデェリアナが生活苦から衝突するとか)を期待する向きからは、肩すかしだと批判されるかもしれませんが、ありきたりなバッドエンドよりも、「キス」あるいは「デート」といった言葉が抹消されてしまった世界において、自分達の想いを手探り状態で一つ一つ形にしていこうとする少女たちを描くこのシリーズは、私にとってはとても新鮮に感じられました。
この続きがとても気になります。
「大好きな人とずっと一緒にいたい」、そのためだけにすべてを捨てて、見知らぬ世界へと旅立った二人の少女ジョーゼットとデェリアナ。
旅を続けるうちにお金が底を尽きかけた二人は、ポリゴツナムという町の「いちばん星」という宿屋兼レストランに住み込みで働くことになります(まあ実際働くのはジョーゼットだけですが(笑))
そこで二人は、変わり者と評判な自称「恋愛学者」のベルガモとグロリオサ連邦随一の大書物館の司書であり小説家志望のコリーダという幼馴染みの少女たちと出会います。
さらに、前作で二人を助けてくれた謎の美女シラノや彼女の知り合い(?)であるミス・ルーシーと共に、ポリゴツナムの少女たちの間で密かに噂になっている謎の「恋愛小説家」ローリ・ポップを廻る事件に巻き込まれることに...
今回一番の見所は、なんといってもジョーゼットとデェリアナのファースト・キスでしょう!!!(その他にも前作よりさらに二人の親密なシーンがいろいろありますよ)
ジョーゼットがワタワタグルグルしてしまうのはお約束ですが、クールで自信家であるはずのデェリアナが人知れずジェラシーを募らせる様がとても初々しい感じで最高ですよ。
ところで、恵まれた暮らしを捨てた後の過酷な現実(ジョーゼットとデェリアナが生活苦から衝突するとか)を期待する向きからは、肩すかしだと批判されるかもしれませんが、ありきたりなバッドエンドよりも、「キス」あるいは「デート」といった言葉が抹消されてしまった世界において、自分達の想いを手探り状態で一つ一つ形にしていこうとする少女たちを描くこのシリーズは、私にとってはとても新鮮に感じられました。
この続きがとても気になります。
2009年1月10日に日本でレビュー済み
「・・・お金が、ありません」からスタートしてしまったのでどんな方向に行くのかと思いきや、これは予想外。メイドによる花嫁略奪というセンセーショナルな出来事で幕を閉じた前巻から、こうスタートしては予想されるのは王女であるデュリアナ様の我侭や貧乏に耐えられなくなっての仲違いかと思いますが、デュリアナ様はそんなに器の小さな人じゃありませんでした。ついでに世界はもっとピュアでした。駆け落ち同然のことをしていながらこんなにピュアでいいんでしょうか、この二人。今更キスとか順番逆・・・! と思いつつそこを無理やり納得させ得る世界設定はファンタジーならではのもの。
世界観的にはやや疑問が残る(軍より優秀な情報網を持つマイナーな宗教の教会とか、無能すぎるんじゃないかと疑わしい追っ手とか、同人恋愛小説作家より先に取り締まるものがあるだろうとか)ものの、そのへんは物語の主眼ではないので別にいいんじゃないかと思います。
お互いの気持ちは未だ孵化してないも同然の状態なので、このもどかしい状態のまま、もう数巻ほどは読みたいです。続編を希望します。
世界観的にはやや疑問が残る(軍より優秀な情報網を持つマイナーな宗教の教会とか、無能すぎるんじゃないかと疑わしい追っ手とか、同人恋愛小説作家より先に取り締まるものがあるだろうとか)ものの、そのへんは物語の主眼ではないので別にいいんじゃないかと思います。
お互いの気持ちは未だ孵化してないも同然の状態なので、このもどかしい状態のまま、もう数巻ほどは読みたいです。続編を希望します。