キャラクター設定に新鮮味はあまりないが、
物語としてはきちんと完結しているし、
登場人物たちも好ましかった。
読後の満足感がちゃんとあった。

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引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている (一迅社文庫 ひ 3-1) 文庫 – 2013/11/20
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社一迅社
- 発売日2013/11/20
- ISBN-10475804497X
- ISBN-13978-4758044974
登録情報
- 出版社 : 一迅社 (2013/11/20)
- 発売日 : 2013/11/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 475804497X
- ISBN-13 : 978-4758044974
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,865,628位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
引きこもりヒロインではなくてただの変態である。
異常なまでに自分を卑下したり、急に強気になったりまでは、そういうキャラクターなんだなと読めるが、ずっと引きこもっていたメインヒロインが初登校日にクラスで全裸になるラストは頭がおかしいとしか言えない。
異常なまでに自分を卑下したり、急に強気になったりまでは、そういうキャラクターなんだなと読めるが、ずっと引きこもっていたメインヒロインが初登校日にクラスで全裸になるラストは頭がおかしいとしか言えない。
2013年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨今の新人作品の酷評、酷内容に比べれば
十分にラノベとして読める内容です。
ただ、はじめの取っ掛かりが、少々下品
パロデイーネタが多いこと
で途中で投げ出してしまう人もいるかもしれません。
それでも最後まで引き込まれる書き方をしている事や
起承転結として盛り上がるところは盛り上がり、
十分に楽しめました。
作者は、ホラーも書いてみたいとのことですから、
まずは学園もののホラーを次回作で読んでみたい!
期待の新人であることは間違いない
と思い、期待を込めて☆5にしました。
十分にラノベとして読める内容です。
ただ、はじめの取っ掛かりが、少々下品
パロデイーネタが多いこと
で途中で投げ出してしまう人もいるかもしれません。
それでも最後まで引き込まれる書き方をしている事や
起承転結として盛り上がるところは盛り上がり、
十分に楽しめました。
作者は、ホラーも書いてみたいとのことですから、
まずは学園もののホラーを次回作で読んでみたい!
期待の新人であることは間違いない
と思い、期待を込めて☆5にしました。
2013年11月20日に日本でレビュー済み
ラノベ界では「再生工場」、「サナトリウム」、「超人墓場」と称される一迅社文庫からまさかの新人賞受賞作品
元・いじめられっ子であった主人公蒼井春哉が転校を切っ掛けに、自分が惨めな立場から抜け出そうとする切っ掛けとなった
孤高の存在「凶鳥」・瑞鳥紫羽が今や見る影もない重度の引き籠りのエロゲオタ化している事実に直面する所から物語は始まる
担任の犬養遠乃に頼みもあり紫羽の復帰に向けて、毎日紫羽の引き籠っている部屋を訪れる春哉だったが…
新人賞受賞の肩書は伊達じゃ無い。小説の体をなしてない新人賞作品が多い中、しっかりと読ませる仕上がりになっている
主人公が惨めな引き籠りと化した孤高の強者を立ち直らせるだけでなく、少しでも実りのある学園生活を送らせるべく奔走し
最終的には紫羽が引き籠り化した原因との対峙、克服が起承転結の筋道を立てて一冊に纏めてあるのは大したものだ
「引き籠り」をただのネタに終わらせるのではなく、孤高の存在であった紫羽が何故エロゲオタ化したのかまで含めて
しっかりと語られている点も良い。事の真相と「真犯人」はキャラの出し方もあって割りと序盤で読めてしまうのだが
それでもドラマとして一本筋が通っているので無理やり感はない。終盤での対決シーンなんかはちょっと野村美月っぽさも
感じる迫真の青春ドラマっぽさを感じさせられた
ただ、その完成度の高い青春ドラマである一方で「今時のラノベ化」しようと色々と盛り込み過ぎている点はマイナスポイント
