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艦長たちの太平洋戦争 続編 (光人社ノンフィクション文庫 106) 文庫 – 1995/11/1

4.8 5つ星のうち4.8 7個の評価

17人の艦長が語った勝者の条件
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 潮書房光人新社 (1995/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 483ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4769821069
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4769821069
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 7個の評価

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佐藤 和正
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年10月3日に日本でレビュー済み
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二度と記録できない証言。記録は歴史になった。
2019年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1.ニノ方兼文海軍中佐(海兵59期)…開戦時、重巡「鈴谷」水雷長。ベンガル湾交通破壊戦に参加。昭和17(1942)年4月15日付で、睦月型駆逐艦「長月」艦長。ガダルカナル島撤退の「ケ」号作戦に3次とも参加。その後もニューギニア方面の戦略輸送任務を反復。昭和18(1943)年6月28日、峯風型駆逐艦「澤風」艦長。10月1日、初春型駆逐艦「若葉」艦長。北方輸送護衛任務に従事後、第5艦隊として捷一号作戦に参加すべく比島に向かい、10月24日、スル海で米空母の空襲により、後部右舷に直撃弾1の後、遅発信管の至近弾で艦底を破られ沈没。総員退艦まで冷静沈着な指揮を続けた。

2.稲葉通宗海軍大佐(海兵51期)…真珠湾作戦では第2潜水戦隊、「伊6」艦長として参加。昭和17(1942)年1月10日、米空母「サラトガ」を、距離4300mからの極めて難しい雷撃に成功。2本命中。6月、新造の「伊36」艦長。ソロモン方面輸送任務の後、昭和18(1943)年10月17日、搭載の零式小型水偵で真珠湾偵察成功。搭乗員2名(富永富佐男兵曹長、大森卓二兵曹長)は未帰還。

3.前田一郎海軍少佐(海兵57期)…運用長として勤務時、重巡「鈴谷」の艦長だった木村昌福提督の回想。史実で明らかにされていない重巡「三隈」の沈没は、木村艦長が独断で現場に引き返し、乗組員救助の後、魚雷で処分したと重要な証言をしている。

4.吉田正義海軍大佐(海兵50期)…夕雲型駆逐艦「風雲」初代艦長として、ミッドウェー海戦参加。「赤城」から司令部移乗の際、通説の「野分」ではなく「風雲」が使われたと証言。「飛龍」の最期を見届ける。ソロモン海域では、独創的な対空煙幕で何度も投弾回避し、輸送作戦やキスカ撤退では、物資不足を案じて、大発や浮舟、陸兵の小銃400梃、陸戦隊が飼育していたキスカの青キツネまでも全て回収してきた(キツネは上野動物園に寄付)。後、第41駆逐隊司令として、秋月型駆逐艦「冬月」に坐乗して天一号作戦に参加。

5.内野信二海軍大佐(海兵49期)…大戦を生き抜いた最古参の潜水艦長。開戦時潜水学校教官。昭和17(1942)年7月、「伊8」艦長。ガダルカナル島輸送作戦後、ドイツ派遣潜水艦として、昭和18(1943)年6月1日、呉発、8月31日、ブレスト到着。重要物資・人員を積み10月6日発、12月5日、シンガポール着。12月21日、呉帰着。5次の遣独潜水艦のうち唯一の成功である。

6.大西快治海軍少佐(海兵61期)…開戦時、水雷艇「鳩」艇長。昭和18(1943)年10月、神風型駆逐艦「朝凪」艦長。 専ら船団護衛に従事。昭和19(1944)年5月22日、父島沖で敵潜に撃沈される。6月28日、新造の松型駆逐艦「梅」艦長。訓練後、12月5日よりレイテ島輸送第8次多号作戦に参加。昭和20(1945)年1月31日、台湾南部で敵機により撃沈される。

7.宇那木勁海軍少佐(海兵64期)…開戦時、特型駆逐艦「磯波」水雷長。ガダルカナル島まで36往復し、第3次ソロモン海戦後、兵学校教官。昭和19(1944)年11月1日、松型駆逐艦「竹」艦長。11月24日よりレイテ島輸送第5次多号作戦第2梯団に参加。部隊は空襲で壊滅し、マニラへ引き返す。修理後、11月28日より第7次多号作戦に参加。揚陸成功後、敵艦隊と交戦。米駆逐艦クーパー(2.200t)を雷撃で撃沈。此れが日本海軍最後の魚雷戦となる。終戦まで艦長を勤め、同艦は生存。

