全体を通して読みやすく面白かったです
るるいえ堂シリーズよりも読みやすかった
夏休み的な雰囲気はあまり感じなかったかな

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
クトゥルフ神話TRPGリプレイ みなせゼミの名状しがたき夏休み (Role&Roll Books) 新書 – 2010/7/30
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社新紀元社
- 発売日2010/7/30
- 寸法11.2 x 2.1 x 17.5 cm
- ISBN-104775308467
- ISBN-13978-4775308462
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新紀元社 (2010/7/30)
- 発売日 : 2010/7/30
- 言語 : 日本語
- 新書 : 303ページ
- ISBN-10 : 4775308467
- ISBN-13 : 978-4775308462
- 寸法 : 11.2 x 2.1 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 750,607位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 46位ゲームリプレイノベル
- - 51,851位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数少ないクトゥルフ神話のリプレイ本で、シナリオもなかなか面白く挿絵も
妖魔夜行でおなじみの人で話に良くあってました。
でも、どうでもいいような場面で入るSANチェックにかなり違和感を感じました。
怪物や、死体に遭遇したならともかく、百舌の早贄みたいな季節の風物詩にまで
いちいちSANチェックさせるのはおかしいと思います。
どうせSANチェックするなら、もっとクトゥルフ神話にふさわしい背筋にゾクッと
くるおぞましい物を描写して欲しかったです。
それだけが、気になってこの星の数になりました。
妖魔夜行でおなじみの人で話に良くあってました。
でも、どうでもいいような場面で入るSANチェックにかなり違和感を感じました。
怪物や、死体に遭遇したならともかく、百舌の早贄みたいな季節の風物詩にまで
いちいちSANチェックさせるのはおかしいと思います。
どうせSANチェックするなら、もっとクトゥルフ神話にふさわしい背筋にゾクッと
くるおぞましい物を描写して欲しかったです。
それだけが、気になってこの星の数になりました。
2010年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TRPGリプレイ誌『リード&リード』に収録された、クトゥルフ神話TRPG(以下、CoC)のリプレイを一冊にまとめた本です。Vol.1収録の『水底の早贄』と同4収録の『潮あふれる海』に、書き下ろしの『仮面の送り火』を加えた計三話を収録しています。
もともと1920年代のアメリカをベースにしていたこともあって、CoCは現代を舞台にしたキャンペーンに馴染みやすいものでしたが、ここでも現代の日本が舞台です。大学の講師を中心に、大学生と古物商という4人の探索者が様々な神話的怪異に遭遇するというのが基本構成ですが、この4人が非常にキャラクターが立っており、またストーリーもクトゥルフと日本の神話・民間伝承をうまく組み合わせた面白いもので(『八つ墓村』や『犬神家の一族』といった日本映画の雰囲気を感じさせます)読み物として十分に楽しめる内容になっています。
キーパーとプレイヤーの方も(時折脱線しつつも)一緒にキャンペーンを作っていこうという気概が見えて、読んでいて好感が持てます。
しかしそこはCoCなので、綺麗なだけの結末とはいかないのですが……(笑)
挿絵も過度に『萌え』に寄り過ぎない、適度に抑制されつつ華もあるタッチでCoCの世界に合っています。因みに水着カットは編集サイドの要望とのことです(笑)。
兎も角、年季の入ったCoCプレイヤーも、キャンペーンのシナリオ作成に苦労しているキーパーも、意外と多い(と思われる)リプレイ読み専の方も楽しめる内容になっています。値段が手頃なのも嬉しいです。
このキャンペーン自体が不定期連載なので時間もかかるでしょうし、またCoCを同キャラクターで続けていくのは色々(SAN値とか…)大変だと思いますが、ぜひ続編を期待したいです。