特に冒頭の一文が与える印象やミスタードーナツ100円セールネタ、異常な戦闘能力を誇る紫羽のジャージ愛好ネタは某物語シリーズを
意識せざるを得ないし、無意味に白衣をまとった長身教師・遠乃が他の生徒に貢献する部活の創設を主人公とヒロインに薦める展開は
某間違ったラブコメを彷彿とさせるなど読者に「ああ、こういう作品を作者は好むんだ」とちょっとダイレクトに感じさせて
やや興醒めさせてしまう部分がある。やたらと挿入される少年漫画系のネタもやや数が多過ぎてくどさを感じた
中盤で登場する「中二病」キャラ・田中和美に関する部分はあまりにテンプレート的に過ぎる上に、物語の展開上やや回り道というか
下手すれば蛇足という印象も感じる。「ひきこもり」という作品のテーマから見ても少々拡大解釈が過ぎてテーマのブレを感じた
とはいえ、全体的な完成度から見れば文章力なども含めて新人賞作品としてはかなりレベルの高い部類に属すると感じる
この巻だけで十分完結しているので続刊を出すのは厳しいかもしれないが、この作者ならば新作を是非読んでみたいという
期待感を読者に与えるだけの高いポテンシャルを証明した一冊だった
元・いじめられっ子であった主人公蒼井春哉が転校を切っ掛けに、自分が惨めな立場から抜け出そうとする切っ掛けとなった
孤高の存在「凶鳥」・瑞鳥紫羽が今や見る影もない重度の引き籠りのエロゲオタ化している事実に直面する所から物語は始まる
担任の犬養遠乃に頼みもあり紫羽の復帰に向けて、毎日紫羽の引き籠っている部屋を訪れる春哉だったが…
新人賞受賞の肩書は伊達じゃ無い。小説の体をなしてない新人賞作品が多い中、しっかりと読ませる仕上がりになっている
主人公が惨めな引き籠りと化した孤高の強者を立ち直らせるだけでなく、少しでも実りのある学園生活を送らせるべく奔走し
最終的には紫羽が引き籠り化した原因との対峙、克服が起承転結の筋道を立てて一冊に纏めてあるのは大したものだ
「引き籠り」をただのネタに終わらせるのではなく、孤高の存在であった紫羽が何故エロゲオタ化したのかまで含めて
しっかりと語られている点も良い。事の真相と「真犯人」はキャラの出し方もあって割りと序盤で読めてしまうのだが
それでもドラマとして一本筋が通っているので無理やり感はない。終盤での対決シーンなんかはちょっと野村美月っぽさも
感じる迫真の青春ドラマっぽさを感じさせられた
ただ、その完成度の高い青春ドラマである一方で「今時のラノベ化」しようと色々と盛り込み過ぎている点はマイナスポイント
特に冒頭の一文が与える印象やミスタードーナツ100円セールネタ、異常な戦闘能力を誇る紫羽のジャージ愛好ネタは某物語シリーズを
意識せざるを得ないし、無意味に白衣をまとった長身教師・遠乃が他の生徒に貢献する部活の創設を主人公とヒロインに薦める展開は
某間違ったラブコメを彷彿とさせるなど読者に「ああ、こういう作品を作者は好むんだ」とちょっとダイレクトに感じさせて
やや興醒めさせてしまう部分がある。やたらと挿入される少年漫画系のネタもやや数が多過ぎてくどさを感じた
中盤で登場する「中二病」キャラ・田中和美に関する部分はあまりにテンプレート的に過ぎる上に、物語の展開上やや回り道というか
下手すれば蛇足という印象も感じる。「ひきこもり」という作品のテーマから見ても少々拡大解釈が過ぎてテーマのブレを感じた
とはいえ、全体的な完成度から見れば文章力なども含めて新人賞作品としてはかなりレベルの高い部類に属すると感じる
この巻だけで十分完結しているので続刊を出すのは厳しいかもしれないが、この作者ならば新作を是非読んでみたいという
期待感を読者に与えるだけの高いポテンシャルを証明した一冊だった
2013年11月26日に日本でレビュー済み
表紙に惹かれて購入。
長文タイトルのラノベにももう慣れたもので気軽に笑わして
くれれば良いや、程度の低い期待値だったのですが、、
ぶっちゃけそれ以下でしたね。
強く気高かったヒロインが引きこもりになってたとか
主人公は昔、いじめられっこだったとか
そーゆーギャップの面白さは瞬間的なもので
それぞれのキャラに肉付けされた設定が今ひとつ生きてない
気がします。
登場するキャラ全てが設定とマッチングしてない。
支離滅裂な感じ。
ぼっちや引きこもり達がかなり活躍する現在の
ラノベ界において、この程度の作品は掃いて捨てる程あり
大賞取る程の作品なのかと思います。
オリジナリティも無く、読ませる程のテキストセンスもありません。
オビで激賞(奨の間違いか?)してる七月隆文氏の「庶民サンプル」
の足元にも及んでないと思うが?