8.梶本顗(しずか)海軍中佐(海兵56期)…開戦時、峯風型駆逐艦「夕風」後睦月型駆逐艦「弥生」艦長。昭和17(1942)年8月24日、ガダルカナル島砲撃。9月11日、ニューギニア、ラビ東方沖で、空襲により撃沈される。三重空教官、兵学校教官を経て昭和19(1944)年9月、最新鋭夕雲型駆逐艦「清霜」艦長。捷一号作戦では戦艦「武蔵」の最期を見届け、乗員救助にあたる。12月24日からの礼号作戦では、第1挺身隊として突入。魚雷艇の雷撃で撃沈される。

9.川畑誠海軍少佐(海兵62期)…重巡「鈴谷」水雷長としてマリアナ沖海戦に参加後、新造の松型駆逐艦「桐」艦長。慣熟訓練後、捷一号作戦では小澤艦隊の直掩として出撃。ところが燃料不足で松型駆逐艦「杉」と共に艦隊を離れ回航中、敵艦隊に紛れ込む珍事に遭遇。昭和19(1944)年12月9日より、オルモック輸送の第9次多号作戦に参加。損傷した睦月型駆逐艦「夕月」を処分するなどした。終戦まで艦長を勤め、同艦は生存。

10.日下敏夫海軍中佐(海兵53期)…終始一貫熟練の潜水艦乗り。 開戦時、第7潜水戦隊「呂63」艦長。昭和17(1942)3月、「伊174」艦長。同年末、新造の海大型「伊180」初代艦長。豪州東岸で輸送船3隻撃沈、2隻撃破。昭和18(1943)年9月、第8潜水戦隊「伊26」艦長。インド洋で油槽船4隻撃沈、2隻撃破。内地に戻りサイパン島への潜水艦輸送の後、「伊400」艤装員長、完成後初代艦長。昭和20(1945)年7月26日、ウルシー泊地攻撃の「嵐作戦」で出撃するも終戦、帰還。氏が指揮した作戦中、1人の部下も戦死させていない。

11.横田稔海軍大佐(海兵51期)…開戦直前の昭和16(1941)年11月、新造の「伊26」初代艦長。12月8日、ダッチハーバーで、米陸軍輸送船シンシア・オルソン(2140t)を沈め、開戦第1号の撃沈を記録。昭和17(1942)年3月4日、二式大艇による真珠湾偵察「K作戦」に参加。8月よりソロモン海域へ出撃し、8月30日、米空母「サラトガ」を雷撃、大破。ガダルカナル輸送作戦中の11月13日、米軽巡「ジュノー」(6000t)撃沈。翌年8月迄、豪東岸で通商破壊戦。第1潜水戦隊参謀として輸送船団指揮等の後、内地で昭和19(1944)1月、新造の「伊44」初代艦長。「あ」号作戦参加の為、カロリン諸島南方へ進出。回天作戦実験を経て終戦まで第11潜水戦隊参謀。

12.森本義久海軍中佐(海兵60期)…開戦時、重巡「羽黒」水雷長。スラバヤ沖海戦で蘭駆逐艦「コルテノール」を単独雷撃沈、蘭軽巡2隻を共同雷撃沈。珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦の後、昭和17(1942)年9月30日、神風型駆逐艦「春風」艦長。輸送任務中の11月16日、スラバヤ港で触雷。翌18(1943)年8月12日修理完了。再び輸送任務後、内地勤務を経て昭和20(1945)年4月、松型駆逐艦「榧」艦長で終戦。

13.岩渕悟郎海軍少佐(海兵61期)…開戦時、陽炎型駆逐艦「天津風」水雷長として比島攻略、スラバヤ沖海戦に参加。後軽巡「阿武隈」水雷長。アリューシャン作戦では部隊を誘導し、上陸した全日本軍の第一歩を記した。アッツ島沖海戦参加後、重巡「最上」水雷長。戦艦「陸奥」爆沈で対潜行動。昭和18(1943)10月15日、睦月型駆逐艦「望月」艦長となるが着任前に沈没し、一転して神風型駆逐艦「夕凪」艦長。昭和19(1944)年8月25日、ルソン島沖で輸送任務護衛中に米潜の雷撃で撃沈される。内地に帰還し、新造の松型駆逐艦「榧」艦長。レイテ島輸送の多号作戦、礼号作戦に参加。水雷学校副官で終戦。

