この本は、自民党の参議院議員、西田昌司さんの考えをまとめた本、という説明でいいと思います。
原稿自体は1月に出来たものですが、出版が遅れたようです。
目次は
第一章 「JAL」再生神話のウソ
第二章 道州制は国を滅ぼす
第三章 TPPは売国条約
第四章 戦後レジームからの脱却
第五章 憲法改正のウソ
第六章 日本経済デフレの構造
終章 私が保守に目覚めた理由
となっていてどのテーマも西田さんの考えが、
根拠を示しながら書かれています。
私と意見の違うところもありましたが、
しっかりと根拠に基づいて主張を述べられているので
納得して読むことが出来ました。
この中でも憲法改正についてですが、
西田さんは現行の憲法は無効だと主張されています。
右翼的な人が「現行憲法は無効だ」というのを聞いて
憲法改正論者である私は内心納得していませんでしたが、
西田さんはその理由をしっかりと根拠にもとづいて主張されています。
やはり、ちゃんと考えている人は違うんですね。
政治に対して、自分とは違う視点から観ることが出来ます。
西田さんの支持者はもちろん、政治に興味のある方なら誰でも読んでみて損はありません。

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総理への直言 (イースト新書) (イースト新書 11) 新書 – 2013/10/10
西田昌司
(著)
JAL再上場のウラにある巨額利権、JAL再生・稲盛神話のウソとは何か。「道州制は国を滅ぼす。構造改革がデフレを生んだ。TPPは売国条約である。現行憲法は、敗戦後の占領時代にGHQにより押し付けられた占領基本法であり、昭和二七年の占領終了とともに廃憲すべきものだった」が持論の著者が目指す「戦後レジームからの脱却」の本質とは何か。本書は、現代日本の重要政策の背後に見え隠れする闇を衝くとともに、「国会の大砲」の異名をとる著者が、戦後日本人の在り様を省察、総点検する画期的な論考である。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2013/10/10
- 寸法11.1 x 1.3 x 17.4 cm
- ISBN-104781650112
- ISBN-13978-4781650111
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商品の説明
著者について
西田昌司(にしだ・しょうじ)
1958年京都府京都市生まれ。自由民主党参議院議員。滋賀大学経済学部卒業後、税理士となる。後年、税務のスキルを国会の場での疑惑追及に活かし、「政治資金収支報告書を読むプロ」と称される。1990年京都府議会議員選挙に当選。以後5期にわたってトップ当選。2007年参議院議員通常選挙に京都府選挙区から自由民主党公認で出馬し、初当選。2009年民主党への政権交代後、予算委員会などの国会質疑のなかで、小沢一郎民主党幹事長(当時)や鳩山由紀夫首相(当時)の「政治とカネ」問題を追及し、その舌鋒鋭い質問で勇名を馳せる。2011年3月、東日本大震災直前の参議院予算委員会において、前原誠司外務大臣(当時)の政治資金規正法に抵触する在日外国人からの献金問題等、「民主党の闇」問題に切り込み、前原外相を辞任に追い込む。2013年参議院議員通常選挙京都選挙区においてトップ当選。現在2期目。参議院予算委員会委員、参議院財政金融委員会理事、参議院憲法審査会幹事を務める。
1958年京都府京都市生まれ。自由民主党参議院議員。滋賀大学経済学部卒業後、税理士となる。後年、税務のスキルを国会の場での疑惑追及に活かし、「政治資金収支報告書を読むプロ」と称される。1990年京都府議会議員選挙に当選。以後5期にわたってトップ当選。2007年参議院議員通常選挙に京都府選挙区から自由民主党公認で出馬し、初当選。2009年民主党への政権交代後、予算委員会などの国会質疑のなかで、小沢一郎民主党幹事長(当時)や鳩山由紀夫首相(当時)の「政治とカネ」問題を追及し、その舌鋒鋭い質問で勇名を馳せる。2011年3月、東日本大震災直前の参議院予算委員会において、前原誠司外務大臣(当時)の政治資金規正法に抵触する在日外国人からの献金問題等、「民主党の闇」問題に切り込み、前原外相を辞任に追い込む。2013年参議院議員通常選挙京都選挙区においてトップ当選。現在2期目。参議院予算委員会委員、参議院財政金融委員会理事、参議院憲法審査会幹事を務める。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2013/10/10)
- 発売日 : 2013/10/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4781650112
- ISBN-13 : 978-4781650111
- 寸法 : 11.1 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 201,415位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 36位イースト新書
- - 21,253位社会・政治 (本)
- - 34,684位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正真正銘の保守政治家の書です。
JAL問題、道州制、TPP等、様々な問題を取り上げていますが、
西田氏の判断には確かな保守思想があります。
中野剛志氏の著書にあった「思想の確かさは、抽象的な理論的言語の交換よりも、
具体的な事象や課題をめぐっての解釈や判断によって試される。」という一節を
思い出しました。
文化、伝統を重んじ、国民国家はどうあるべきかという事について確かな思想を持つ、
本物の政治家を見る思いがしました。
文章は簡潔で読みやすく、できるだけ多くの人々に読んでもらいたいとの西田氏の
意図を感じます。
議会制民主主義での政治家の仕事は、議論することに加え、「大衆」を根気よく説得し、
正しい道に導くことであるとの認識、自明であるにも拘らず現在の政治家では少数派?
