扇情的な題名がついているが，中身はガイドブック．
ビジュアル重視．
海保の活動がどんなものであるか，どんな組織なのか，どんな装備なのか等を，浅く広く解説．
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・高速運行されるため，書類が飛び出さないよう補強された事務室や，ベルトで強く縛られた洗濯機＆乾燥機（p.10）
前者は木枠だけどな．
・ケミカル・タンカーなどの火災のための専門部隊，「機動防除隊」（p.24-25）
・「有毒な煙よけに，防護服のチャックの留め金の上にもガムテープを貼る」（p.25）
・海自SSTにも似た特別警備隊が乗る「特警船」（p.26-27）
・各管区の組織図および配属船
不審船事案が発生した能登半島を含む第9管区が，3県のみという比較的狭い範囲に一つの管区となっていることが興味深し．
・巡視船の装備を一変させることになった，九州南西海域工作船事件での，工作船の重武装ぶり（p.127）
・不審船事例一覧（p.128）
1963年から早くも発見されていることに驚き．
にもかかわらず，逃走を阻止できたのが，2001年の事例だけとは…
・乗船名簿，行き先，訓練内容，全て秘匿の「しきしま」（p.130）
・年表は比較的詳細．
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まあ，でも，正直言って，中高生向け．
【関心率5.385％：全ページ中，手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合．当方にとっての必要性基準】
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