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愛する人を亡くした人へ ―悲しみを癒す15通の手紙 単行本 – 2007/7/4
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人はその悲しみ、喪失感にどう立ち向かって
いけばいいのか。
死に直面した人の心に、
愛という水を注ぎ込む、現代人のための心の書。
著者は大手冠婚葬祭会社の代表取締役のかたわら、
ペンネーム一条真也として精力的に活動を展開する異色の作家。
冠婚葬祭を業として、さまざまな葬儀に毎日のように立ち会うなかで、
残された遺族に何より必要なのが、悲しみを癒すグリーフワークであり、
「死は不幸ではない」という物語であると確信した著者が贈る渾身の書。
- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社現代書林
- 発売日2007/7/4
- ISBN-104774510629
- ISBN-13978-4774510620
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商品の説明
著者について
「人間にとっての幸福とは何か」をテーマに、
大手冠婚葬祭会社の経営のかたわら旺盛な執筆活動を続ける。
中でも、来るべき“心の社会”を提示した
『ハートフル・ソサエティ』(三五館)、“死と月と葬”を三位一体で結びつけた
『ロマンティック・デス』(幻冬舎文庫)は高い評価を受ける。
本書で長年のテーマであった「死」と「癒し」の問題に真正面から取り組んだ。
一条真也オフィシャルサイト
http://www.ichijyo-shinya.com/
登録情報
- 出版社 : 現代書林 (2007/7/4)
- 発売日 : 2007/7/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 172ページ
- ISBN-10 : 4774510629
- ISBN-13 : 978-4774510620
- Amazon 売れ筋ランキング: - 251,866位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 237位死生観
- カスタマーレビュー:
著者について

一条 真也(いちじょう しんや)
1963年北九州市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。作家、(株)サンレー代表取締役社長。大手冠婚葬祭会社の経営者として、新時代の冠婚葬祭サービスの提供はもちろん、婚活プロデュース、グリーフケアの普及、有縁社会を再生するための「隣人祭り」の推進、さらには介護事業のイノベーションなどに精力的に取り組んでいる。また、「人間尊重」思想を広めるべく「天下布礼」の旗を掲げて、作家「一条真也」として旺盛な執筆活動を続ける。「ハートフル」という言葉を時代のキーワードにした処女作『ハートフルに遊ぶ』(東急エージェンシー)をはじめ、作家として幅広いテーマで多くの著書を上梓。2008年、北陸大学客員教授に就任し、「孔子研究」「ドラッカー研究」を教える。2012年、第2回「孔子文化賞」を稲盛和夫氏らと同時受賞。2014年、全国冠婚葬祭互助会連盟会長に就任。同年、九州国際大学客員教授に就任。2018年、上智大学グリーフケア研究所客員教授に就任。
一条真也公式サイト https://heartful-moon.com/
一条真也公式ブログ https://shins2m.hatenablog.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
そういった基盤をお持ちの著者が放つグリーフケアとして、見逃せないのが本書ではないでしょうか。 心打たれ、癒される人は少なくないと思います。
大切な人を亡くした方に、声をかけたくても、なかなかできない。 そんなとき本書をそっと差し伸べたこともあります。 どうだったのか、、、それは確かめる必要はないでしょう。
読んでいて泣けて泣けてしまいましたが
落ち着いて数年たったいまはもう棚のどこかにしまってあるとおもいます
内容もすっと心に入ってくるし、とても感動しました。
愛する人を亡くした人、遺族にせっする方に読んでいただきたい本です。
あくまでも15通の手紙であって様々な『別れ』を経験した遺族には一つの経験談として参考にはなるでしょうが特効薬にはなり得ないでしょう。
遺族のグリーフケアの施策としてはたくさんの方法があるでしょうが、そう簡単には答えは出ないと思います。
葬儀を生業とする業界にとってはこの問題を取り組んで推進していける企業が、次の業界の未来を担うと思います。
その中でも特に愛する人の喪失というものは計り知れない大きな悲しみを抱え、時には生きている意味すら分からなくなる事も・・・。
人は亡くなったらどこへ行くのか?いま何をしているのか?何を思っているのか?
