プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,760¥1,760 税込
ポイント: 53pt
(3%)
無料お届け日:
3月21日 木曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥1,035

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
巨乳の誕生 大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか 単行本 – 2017/11/18
購入オプションとあわせ買い
以後、おっぱいについて語る者は、この本を避けて通ることはできないだろう。
「おっぱい」はいつから性器になったのか。巨乳愛の虚実を谷間に探る! 都築響一(編集者)
いつの時代でも大きなおっぱいが好まれていたわけではない。70年代にはユニセックスで華奢な体つきこそがファッショナブルであり、80年代のAV業界でさえも胸の大きなAV女優は人気を得ることができなかった。ようやく「巨乳」という言葉が誕生し、一般的に普及したのは1990年頃になってから。それまでは「ボイン」「デカパイ」「Dカップ」などと呼ばれていた。江戸時代から開国、敗戦、経済成長を経て現在、社会の「大きなおっぱい」の受け止められ方は、時代を反映して変わっていく。なぜ変わっていったのか。その理由と全貌をあきれるほどの調査で明らかにした革命的論考。
【目次】
はじめに
序章 原宿に日本初の巨乳専門ショップがあった
第一章 巨乳をめぐる世界史
第二章 おっぱいは性的対象ではなかった
第三章 グラマーの襲来
第四章 ボインの時代 ナインの時代
第五章 デカパイからDカップへ
第六章 巨乳の誕生
第七章 それは爆乳と呼ばれた
第八章 21世紀の巨乳たち
おわりに
巨乳年表 1871〜2017
参考文献一覧
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2017/11/18
- ISBN-104778316053
- ISBN-13978-4778316051
よく一緒に購入されている商品

この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
著者について
1967年埼玉県生まれ。ライター、アダルトメディア研究家、漫画原作者。美学校考現学研究室(講師:赤瀬川原平)卒。主にアダルトテーマ全般を中心に執筆。特にエロとデジタルメディアとの関わりに注目している。AV監督としても活動し、2011年には、AV30周年を記念し、40社以上のメーカーが参加するプロジェクト「AV30」の監修者を務める。著書に『痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』(太田出版)、『日本縦断フーゾクの旅』(二見書房)、雨宮まみとの共著『エロの敵』(翔泳社)など。漫画原作者としては『たちまち はだかの業界物語』(作画:前川かずお 日本文芸社)がある。また80年代よりモデルプランツ、野獣のリリアンなどのバンドで音楽活動も活発に行っている。
安田理央Blog「ダリブロ」 http://rioysd.hateblo.jp/
登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2017/11/18)
- 発売日 : 2017/11/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4778316053
- ISBN-13 : 978-4778316051
- Amazon 売れ筋ランキング: - 145,876位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,529位社会学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

安田 理央(やすだ・りお)
フリーライター。アダルトメディア研究家。1967年生まれ。埼玉県出身。美学校考現学研究室卒業。
主にアダルトテーマ全般を中心に執筆。特にエロとデジタルメディアとの関わりに注目している。