もともと1920年代のアメリカをベースにしていたこともあって、CoCは現代を舞台にしたキャンペーンに馴染みやすいものでしたが、ここでも現代の日本が舞台です。大学の講師を中心に、大学生と古物商という4人の探索者が様々な神話的怪異に遭遇するというのが基本構成ですが、この4人が非常にキャラクターが立っており、またストーリーもクトゥルフと日本の神話・民間伝承をうまく組み合わせた面白いもので(『八つ墓村』や『犬神家の一族』といった日本映画の雰囲気を感じさせます)読み物として十分に楽しめる内容になっています。
キーパーとプレイヤーの方も(時折脱線しつつも)一緒にキャンペーンを作っていこうという気概が見えて、読んでいて好感が持てます。
しかしそこはCoCなので、綺麗なだけの結末とはいかないのですが……(笑)
挿絵も過度に『萌え』に寄り過ぎない、適度に抑制されつつ華もあるタッチでCoCの世界に合っています。因みに水着カットは編集サイドの要望とのことです(笑)。
兎も角、年季の入ったCoCプレイヤーも、キャンペーンのシナリオ作成に苦労しているキーパーも、意外と多い(と思われる)リプレイ読み専の方も楽しめる内容になっています。値段が手頃なのも嬉しいです。
このキャンペーン自体が不定期連載なので時間もかかるでしょうし、またCoCを同キャラクターで続けていくのは色々(SAN値とか…)大変だと思いますが、ぜひ続編を期待したいです。
2018年6月26日に日本でレビュー済み
前回のは3編全部が一つの物語としてあったのが、今回は短編3本なので気楽に読めます。(PCは3本とも継続キャラです)
それに、初心者向けとも言える解説コラムがところどころあるので
SANチェックって何だっけ?ってなってもその灰色のページを捲れば一発で分かるかと。
それに、初心者向けとも言える解説コラムがところどころあるので
SANチェックって何だっけ?ってなってもその灰色のページを捲れば一発で分かるかと。
2010年8月3日に日本でレビュー済み
かってRole&Rollの別冊Lead&Readに単発と続編が掲載された人気の「水無瀬ゼミ」シリーズが書き下ろしを加えて待望の単行本化!!
最近ヒットした『るるいえあんてぃーく』同様、初心者入門者に丁寧な作りになっており、クトゥルフ神話に惹かれてTRPGのルールブックを買ったまま途方に暮れている入門者に優しい一冊です。
もちろんクトゥルフ神話TPRGをよく遊んでいる方々にはぶっちゃけたネタが満載です。クトゥルフネタと実在する歴史ネタ、これをもっともらしく結びつけて実にいいシナリオに仕上げています。歴史の謎をたぐって神話的恐怖にたどり着く気分はまさに〈探索者〉!
著者は現代日本を舞台とすることにこだわりをお持ちのようですが、書き下ろしは’20年代アーカムの香りも彷彿とさせる一遍になっています。
単発セッションを強引にショートキャンペーンにしたために、プレーヤーキャラクター(PC)の技能値や正気度が悲惨なことになっていますが、そんな貧弱なPC相手のマスタリングも参考になるでしょう。
青木画伯のイラストも華がありながら神話的恐怖を描くにピッタリの絵柄で、この作品を飾るに相応しい力作でした。
このようなクトゥルフ神話TPRGのリプレイはもっとたくさん出て欲しい。巻末の〈探索者〉の末路はプレイスタイルで意見が割れる所でしょうし、基本ルールブックだけしか持ってなければ’20年代米国のシナリオこそ欲しい。そういった様々な需要は選択できるほど作品が多数出ることによってのみ満たされるのですから。
最近ヒットした『るるいえあんてぃーく』同様、初心者入門者に丁寧な作りになっており、クトゥルフ神話に惹かれてTRPGのルールブックを買ったまま途方に暮れている入門者に優しい一冊です。
もちろんクトゥルフ神話TPRGをよく遊んでいる方々にはぶっちゃけたネタが満載です。クトゥルフネタと実在する歴史ネタ、これをもっともらしく結びつけて実にいいシナリオに仕上げています。歴史の謎をたぐって神話的恐怖にたどり着く気分はまさに〈探索者〉!
著者は現代日本を舞台とすることにこだわりをお持ちのようですが、書き下ろしは’20年代アーカムの香りも彷彿とさせる一遍になっています。
単発セッションを強引にショートキャンペーンにしたために、プレーヤーキャラクター(PC)の技能値や正気度が悲惨なことになっていますが、そんな貧弱なPC相手のマスタリングも参考になるでしょう。
青木画伯のイラストも華がありながら神話的恐怖を描くにピッタリの絵柄で、この作品を飾るに相応しい力作でした。
このようなクトゥルフ神話TPRGのリプレイはもっとたくさん出て欲しい。巻末の〈探索者〉の末路はプレイスタイルで意見が割れる所でしょうし、基本ルールブックだけしか持ってなければ’20年代米国のシナリオこそ欲しい。そういった様々な需要は選択できるほど作品が多数出ることによってのみ満たされるのですから。