そんな事をいくら考えても答えは出ないのに、それでもまた考えてしまいます。
会いたいと願っても、もう会えない現実に直面し、それでも会いたいと思う自分に苦しめられる事もあります。
もし亡くなった愛する人から手紙が届いたら。
もし亡くなった愛する人が自分に何かを語りかけてくれたら。
この『愛する人を亡くした人へ』はその想いを叶えてくれる本だと思いました。
月の満ち欠けと同じ時間に届くこの手紙にすべてが書かれております。
全部で15通の手紙には儀式の重要性、学者や哲学者が人生をかけて得た幸福へのメッセージ、偉大な宗教者が語る死生観など、いずれにせよすべてが優しく慈愛に満ちた「死別の悲しみを癒す方法」が書かれております。
愛する人を亡くしたことの意味を知ることで、次の人生でも愛する人に巡り合うのだということが分かりました。
死別はたしかに辛く悲しい体験ですが、その別れは永遠のものではなく、いつかまた愛する人に会えるのだと確信出来ました。
この15通の手紙を読んだあと何らかの希望を手にして「亡くなった方の分まで生きよう」と思う事が出来ます。
これは愛する人を亡くしたすべての人への希望の書であります。
全15通の著者からの手紙を、信ごとに感想を書かせてさせて頂きます。
第一信 死を不幸とせず、死の本当の意味、受け捉え方をもつことで、愛する人の死や自分の死を受け入れることができ、そして生きるという事に対しても不幸ではなく幸福を感じることができる。幸福の根底にこそ死があるということを学びました。
第二信 私は普段から「儀式文化」と口には出していましたが、軽い言葉になっていた事を痛感しました。葬儀とは、近代文明よって生まれた文化ではなく、根本の「ヒト」として産み出されている本当の深い意味での「文化」として「儀式文化」という言葉があるのだと再度学びました。
第三信 「千の風になって」という曲に対して、単なる流行り曲と認識していた自分の知識の浅さに痛感しました。歌詞の歴史、民俗学、アニミズム思想、あの楽曲になるまでの様々な方に訪れた縁、この曲は単なる流行り物ではない事を学びました。
第四信 孝に関する部分では、親孝行という言葉の意味に誤った解釈をしていたのを修正し、更に自分のこの体の中に祖父や祖母、そして名も顔も知らぬ祖先が生きている、共に生きているという事を文章的な意味ではなく、心の底から「共に生きている事」を感じました。これまでは自分の体は自分のものとしていましたが、孝の意味を知った瞬間に自分のいのちがとてつもなく長く、そして繋がっていることに感動しました。
第五信 グリーフワークを最初に学んだのは葬祭ディレクターの学科勉強の時でした。しかしその時はあくまで試験勉強として単語的な学び姿勢だった事を反省しました。死に直面した人間の五段階プロセスや、全ての人が順番でとおるプロセスではない点、そして六段階目の「希望」に関して、第一信から学んできたことを再確認することができました。
第六信 私は知らないことを知ると感動します。この信を読んで感じたのは、知らないことを知ると感動するのは、この信で書かれているプラトンの「知るということは思い出すこと」だからなのかと感じました。忘れていたことを思い出すと「あ!思い出した!」と感動するのと似ている、つまり知らなかった事を知ろうとする人間の動力源、知的好奇心の源は、全てを思い出すための働き。そして思い出しきれないことがあったとしても、死ぬと「悟り」というかたちで全て思い出すのだと感じました。苦手だったはずの読書を通じて、今こうして本を読もう読もうと不思議と進んでいる、全て思い出すためだと感じた瞬間に、なにも不思議には感じなくなりました。
第七信 悲観のプロセスを知ることは、第五信のキューブラー・ロスの提唱したプロセスと同様に、自分の死や愛する人の死に直面した時こそ、死というものに希望を見出すことがいかに大切か、そしてそのプロセスの中の一部である葬儀という仕事をとおして、お手伝いをしているという点で、自分の仕事がいかに重要かを学びました。
第八信 グロルマンの十の指針、平山教授の十か条、この二つの提唱の中に私達の仕事でお力添えできる部分は多々あると感じました。単なる点とした儀式提供の仕事ではなく、線として存在してこその私の仕事だと感じました。人類にとって重要な仕事であると同時に、この仕事を知るということは、つまり幸福を知るという事だとも感じました。
