古今東西のダムのヨタ話を集めた、雑学本であります。少々偏っていますがw
比較的ライトなノリなのですが、ちょっと専門用語が多くて、私の様なド素人には戸惑う部分も有りました。もう少々図版が多ければ、理解も深まったでしょうに、残念です。
圧巻は、ダム決壊事故報道に対する、著者の反論であります。
貯水池や堤防が溢れただけで、ダム決壊にされてしまう!なんたることか!
いやそれはダムではない。ダムモドキと言うのだ。本当のダムは理論に基づいて緻密に計算された建造物であり、滅多な事では決壊など起こさないのだ!
などなど、著者の、自らの仕事への誇りと、ダムへの愛に満ちあふれております。
故に読んでいて多少疲れる意味はありますが(笑)、著者の心意気、小生には伝わりましたぞ。

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ダムのはなし 単行本 – 1996/2/15
竹林 征三
(著)
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社技報堂出版
- 発売日1996/2/15
- ISBN-104765544087
- ISBN-13978-4765544085
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ダムは我が国の文明文化を育み、現在の高度に発展した社会を縁の下で支えている大変重要な基幹となる土木施設である。ダム技術の今昔、ダム築造の儀式と祈りなど、土木技術の原点となるダム造りの心を説く。
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