今度の参議院選挙で投票する国民全員が読むべき本です。選挙前に義務づけてもいいでしょう。
民主党支持者であろうと野党支持者であろうと、本当に必読の情報を満載しています。
表紙をめくると昨年亡くなった中川昭一さんと奥様の素晴らしい写真が目に飛び込んできます。
そして中川夫人の初のインタビュー。西村幸祐氏の人柄がここまで話を引き出せるのか、という
インタビューのお手本のような内容です。そして中身が素晴らしい。例の酩酊会見の知られざる前後の
事情や、その後の偏向報道がどのようなシステムでなされたのかが分かります。悪質な中川さんへの
攻撃は選挙投票日まで続きます。その一例を奥様が分かりやすく解説しています。
こんな情報操作の中で日本人が昨年の選挙を行ったのかと改めて驚愕。怒りをおぼえます。
このインタビューだけでも今回のムックの価値はあるのですが、その他も必読の記事ばかり。政治家への
緊急連続インタビューも大変充実した内容になっています。新党の代表としてたちあがれ日本の平沼赳夫
氏、日本創新党の山田宏氏が登場。重要な提言を行っています。新党でもみんなの党と新党改革が外して
あることのがかなりの編集センスだと思います。
みんなの党と新党改革が第二民主党にしかならないことを西村幸祐氏は見抜いているのかもしれません。
前のレビュアーの方が書いていますが、内容、量、写真、デザインともこれまでの撃論ムックの中で
最高のものだと思います。大出版社でもこのようなオピニオン誌を世に出すことはできません。
多くのすぐれた執筆者、編集者、関係スタッフの人に心から感謝しています。

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民主党政権崩壊へ―日本の混迷、没落を許す国民に未来はあるのか?(OAK MOOK 338 撃論ムック26) 単行本 – 2010/5/17
西村幸祐
(著, 編集)
民主党政権が誕生し7カ月が経過する間、いったい何が起きたのか?
7月の参院選を迎えようといている今、日本国民は冷静に、客観的に、
現政権の全てを監視し、去年の選挙を反省しなければならない。
そうすれば、いかに貴重な時間が失われ、多くの国益が損ねられてきたかが
明らかになるだろう。
実現不可能な空想マニフェストに、なぜ、国民は騙されたのか?
安全保障無視の政策が、支那海軍の日本近海での挑発活動を許し、東シナ海の
ガス田盗掘を助長させる。
そして、無責任、お粗末の防疫体制が、宮崎県の口蹄疫被害を拡大させる。
政治主導とは名ばかりの、党主導の恐怖の独裁政治を目指す政権は、
私たちを、いったい、どこへ連れて行くのか?
本ムックでは、昨年不慮の死を遂げた中川昭一元財務大臣夫人の中川郁子氏が、
全てのメディアに先駆けて、中川氏の遺志を語る独占インタビューを掲載。
さらに、安倍晋三元首相、期待の新星、西田昌司参院議員が日本再生の戦略を、
乱立した新党からは、平沼赳夫氏、山田宏氏が、高らかに方針を明らかにする。
また、小沢一郎幹事長が昨年12月、韓国で行った亡国講演の前文を極秘入手、
さらに、テーマごとに第一線のジャーナリスト、評論家、識者が
民主党政権の問題点と激動する状況を分かりやすく、深く、解説。
政権崩壊まで視野に入れた、注目の撃論ムック、いよいよ発売!
7月の参院選を迎えようといている今、日本国民は冷静に、客観的に、
現政権の全てを監視し、去年の選挙を反省しなければならない。
そうすれば、いかに貴重な時間が失われ、多くの国益が損ねられてきたかが
明らかになるだろう。
実現不可能な空想マニフェストに、なぜ、国民は騙されたのか?
安全保障無視の政策が、支那海軍の日本近海での挑発活動を許し、東シナ海の
ガス田盗掘を助長させる。
そして、無責任、お粗末の防疫体制が、宮崎県の口蹄疫被害を拡大させる。
政治主導とは名ばかりの、党主導の恐怖の独裁政治を目指す政権は、
私たちを、いったい、どこへ連れて行くのか?