1998年には、妻子持ちでエロ仕事をする業界人としての苦悩をテーマにしたコラム「ムスメよ!」を週刊SPA!に連載し、話題を呼んだ。官能小説のアンソロジー「日曜官能家EX」 (イーストプレス)では、初めて小説にも挑戦(現在も「特選小説」誌にてセミフィクション小説「さる業界の女たち」を連載中)。
また1990年頃からゴールドマン、バクシーシ山下、カンパニー松尾らと親交を深めAV業界に関わりはじめ、1999年には「巨乳風俗ギャルプライベートSEX」(hmp)でAV監督としてもデビュー、ドキュメントタッチの「OPEN AND PEACE」 シリーズ(2001年~2002年 ムーディース)、全国の風俗街をレポートする「月刊日本全国オススメ風俗MAP」 (芳友舎)シリーズ(2003年~2004年 全9作)、携帯電話のカメラで撮影した「業界初!携帯ムービーでAV撮りました!」 (2005年 ビッグモーカル)など作品多数。 「素人モデル図鑑」 (2001年~2003年)などのWeb、 「サルシキ」 (2006年 ワニマガジン)などのDVD雑誌の撮影・コンテンツ制作も行う。
さらに新しいタイプのデジタルカメラマンとして写真集「OPEN&PEACE 風俗嬢ヴァイブス」 (1999年 メディアックス)、 「デジハメ娘。」 (2003年 二見書房)も発表している。
2006年の著書「エロの敵」 (雨宮まみと共著 翔泳社)では、エロメディアの歴史、そしてエロメディアが現在直面している問題などをルポルタージュし、ジャーナリスティックな一面も見せた。同書は100以上のblog、雑誌、新聞などで紹介され、高く評価された。
その他の著書としてデジタルカメラでのアダルトな撮影の魅力をいち早く提唱した「裏デジタルカメラの本」 (1997年 秀和システム)、日本全国の風俗街のルポ「日本縦断 フーゾクの旅」 (2004年 二見書房)等がある。iPhone、Kindle用電子書籍としては25年分のAVレビューをまとめた「安田理央のAVレビュー大全1987-2012」(2012年 安田理央)、食べ物、飲み物に関してのコラムをまとめた「安田理央のB級グルメ道」 (2010年 オフィスマイカ)など。
主な共著には「ネットトラベラーズ95」 (1995年 翔泳社)、 「オトナの裏パソコン」 (1996年 ジャパンミックス) 「20世紀のアダルトビデオ」 (1998年 アスペクト)、 「薬ミシュラン」 (2000年 太田出版)、 「サブカルチャー世界遺産」 (2001年 扶桑社) 「別冊宝島 100万人のアダルトビデオ」 (2003年 宝島社) 「ファントム」 (2006年 二見書房)等がある。
2009年には完全自主制作で「黄金期のエロ本を再現する」というコンセプトのもと、DVDマガジン「No1 in HEAVEN」を創刊。アダルトコンテンツとサブカル系文化人が入り乱れる内容で大きな話題を呼ぶ。
2010年、DJ TKD、柳下毅一郎、田口こくまろ、伊基公袁らとust番組「DAMMUNE」を放送。坂本龍一に絶賛され、大竹伸朗との対談のust中継を担当することになる。
2011年、アダルトビデオ30周年を記念し、40社以上のメーカーが参加するプロジェクト「AV30」の監修者を務める。
25年に渡って活動したニューウェーブバンドであるモデルプランツ(1984年~2009年)、アコースティックギターとリズムボックスで80年代の名曲をカバーするリオ・ブラボー(2000年~)を経て、現在は11人編成のハイパーロックンロールバンド野獣のリリアン(2010年~)、フリーキーなファンクバンドのRoswells(2012年~)などのボーカリストとしての顔もある。
公式ホームページ:http://www.lares.dti.ne.jp/~rio/
Twitterアカウント:@rioysd
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
「あったな~」「いたな~」という共感を得たい、懐かしさに浸りたいという期待から本書を購入したのですが、
巨乳をめぐる世界史から、日本人は江戸時代までは乳房への興味がほとんどなかった、等の全く知らなかった歴史的知識を
怒涛のボリュームで突きつけられる。やや、調べすぎでは?というくらいの中だるみ感を感じていた所、
終盤に「あったな~」「いたな~」「このコのビデオそんなに売れたんだ!」みたいな、求めていた内容がてんこ盛り。
とどめに、年表まで!
