蹂躙!蹂躙!
これぞ戦車戦の本領です。戦車と聞くとどうしてもタイガー戦車等のような猛々しい戦車同士の撃ちあいを想像してしまいますが日本の戦車と言えばやはりこの島田隊長です。敵を砲で撃破するというより突進して踏みつぶす。これがそもそもの戦車の目的だったはず。それを思い出させてくれます。もちろん作品内では主砲でも戦いますけどね。
ただ個人的に大変疑問だったのですが島田隊長は何故かこの後まったく戦史には出てこず終戦を迎えます。その辺の説明が全くありません。また、英国軍の戦車が何なのか大いに疑問が残ります。ヴィッカースmk1か何かなのでしょうか。
令和2年に今更追記
「戦車」というのはユニバーサルキャリアのようです。ちなみにユニバーサルキャリアというのは戦車のキャタピラより上をぶった切ってオープンカー?みたいにして人が乗っているだけの無限軌道車?のようなものです。ボーイズ対戦車銃というギャグ的な対戦車兵器を装備している種類もあったようですが、正面にしか発砲できませんし、軽装甲(チハは無理)しか相手できないレベルだったようです。
そんな程度の戦車?がチハの大部隊に奇襲攻撃されたらそりゃ即死ですよね。島田豊作さんの表現がちょっと誇大広告なんじゃないかと思えてならない面もあります。
しかし戦車?部隊を撃破したということよりもマレー半島を短期間で蹂躙したことこそが最大の戦功でありますし、その武勲にケチが付くレベルの話でもないでしょう。
この本を初めて読んだ際、スチュアートとかを粉砕したのかな?
スゲーーーー!!と思いながら読んでいたのが、オープンカー?にのったエゲレス兵(しかも植民地軍や英印軍や豪軍)を踏ん付けて回ったと思うとちょっと滑稽なのは否めないですね(笑)
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
サムライ戦車隊長 新装版: 島田戦車隊奮戦す (光人社ノンフィクション文庫 47) 文庫 – 2010/7/1
島田 豊作
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥985","priceAmount":985.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"985","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"cs2sW0hFA6YwJh%2FbOl0GdU1A6Nw1vqA1FY528ESAdLbQ%2BQveSQqtYTSZBLQR4CnApUhdd8KCYmTpVsFpHkMU2sCxD77uyRLP5ZhuAqxAofOdDugUIV2LFOuZe%2BsUMWkk","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ456ページ
- 言語日本語
- 出版社潮書房光人新社
- 発売日2010/7/1
- ISBN-10476982047X
- ISBN-13978-4769820475
よく一緒に購入されている商品

対象商品: サムライ戦車隊長 新装版: 島田戦車隊奮戦す (光人社ノンフィクション文庫 47)
¥985¥985
最短で3月21日 木曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
¥990¥990
最短で3月21日 木曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥817¥817
最短で3月21日 木曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 潮書房光人新社 (2010/7/1)
- 発売日 : 2010/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 456ページ
- ISBN-10 : 476982047X
- ISBN-13 : 978-4769820475
- Amazon 売れ筋ランキング: - 393,764位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
8グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1/3ほど読み進めましたがこの時点でもう圧倒されました。
軍人さんの自叙伝は今まで読んだだことが無くて、たまたま某戦車アニメ繋がりで買ってみたんですが……冒頭の藤原氏の末裔であるとの家系の説明読み、あれ? この中佐殿は歴史作家なのですか? 戦史を読む前になぜ日本史の授業が? となりました。……戦後は館林高校で社会科の教諭をされていたとの由。なるほど。
文体は引き締まっていますが読みやすいです。地名や河川名が当時のままで分かりづらい所はありますが、戦場の緊迫感と、敵と戦うにあたりどうすれば勝てるか、上層部の無理解に対する苛立ち、ほのかな恋心や結婚談まで詰め込まれていて……凄いとしか言いようがない。
西住小次郎大尉が陸軍の企画により『軍神』と崇め奉られたことに対し、さぞ本人は至極迷惑がっているだろうと述べているところが実に印象深かったです。これからは軽々しく『軍神西住殿』とは呼べないです……。
余談ですが自分の父方の祖父はシベリアで抑留され、母方の祖父はビルマにて戦い……兄2人はルソンやサイパンで戦死しています。
第二次世界大戦は大昔の話ではないのだと、つくづく。
軍人さんの自叙伝は今まで読んだだことが無くて、たまたま某戦車アニメ繋がりで買ってみたんですが……冒頭の藤原氏の末裔であるとの家系の説明読み、あれ? この中佐殿は歴史作家なのですか? 戦史を読む前になぜ日本史の授業が? となりました。……戦後は館林高校で社会科の教諭をされていたとの由。なるほど。
文体は引き締まっていますが読みやすいです。地名や河川名が当時のままで分かりづらい所はありますが、戦場の緊迫感と、敵と戦うにあたりどうすれば勝てるか、上層部の無理解に対する苛立ち、ほのかな恋心や結婚談まで詰め込まれていて……凄いとしか言いようがない。
西住小次郎大尉が陸軍の企画により『軍神』と崇め奉られたことに対し、さぞ本人は至極迷惑がっているだろうと述べているところが実に印象深かったです。これからは軽々しく『軍神西住殿』とは呼べないです……。
余談ですが自分の父方の祖父はシベリアで抑留され、母方の祖父はビルマにて戦い……兄2人はルソンやサイパンで戦死しています。
第二次世界大戦は大昔の話ではないのだと、つくづく。
2006年11月21日に日本でレビュー済み
本書は、砲弾の雨のなかで青春を燃やし続けざるをえなかった立派な戦車乗りたちへの敬意を興すのに極めてよいものである。
とにかく激烈な戦車戦の描写に呆気に取られる。我らが戦車の粉砕した歩兵の最期。我らが戦車を狙う対戦車砲の砲手の殺気。戦車戦の恐ろしさと健気さ。島田豊作元少佐の筆が、喰うか喰われるかの極限のやりとりを我々にみっちりと伝える。なかでも「鉄獅子、月下の猛進」のくだりは、レーダーも暗視鏡も無い時代に戦車で夜襲をして成功をおさめた日本戦車隊の奇策を伝えるもの。一般的な"弱小日本戦車隊"という印象を"日本戦車隊強し"へとがらりと変えてしまうもので、とても驚かされる。
前半は著者島田豊作の生い立ち、次に紆余曲折をへて戦車将校になるまで、それから戦車隊長時代の戦記という構成。島田豊作個人の自伝的な戦記とも言える内容であるが、旧日本軍の戦車に興味がある人にとっては有無を言わさず必読の書である。
とにかく激烈な戦車戦の描写に呆気に取られる。我らが戦車の粉砕した歩兵の最期。我らが戦車を狙う対戦車砲の砲手の殺気。戦車戦の恐ろしさと健気さ。島田豊作元少佐の筆が、喰うか喰われるかの極限のやりとりを我々にみっちりと伝える。なかでも「鉄獅子、月下の猛進」のくだりは、レーダーも暗視鏡も無い時代に戦車で夜襲をして成功をおさめた日本戦車隊の奇策を伝えるもの。一般的な"弱小日本戦車隊"という印象を"日本戦車隊強し"へとがらりと変えてしまうもので、とても驚かされる。
前半は著者島田豊作の生い立ち、次に紆余曲折をへて戦車将校になるまで、それから戦車隊長時代の戦記という構成。島田豊作個人の自伝的な戦記とも言える内容であるが、旧日本軍の戦車に興味がある人にとっては有無を言わさず必読の書である。