キノコの基礎の入門本と聞いて購入。良書でした!アマチュア活動の入門本としても機能する内容です。
第1章はちょっとキワモノだけど第2章以降はグイグイ読めます。狭義の菌類のさらに狭義なキノコ、なかなか知らない事だらけでした…

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
きのこの下には死体が眠る!? ~菌糸が織りなす不思議な世界~ (知りたい!サイエンス 57) 単行本(ソフトカバー) – 2009/5/26
吹春 俊光
(著)
ふだんは思いもつかないことだが、きのこにも研究者がいる。
そして博物館にはきのこ(菌類)を担当する学芸員がいる。
著者は博物館にのきのこ担当学芸員。
毎日、博物館を訪れるきのこ愛好家を相手に約20年、食べられるきのこ、毒きのこ、麻薬になってしまったきのこ、そして死体の分解跡から生えてくるきのこなどに取り組んでいる。
本書では、動物や植物に比べるとあまり知られていない「きのこ」について、さまざまなエピソードを交え、きのことはなにか、菌類はどのような生活を送っているのか、地球の生態系ときのこの関わりなどをわかりやすく解説。
きのこ学者がニュージーランドの森林に死体を置いたのはなぜか、表紙の頭蓋骨は一体なんなのか。読み進むにつれて謎が解き明かされます。
そして博物館にはきのこ(菌類)を担当する学芸員がいる。
著者は博物館にのきのこ担当学芸員。
毎日、博物館を訪れるきのこ愛好家を相手に約20年、食べられるきのこ、毒きのこ、麻薬になってしまったきのこ、そして死体の分解跡から生えてくるきのこなどに取り組んでいる。
本書では、動物や植物に比べるとあまり知られていない「きのこ」について、さまざまなエピソードを交え、きのことはなにか、菌類はどのような生活を送っているのか、地球の生態系ときのこの関わりなどをわかりやすく解説。
きのこ学者がニュージーランドの森林に死体を置いたのはなぜか、表紙の頭蓋骨は一体なんなのか。読み進むにつれて謎が解き明かされます。
- 本の長さ232ページ
- 出版社技術評論社
- 発売日2009/5/26
- ISBN-104774138738
- ISBN-13978-4774138732
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2009/5/26)
- 発売日 : 2009/5/26
- 単行本(ソフトカバー) : 232ページ
- ISBN-10 : 4774138738
- ISBN-13 : 978-4774138732
- Amazon 売れ筋ランキング: - 577,415位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
5グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年12月28日に日本でレビュー済み
「胞子を飛ばす工夫」より
きのこの胞子は、きのこからポロリと
落ちるように見えるのだが、直系10μm程度の
小さな粒は、実はロケットのように加速度をつけて
打ち出されているのである。
この現象は19世紀の末ごろに初めて記述されたのだが、
そのメカニズムは約100年間も謎のままであった。
担子胞子が射出される直前、胞子の一端の表面に
球状の形態をしたものが形成される。
この現象は1910年代にA・H・R・ブラーによって
詳細に研究され、形成されるこの粒は
ブラーズ・ドロップ(Bullr's drop)と
よばれるようになった。
◆ブラーズ・ドロップによる射出の詳細が
知りたい方は、続きを読んで頂くとして、
オチを言ってしまうと、
「胞子の射出の加速度は
重力加速度の2万倍(2万G)を超える!!」
というものです。
★「ブラーズ・ドロップ」も「2万G」も
キノコ好きには有名な話です。
「単純な仕組みなのに出力が凄いメカ」
「簡単な作業なのに結果が素晴らしい事」(例えば料理とか)
等に対して
「ブラーズ・ドロップか!」「2万Gか!」
等と言ってみて下さい。
ジョーク(orホメ言葉)と理解できる相手なら
“菌類に関しては手加減の要らない人”だと判断できます。
まあ、言える機会があればの話ですが…(笑)
きのこの胞子は、きのこからポロリと
落ちるように見えるのだが、直系10μm程度の
小さな粒は、実はロケットのように加速度をつけて
打ち出されているのである。
この現象は19世紀の末ごろに初めて記述されたのだが、
そのメカニズムは約100年間も謎のままであった。
担子胞子が射出される直前、胞子の一端の表面に
球状の形態をしたものが形成される。
この現象は1910年代にA・H・R・ブラーによって
詳細に研究され、形成されるこの粒は
ブラーズ・ドロップ(Bullr's drop)と
よばれるようになった。
◆ブラーズ・ドロップによる射出の詳細が
知りたい方は、続きを読んで頂くとして、
オチを言ってしまうと、
「胞子の射出の加速度は
重力加速度の2万倍(2万G)を超える!!」
というものです。
★「ブラーズ・ドロップ」も「2万G」も
キノコ好きには有名な話です。
「単純な仕組みなのに出力が凄いメカ」
「簡単な作業なのに結果が素晴らしい事」(例えば料理とか)
等に対して
「ブラーズ・ドロップか!」「2万Gか!」
等と言ってみて下さい。
ジョーク(orホメ言葉)と理解できる相手なら
“菌類に関しては手加減の要らない人”だと判断できます。
まあ、言える機会があればの話ですが…(笑)