空回り感が漂う凡作。
長文タイトルのラノベにももう慣れたもので気軽に笑わして
くれれば良いや、程度の低い期待値だったのですが、、
ぶっちゃけそれ以下でしたね。
強く気高かったヒロインが引きこもりになってたとか
主人公は昔、いじめられっこだったとか
そーゆーギャップの面白さは瞬間的なもので
それぞれのキャラに肉付けされた設定が今ひとつ生きてない
気がします。
登場するキャラ全てが設定とマッチングしてない。
支離滅裂な感じ。
ぼっちや引きこもり達がかなり活躍する現在の
ラノベ界において、この程度の作品は掃いて捨てる程あり
大賞取る程の作品なのかと思います。
オリジナリティも無く、読ませる程のテキストセンスもありません。
オビで激賞(奨の間違いか?)してる七月隆文氏の「庶民サンプル」
の足元にも及んでないと思うが?
空回り感が漂う凡作。
2013年11月26日に日本でレビュー済み
一迅社は基本スルーなんだけど…初の大賞と金帯がついていたのであらすじ見ずに衝動買い。
イラストがのん氏だったんでまいっかて感じで家に帰ってあらすじを読むと絶望。テンプレじゃん。
中を読むと確信に…憧れだった少女 瑞鳥 紫羽に近づく・並び立つために元いじめられっ子が努力の果てに産まれ育った土地に戻ってみれば、憧れだった 紫羽 は変わり果てていて…ただの引きこもりエロゲーマーに。
彼女を引きこもりから救って欲しいと あまりやる気のない教師に頼まれる→奮闘→部活創設。
ちょっと前に流行っていたラノベ風ですね。
しかも、このヒロイン「エロ発言」を平気でするドン引きなんですけど…。好きな人はいいかも知れんけど…。こんなん思ったん「う●こ」「うん●」連呼するあのヒロイン以来かな…。
もう「中二病」キャラが出てきた時点で読むの止めようと思ったんだけど。
念のためレビューみると意外に絶賛。「後半がいい」と書いてあったので最後で読みました。
そのあとも「パロネタ」とかも織り混ぜながら物語りはシリアスモードへ。
たしかに「オチ」など「ストーリーの組み方」「いじめという書きにくいところを踏み込む』のは称賛に値すると思うけど前半が…。
もったいないな…普通の人は前半で投げちゃいますよ!!
イラストがのん氏だったんでまいっかて感じで家に帰ってあらすじを読むと絶望。テンプレじゃん。
中を読むと確信に…憧れだった少女 瑞鳥 紫羽に近づく・並び立つために元いじめられっ子が努力の果てに産まれ育った土地に戻ってみれば、憧れだった 紫羽 は変わり果てていて…ただの引きこもりエロゲーマーに。
彼女を引きこもりから救って欲しいと あまりやる気のない教師に頼まれる→奮闘→部活創設。
ちょっと前に流行っていたラノベ風ですね。
しかも、このヒロイン「エロ発言」を平気でするドン引きなんですけど…。好きな人はいいかも知れんけど…。こんなん思ったん「う●こ」「うん●」連呼するあのヒロイン以来かな…。
もう「中二病」キャラが出てきた時点で読むの止めようと思ったんだけど。
念のためレビューみると意外に絶賛。「後半がいい」と書いてあったので最後で読みました。
そのあとも「パロネタ」とかも織り混ぜながら物語りはシリアスモードへ。
たしかに「オチ」など「ストーリーの組み方」「いじめという書きにくいところを踏み込む』のは称賛に値すると思うけど前半が…。
もったいないな…普通の人は前半で投げちゃいますよ!!
2014年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
完璧少女が引きこもりになる原因の設定にやや無理があるように思います。引きこもりの描写や他のキャラクター設定もお約束感が否めません。全体的にうまくストーリーをまとめた感じでテンポも良く読みやすいですが物足りなさを感じます。イラストは惹かれます。
2016年5月2日に日本でレビュー済み
普通に読めて楽しめる作品での☆1つレビューは初です。
前半、より具体的に言えば第1章の113頁までは大賞を受賞するに相応しい出来!
第2章で失速。ただこの時点ではまだ面白い。
しかし第3章以降は、下読みで落ちてもおかしくないレベルのカス作品でした。
導入部から第1章の引き込む展開の巧みさで、この作者は実力があると錯覚し最後まで読んでしまった後悔が大きいので、この評価となりました。
前半、より具体的に言えば第1章の113頁までは大賞を受賞するに相応しい出来!
第2章で失速。ただこの時点ではまだ面白い。
しかし第3章以降は、下読みで落ちてもおかしくないレベルのカス作品でした。
導入部から第1章の引き込む展開の巧みさで、この作者は実力があると錯覚し最後まで読んでしまった後悔が大きいので、この評価となりました。