本ムックでは、昨年不慮の死を遂げた中川昭一元財務大臣夫人の中川郁子氏が、
全てのメディアに先駆けて、中川氏の遺志を語る独占インタビューを掲載。
さらに、安倍晋三元首相、期待の新星、西田昌司参院議員が日本再生の戦略を、
乱立した新党からは、平沼赳夫氏、山田宏氏が、高らかに方針を明らかにする。
また、小沢一郎幹事長が昨年12月、韓国で行った亡国講演の前文を極秘入手、
さらに、テーマごとに第一線のジャーナリスト、評論家、識者が
民主党政権の問題点と激動する状況を分かりやすく、深く、解説。
政権崩壊まで視野に入れた、注目の撃論ムック、いよいよ発売!
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社オークラ出版
- 発売日2010/5/17
- ISBN-104775515438
- ISBN-13978-4775515433
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登録情報
- 出版社 : オークラ出版 (2010/5/17)
- 発売日 : 2010/5/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 245ページ
- ISBN-10 : 4775515438
- ISBN-13 : 978-4775515433
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,762,765位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月20日に日本でレビュー済み
2010年6月5日に日本でレビュー済み
日本国内で鳩山内閣がGDPで日本を抜いた対中ODAを2兆円近くまで増やしたことは
ほとんど報道されていません。
(これは麻生内閣が国内で景気刺激しようとした定額給付金と同額)
ワーキングプアは相も変わらず増え続け、高齢者に若者は押しつぶされています。
大学生の就職率が8割と報道されましたがその実態は就職できなくて就職活動をやめて
留年したりニート・フリーターになった人を数字に含まない統計であるため
実態は世間で報道されているよりはるかに深刻です。
ハローワークには補助金欲しさに雇う意思もない求人が溢れ返っています。
数少ない求人も労働基準法に抵触した悪辣なものばかりです。
介護現場では日本の黄金期を過ごした老人たちのオムツを
月15万の給料しか出ない若い介護師が夜遅くまで働いて取り替えています。
若者の年金支払額は増え続けているのに受け取れる額は減り続けています。
私は経営者の味方であった自民党なら良かったとは少しも思いませんが、
それ以下である中国・韓国にすり寄った民主党政権がこのまま続けば
日本は「持たない」でしょう。
恐らく2011年には大卒の若者が3割(真の統計法で)ほどしか就職できないのではないでしょうか?
そして国内自殺者数もWHO方式の統計法で算出すれば15万人を超える可能性も高いです。
今の日本を救えるのは民主党ではないでしょうね。
ほとんど報道されていません。
(これは麻生内閣が国内で景気刺激しようとした定額給付金と同額)
ワーキングプアは相も変わらず増え続け、高齢者に若者は押しつぶされています。
大学生の就職率が8割と報道されましたがその実態は就職できなくて就職活動をやめて
留年したりニート・フリーターになった人を数字に含まない統計であるため
実態は世間で報道されているよりはるかに深刻です。
ハローワークには補助金欲しさに雇う意思もない求人が溢れ返っています。
数少ない求人も労働基準法に抵触した悪辣なものばかりです。
介護現場では日本の黄金期を過ごした老人たちのオムツを
月15万の給料しか出ない若い介護師が夜遅くまで働いて取り替えています。
若者の年金支払額は増え続けているのに受け取れる額は減り続けています。
私は経営者の味方であった自民党なら良かったとは少しも思いませんが、
それ以下である中国・韓国にすり寄った民主党政権がこのまま続けば
日本は「持たない」でしょう。
恐らく2011年には大卒の若者が3割(真の統計法で)ほどしか就職できないのではないでしょうか?