14.山代勝守海軍大佐(海兵47期)…開戦時、砲艦「橋立」艦長。昭和17(1942)年10月、第8駆逐隊司令。ガダルカナル輸送作戦従事。重巡「鳥海」のガダルカナル砲撃を直掩。コロンバンガラ輸送、ガダルカナル撤退の「ケ」号作戦3次とも参加。昭和18(1943)7月9日、第11駆逐隊司令。8月1日、コロンバンガラ島輸送で座乗する特型駆逐艦「天霧」が、ジョン・F・ケネディ予備中尉艇長の魚雷艇PT109を衝突撃沈。その後舞鶴鎮守府勤務で終戦。

15.酒匂雅三海軍少佐(海兵62期)…開戦時、第2根拠地隊司令部で掃海指揮。水雷学校、水雷艇「隼」・「鴻」艦長後、昭和18(1943)年10月、峯風型駆逐艦「澤風」艦長。昭和19(1944)8月25日、初春型駆逐艦「初霜」艦長。捷一号作戦に志摩艦隊に所属して参加。後第2次多号作戦、北号作戦に参加し、内地へ帰還。天一号作戦では、最年少31歳の艦長として参加、無事作戦後帰還している。以下の様に作戦を回想している。
『ー沖縄水上特攻で選ばれた駆逐艦長は、みんな、命令なしで動ける人が揃っていましたね。あのときの行動というものは、ぜんぶ自分の判断、つまり独断でやっているわけです。「大和」の護衛にしろ、救助活動にしろね。また、それができる人たちを配した、ということは事実ですね。みんなオールラウンドで何でもやってのけられる人たちです。打てば響くといった人たちなんですねー』

16.大場佐一海軍少佐(海兵62期)…開戦時、「呂67」水雷長。昭和17(1942)年4月26日竣工の新造「伊32」水雷長。豪州南岸で偵察任務。昭和18(1943)年3月16日、新造「呂105」艦長。キスカ島撤退作戦支援やソロモン諸島の輸送任務に従事。内地で訓練任務後、昭和20(1945)年2月1日、「伊53」艦長。回天特攻作戦に参加。7月14日、最後の回天特攻多聞隊の4基を搭載して出撃。勝山淳中尉、川尻勉一等飛行兵曹が出撃。護衛駆逐艦「アンダーヒル」(1400t)に命中撃沈。8月4日には回天2基を発射して、米駆逐艦の制圧を危うく脱する。8月12日呉帰還、終戦。

17.石塚栄海軍少佐(海兵63期)…開戦時、白露型駆逐艦「村雨」水雷長。比島攻略戦、スラバヤ沖海戦に参加。此の海戦で、第4水雷戦隊第9駆逐隊司令佐藤康夫大佐(海兵44期)の果敢な指揮に感服する。またガダルカナル作戦中の昭和17(1942)年10月13日、ヘンダーソン飛行場砲撃に参加し、白露型駆逐艦「夕立」艦長吉川潔中佐(海兵50期)の機敏で巧緻な行動力に感嘆している。その後、軽巡「北上」水雷長、水雷学校高等科学生、新造の軽巡「矢矧」水雷長としてマリアナ沖海戦に参加。聴音機の有効活用に功績を挙げ、「艦内音響規定」を作成し、対潜警戒に効果を挙げた。また空母「翔鶴」の悲惨な最期を目撃。昭和19(1944)年8月10日、新造の駆逐艦「槇」艦長。捷一号作戦に小澤艦隊で参加。その後空母「隼鷹」を護衛して比島輸送を行い、「隼鷹」を庇って魚雷1本に体当たりする。瀬戸内海で待機中終戦。
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2003年5月5日に日本でレビュー済み
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戦争という極限下において各艦長たちが如何に判断し行動した体験がわかり、上に立つもの判断一つが生死を分ける重要な判断につながることを痛感することができ、戦争とは比較にならないが、現代社会においても状況判断の大切さを痛感するに非常に役立つ一冊。
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