巨乳好きとして、そばに置いておきたい貴重な資料となりそうです。
その考察の範囲は幅広く、古代の世界史・日本史から近現代の西洋(主にアメリカ)・日本の映像文化、アダルトメディア史までに至っている。各時代・各メディアにおいて、女性の大きな胸がどのような扱われ方をしてきたのか、をその時代を代表する大きな胸の女性とともに紹介をしている。別に巨乳好きではないと公言する筆者が、これだけの調査を行ったことには驚嘆の念を禁じ得ない。
それだけの調査の結果、読み物として非常に充実した出来となっている。興味深い点は尽きないが、最も驚かされるのはメディアの煽り方や時代の趨勢によって、人の嗜好というのはここまで変わるものなのか、ということである。一例を示すと、江戸時代の日本では貧乳が美女の条件であり、乳房などは西洋から肉感的な女優の魅力が輸入されるまでは、性的に興奮する対象ですらなかったという。それが、いまやどのメディアを見ても胸の大きな女性が溢れかえるような世の中になっており、巨乳というジャンルは世の中に「定着」したということがいえるだろう。それはどのような時代の流れ、曲折を経てたどり着いたのか、を時代を追って解説していく。昔懐かしの女優やAVのタイトルなども数多く登場するので、懐かしい気分に浸るとともに楽しく読み進めることができるだろう。
少し改善点を上げるとするなら、本編に触れている女性の写真等を記載してほしかった。特に昔の欧米の女優や、AVの初期・黎明期の女優等については、名前やスリーサイズだけを聞いてもあまりイメージがわかない。(巻末に1871年〜現在までの巨乳年表があり、写真付きで当時の巨乳に関する出来事を振り返っているが、写真は白黒かつ小さいものである)
ただ、その点を差し引いたとしてもアダルトメディアに関心のある人はもちろん、無い人にとっても読み物として大変面白い出来となっており、非常にオススメできる本である。
日本と海外の巨乳にまつわる隆盛の歴史をしつこいくらいに紐解く。と言っても堅いお話しではありません。
途中中だるみはありますが、巨乳という一点で歴史を辿る、バカバカしくも痛快な一冊。
マリー・アントワネットのスリーサイズを初めて知りました。すごくナイスボディだったようです。自分とは無縁の歴史が身近に感じられます笑。
著者は巨乳好きなのかと思ったら、あとがきに「巨乳よりも小さくて華奢な胸に惹かれる」とあった。よくここまで調べられたと感心しました。
前半に記された、19世紀後半以降の欧米における乳房とファッションの関係についてはある程度興味深く読みました。コルセットの発明が乳房を下支えすることになり、大きな乳房が積極的に評価されるようになり、その下支え機能は20世紀になって発明されたブラジャーに引き継がれたことや、1920年代の女優メイ・ウェストの登場が脚線美から豊満な乳房へと男性の関心を上向かせたことなどは、知らなかった乳房史に目を向けさせられて、興趣が尽きませんでした。
また目を日本に転じると、江戸の春画では乳房が描かれることがないということに今更ながら気づかされ、それは着物という特殊な装束が乳房へのアクセスを困難にしていたため乳房の愛撫が性行為として重視されなかったこと、また江戸の混浴文化に象徴されるように日本人の間では裸体が顔の延長程度にしか認識されず、トップレスごときに大きなエロスを感じなかったことなども頷かされる点でした。
しかし、ヨーロッパのキリスト教の観点から巨乳の評価を描いたくだりはあまり深い考察がされているとはいいがたい印象があります。
また、後段、戦後日本の乳房関連史について語る内容は、新味がさほどありませんでした。大橋巨泉が「ボイン」ということばを人口に膾炙させたことは巷間伝えるところでしたし、著者と同じく1960年代生まれの私にとって、堀江しのぶやアグネス・ラムといった巨乳著名人列伝は懐かしさこそ感じるものの、新規情報とはいいがたいのです。
元号が昭和から平成へと変わった以降を描く第六・七・八章に至っては、日本のグラビア史やAV史に名を刻んだ著名な女性陣の名が列挙され続けるばかりで、さほど詳細な裏話や新情報が登場するわけでもないため、ただただ食傷してしまいました。
.