そして国内自殺者数もWHO方式の統計法で算出すれば15万人を超える可能性も高いです。
今の日本を救えるのは民主党ではないでしょうね。
2010年5月22日に日本でレビュー済み
西村幸祐の「はじめに」がこの本の内容を端的に物語っている。
「より可視的、かつリアルな次元で、すでに取り返しのつかない事態に日本が陥ってしまった」
「鳩山・小沢政権が七ケ月の間に何かを成し遂げたということでなく、何も成し遂げていないこと、そして、日本に対峙する勢力に多くを成し遂げさせようとしていること」
また韓国海軍の哨戒艦への北からの魚雷攻撃、中国海軍の沖縄本島・沖ノ鳥島近辺で活動の活発化等様々な日本近辺での軍事情勢の大きな変化に対する、政権、メディアの鈍感さを強く批判している。
鳩山総理は普天間基地について「最低でも県外」と繰り返していたが、結局は「現行案へ復帰」を模索するという方向へ転換し、何の対価もなく国民やアメリカ政府からの信頼を損ねている。
また一方では、朝鮮半島の緊張については「私たちはこの問題で国際的に協力してしっかり戦っていかなければならない」とやけに勇ましい。
あまりにも場当たり的な総理の発言について改めて「友愛」とは一体何だったのかと疑問を抱き、「友愛」で安全保障は担保できるのかと多くの国民は心もとなく感じてきているだろう。
いわゆる「批判のための批判」ではなく日本の置かれた現状を与党精神・プロフェッショナル精神を持って分析したものである。熟読すれば日本が目指すべき方向がはっきり見えてくるのではないだろうか。
「より可視的、かつリアルな次元で、すでに取り返しのつかない事態に日本が陥ってしまった」
「鳩山・小沢政権が七ケ月の間に何かを成し遂げたということでなく、何も成し遂げていないこと、そして、日本に対峙する勢力に多くを成し遂げさせようとしていること」
また韓国海軍の哨戒艦への北からの魚雷攻撃、中国海軍の沖縄本島・沖ノ鳥島近辺で活動の活発化等様々な日本近辺での軍事情勢の大きな変化に対する、政権、メディアの鈍感さを強く批判している。
鳩山総理は普天間基地について「最低でも県外」と繰り返していたが、結局は「現行案へ復帰」を模索するという方向へ転換し、何の対価もなく国民やアメリカ政府からの信頼を損ねている。
また一方では、朝鮮半島の緊張については「私たちはこの問題で国際的に協力してしっかり戦っていかなければならない」とやけに勇ましい。
あまりにも場当たり的な総理の発言について改めて「友愛」とは一体何だったのかと疑問を抱き、「友愛」で安全保障は担保できるのかと多くの国民は心もとなく感じてきているだろう。
いわゆる「批判のための批判」ではなく日本の置かれた現状を与党精神・プロフェッショナル精神を持って分析したものである。熟読すれば日本が目指すべき方向がはっきり見えてくるのではないだろうか。
2010年6月5日に日本でレビュー済み
八ケ月間に及んだ鳩山政権の安全保障、経済政策、福祉政策を各方面の専門家が厳しく批判している。
安倍元総理の国家安全保障を顧みない鳩山首相の退陣論等多くの論評に納得したが、
詠清作氏の「地方別休暇制度」は伝統を破壊するプチ亡国法案とする論考が目新しく感じた。
しかし、最も心に残ったものは、西田昌司参議院議員の「民主党政権は戦後日本人の鏡(退化の象徴)」だった。
鳩山政権を「自分は正しい、社会が悪い、制度が悪い」と言い逃れる子供なぞらえつつも、そのような総理を選んでしまった戦後日本人の価値観に言及し、
「今の政治の混乱は、日本国民の姿そのものであり、鳩山政権は自分達の等身大そのものだということを国民は自覚しなければいけない」とする。
いささか耳の痛い話ではあるが、日本を再生するためにはこの視点を失ってはいけないと思った。
鳩山政権とは何だったのだろうか、こんなはずではなかったという方も多いだろう。参議院選挙前の国民必読の一冊だと思う。