第九信 通過儀礼の本質である卒業式、そしてもっとも大きな卒業式である葬儀。その卒業に向けた学びの期間として生きるということ。残された人は卒業した人から多くを学ぶ。この仕事は卒業式をお手伝いすると同時に、残された人(卒業者から学び、これからも学ぶ人)のこれからの人生もお手伝いするとてもとても大切なことに触れていると学びました。
第十信 愛と死の関係性、親しいがゆえ(愛あるがゆえ)に死を悲しむことの意味。葬儀を簡素化することで悲しむことから遠ざかろうとするのは、故人への愛から遠ざかろうとする事。もしくは故人への愛がないという事。しっかりと悲しむ事をお手伝いすることで、残された人が旅立つ人との愛を再認識することをお手伝いする事でもあると感じました。
第十一信 時間という概念の捉え方、「早死」ということに関するシュタイナーの考え方、悲しみを癒すための時間と追悼儀礼、この世での時間を感じる存在としての月の存在。この本の二度目の再読のときに、この「十一信」は後に出てくる「第十五信」の「月」への布石であり、月と時刻と暦と干支と曜日と太陽、実は全ての概念に繋がりがあることに驚きと感動を覚えました。
第十二信 来世信仰、あの世、死後の世界、そして楽園。ホテルはもともとこの世の楽園であり、天国の雛形である(リゾートの思想より)という解説と、理想土(リゾート)がわれわれにはインプットされているという言葉と、この信が繋がりました。見たことはないが必ずあると信じる事ができました。
第十三信 この信を読むまでは、輪廻転生に関してキリスト教は反対側の宗教として位置づけをしていると誤った解釈をしていました。もともとは輪廻転生を肯定していた宗教だからこそ、キリスト教圏の国でも、映画「マトリックス」や「インセプション」、そして「火の鳥」が源といわれる「クラウド・アトラス」のようなSF映画における「今の人生の次の人生観」といったある種の輪廻観を、西洋の人でも受け入れることができたのかなと感じました。輪廻観は世界共通の認識だったのだと実感しました。
第十四信 二度の死。この言葉にとてつもなく重みを感じました。現実としての死と、記憶としての死。例えて言い換えるとすれば、かつての偉人たちが遺した言葉や思想は絶対に忘れられません。それこそがある種の「永遠の命」なのだと感じました。私も誰かに「忘れられない存在」になるように今を生きていこうと心に決めました。
第十五信 月と人間の関係性、宗教との関係性、万教同根、万物同根、万類同根のシンボル。月、ツキ、ツク、尽く、果て、無。本著で最後に記された手紙。月すなわち人類の答え。ブッダは月(無)を悟り、神道やキリスト教やイスラム教等の一神教も宗教発生に月との深い関わりがあると学びました。そして国々を表現する最大のシンボルである世界各国の国旗にも月が多くみられ、星(宇宙)が描かれている国旗が多々あることを再認識しました。星(宇宙)と死生(命)と人類(愛)の三点構造の大枠を感じることができました。
おわりに 苦、四苦としての生老病死、そして愛する人を亡くす苦。生苦は、誕生の苦ではなく生き残る苦ではないかという著者の思い。また会えるという事実、再会。私はまだ愛する人を亡くしてはいませんが、この書籍を通して確かに「希望」が湧きました。まだ三十年しか生きてない自分にとって、逆に言えば生まれて三十年目でこの本に出会えたのは幸せと感じました。私もいつかは死ぬし、いつかは愛する人を亡くすからです。そして、いずれ愛する人を亡くした時、またこの本に「再会」したいと思いました。そして私を愛してくれているハズ?の妻のために、この本を遺したいと思いました。あの世で妻と再会したときに「あの本のおかげで貴方の死後、希望をもって生きていけたわ、ありがとう」と言ってもらえると信じています。
オススメの本です。
毎日が、当り前でない!人生を考えさせられる本
ところどころはなるほどと思う部分もありますが、あまりに哲学的というか、大切な人を亡くし悲しみにくれてる人がこれを読んで心癒されるとは思えず。死生感を学ぶ為の本という感じで、事前に読んだたくさんの高いレビューにも不信感を持ったレベルです。