安倍元総理の国家安全保障を顧みない鳩山首相の退陣論等多くの論評に納得したが、
詠清作氏の「地方別休暇制度」は伝統を破壊するプチ亡国法案とする論考が目新しく感じた。
しかし、最も心に残ったものは、西田昌司参議院議員の「民主党政権は戦後日本人の鏡(退化の象徴)」だった。
鳩山政権を「自分は正しい、社会が悪い、制度が悪い」と言い逃れる子供なぞらえつつも、そのような総理を選んでしまった戦後日本人の価値観に言及し、
「今の政治の混乱は、日本国民の姿そのものであり、鳩山政権は自分達の等身大そのものだということを国民は自覚しなければいけない」とする。
いささか耳の痛い話ではあるが、日本を再生するためにはこの視点を失ってはいけないと思った。
鳩山政権とは何だったのだろうか、こんなはずではなかったという方も多いだろう。参議院選挙前の国民必読の一冊だと思う。
2010年7月3日に日本でレビュー済み
民主党とマスコミ
2009年民主党政権の財務大臣が健康上の理由から全国民に惜しまれながらも数ヶ月で辞職されました。
かつて安倍総理大臣が健康上の理由で辞職したときは「投げ出した!放り出した!無責任!わがまま!甘えん坊!」と長期にわたり報じられ、民主党大臣の場合は「健康上なら仕方ないよね。次の人がんばって。」となりますがこれは当然のことです。
民主党は国民の絶大な支持があるので、マスコミという国民の代弁者のとる行動としてはあたりまえの事なのです。
2010年鳩山総理大臣が支持率低下により辞任された時だって安倍総理大臣の時のような憎しみをこめた報道は一切行われません。
一週間にわたりテレビは民主党様特集。どこのチャンネルを見ても民主党の話。NHKはお昼の全国ニュースの時間を全て使い民主党代表選挙の開票シーンを延々と流していました。
これは当然のことです。
民主党には国民の絶大なる支持があるのです!だからマスコミは国民の意思に沿った報道をしているのです!マスコミこそが国民!
日本が平和な理由
戦後日本が一度も戦争をしなくて済んだのは誰のおかげですか!9条のおかげでしょ!他人が暴力を振るわれていても見て見ぬふり!争いごとに介入してはいけません!だって9条だもん!
バブル崩壊以降日本が一度も戦争をしなくて済んだのは誰のおかげですか!河野談話村山談話があったからでしょ!日本人でごめんなさい!土下座外交で平和!
2009年以降日本が一度も戦争をしなくて済んだのは誰のおかげですか!民主党政権ができたからでしょ!
このように民主党に逆らうことは平和に逆らうことだとみなされます。
余談
金持ち減税
みなさんは金持ちですか。
これからの日本は民主党により金持ち減税がなされるので金持ちになったほうがいいですよ。
金持ちになれば魔法の言葉が使えます。
「法人税を上げるだと!高額所得者の所得税を上げるだと!そんなことをするなら日本なんか捨てて亡命しちゃうぞ!」
この言葉を唱えるだけで政府はすくみあがります。
2009年民主党政権の財務大臣が健康上の理由から全国民に惜しまれながらも数ヶ月で辞職されました。
かつて安倍総理大臣が健康上の理由で辞職したときは「投げ出した!放り出した!無責任!わがまま!甘えん坊!」と長期にわたり報じられ、民主党大臣の場合は「健康上なら仕方ないよね。次の人がんばって。」となりますがこれは当然のことです。
民主党は国民の絶大な支持があるので、マスコミという国民の代弁者のとる行動としてはあたりまえの事なのです。
2010年鳩山総理大臣が支持率低下により辞任された時だって安倍総理大臣の時のような憎しみをこめた報道は一切行われません。
一週間にわたりテレビは民主党様特集。どこのチャンネルを見ても民主党の話。NHKはお昼の全国ニュースの時間を全て使い民主党代表選挙の開票シーンを延々と流していました。
これは当然のことです。
民主党には国民の絶大なる支持があるのです!だからマスコミは国民の意思に沿った報道をしているのです!マスコミこそが国民!
日本が平和な理由
戦後日本が一度も戦争をしなくて済んだのは誰のおかげですか!9条のおかげでしょ!他人が暴力を振るわれていても見て見ぬふり!争いごとに介入してはいけません!だって9条だもん!
バブル崩壊以降日本が一度も戦争をしなくて済んだのは誰のおかげですか!河野談話村山談話があったからでしょ!日本人でごめんなさい!土下座外交で平和!
2009年以降日本が一度も戦争をしなくて済んだのは誰のおかげですか!民主党政権ができたからでしょ!
このように民主党に逆らうことは平和に逆らうことだとみなされます。
余談
金持ち減税
みなさんは金持ちですか。
これからの日本は民主党により金持ち減税がなされるので金持ちになったほうがいいですよ。
金持ちになれば魔法の言葉が使えます。
「法人税を上げるだと!高額所得者の所得税を上げるだと!そんなことをするなら日本なんか捨てて亡命しちゃうぞ!」
この言葉を唱えるだけで政府はすくみあがります。
2010年6月6日に日本でレビュー済み
村山政権ができた時は非常に驚いた。なにしろ自衛隊が憲法に反すると主張する社会党の党首が首相になったのだから・・・。
しかし、今回の政権交代は、民主党に自民党に在籍したメンバーも多かったため、国民の多くがゆるやかな変革を期待し安心して見ていたように思う。
村山首相が就任後、自衛隊が合憲であることを認めたように、法務大臣、防衛大臣、少子化担当大臣も現実路線に目覚めてくれるとばかり思っていた。
その結果については多くを語るまい。まあ総理大臣が地球益が大事だとかいう政権に何を言っても仕方が無かったのだろう。
財政政策については、藤井大臣が最後のよりどころであったのは間違いない。高齢ではあるものの自民党の財務大臣に比べても何の遜色もない(またはそれ以上の)人物であることは誰しも異論はあるまい。
しかし、予算を巡る党と内閣の駆け引きの中で藤井大臣は辞任され、後任は野田副大臣ではなく菅副総理となった。この時この内閣の運命は決まったまったように思った。
歳入以上に国債を発行するという政府とは一体何なのであろうか。(この点については、当然ながら前政権の責任も重いが)
今回の鳩山首相の辞任については、「政治と金」「普天間」ばかりが報じられているが、財政は一体どうなるのだろうか。
景気が回復し市場金利が3%いや1%でも上がったことを想像するといまさらながら恐ろしい。今回の参議院選挙では消費税について国民にはっきり説明する政党に1票を投じたいと思う。
しかし、今回の政権交代は、民主党に自民党に在籍したメンバーも多かったため、国民の多くがゆるやかな変革を期待し安心して見ていたように思う。
村山首相が就任後、自衛隊が合憲であることを認めたように、法務大臣、防衛大臣、少子化担当大臣も現実路線に目覚めてくれるとばかり思っていた。
その結果については多くを語るまい。まあ総理大臣が地球益が大事だとかいう政権に何を言っても仕方が無かったのだろう。
財政政策については、藤井大臣が最後のよりどころであったのは間違いない。高齢ではあるものの自民党の財務大臣に比べても何の遜色もない(またはそれ以上の)人物であることは誰しも異論はあるまい。
しかし、予算を巡る党と内閣の駆け引きの中で藤井大臣は辞任され、後任は野田副大臣ではなく菅副総理となった。この時この内閣の運命は決まったまったように思った。
歳入以上に国債を発行するという政府とは一体何なのであろうか。(この点については、当然ながら前政権の責任も重いが)
今回の鳩山首相の辞任については、「政治と金」「普天間」ばかりが報じられているが、財政は一体どうなるのだろうか。
景気が回復し市場金利が3%いや1%でも上がったことを想像するといまさらながら恐ろしい。今回の参議院選挙では消費税について国民にはっきり説明する政党に1票を投じたいと思う。