ともいえる認識も強く感じました。
明日の日本を考える上で、読んでおいて損は無い書だと思います。
JAL問題、道州制、TPP等、様々な問題を取り上げていますが、
西田氏の判断には確かな保守思想があります。
中野剛志氏の著書にあった「思想の確かさは、抽象的な理論的言語の交換よりも、
具体的な事象や課題をめぐっての解釈や判断によって試される。」という一節を
思い出しました。
文化、伝統を重んじ、国民国家はどうあるべきかという事について確かな思想を持つ、
本物の政治家を見る思いがしました。
文章は簡潔で読みやすく、できるだけ多くの人々に読んでもらいたいとの西田氏の
意図を感じます。
議会制民主主義での政治家の仕事は、議論することに加え、「大衆」を根気よく説得し、
正しい道に導くことであるとの認識、自明であるにも拘らず現在の政治家では少数派?
ともいえる認識も強く感じました。
明日の日本を考える上で、読んでおいて損は無い書だと思います。
2015年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすがに著者の西田昌司・参議院議員は、本物の愛国政治家だけあって、本書もまた100%、いや、200%賛同できることばっかり。
第1章、「JAL再生」神話のウソ
第2章、道州制は国を亡ぼす
第3章、TPPは売国条約
第4章、戦後レジームからの脱却
第5章、憲法改正のウソ
第6章、日本経済デフレの構造
終章、私が保守に目覚めた理由
もう、ね。読み進めながら「うん、うん」、「その通り」と頷きまくって、合点がいくどころか、五臓六腑にしみわたりましたよ。・・・って、ちょっと例えがヘンですが。
例えばTPP。関税自主権ってのはものっ凄く大切なものなんです。関税をゼロにするってことと、関税自主権を放棄するってことは、まるっきり意味が違いますからね。未だにそこんとこがわかってない輩が多すぎるんです。それに、ISD条項の危険性についても、新聞などではちーっとも報道されません。そしてTPPの本質が何なのかってことも。でも、さすがに西田先生はTPPの本質をしっかりと衝いてくれています。
そして憲法改正のウソ。そもそも「(現行の)憲法を改正しよう」とか言っている時点でダメなんですよ。現行憲法の成立過程を考えれば、そもそも無効に決まってるぢゃないですか。そりゃあね。その無効な憲法の下で創られてきた制度まで全部無効ってことにしてしまうと、法的、社会的安定が崩壊してしまいますから、現実の問題は別として、ですよ。やっぱり現行憲法をベースにして「憲法改正」って言ってちゃダメなんです。じゃあ、どうしますかって? 大日本帝国憲法に戻したらイイんです! でもって、そこから現代に情勢に合わせて全国民的な議論をして、自主憲法を制定すべきなんです。
そして小生がとても印象深く心に留めたのは、第4章の中にある『国家は相続により成り立っている』の項の中のコチラ。
「我々の権利というのは基本的には相続権なのです。相続を受けるには歴史や文化や伝統といった価値観を次の世代に伝える義務があるのです。その義務を果たさない人々には相続させられません。そうした方々には主権者の資格はないのです」。 そうです。そうなんです。そこんとこが重要なんです。外国人参政権を言い出したり、自治基本条例なるものを推進しようとする売国奴どもは、そこのところの観点というか、そういう視点が欠落しているんですな。
さすがは西田無双です。もう、ね。ホンットに得心しちゃいましたよ。是非読んでいただきたい、お勧めの一冊ですぞ!!
第1章、「JAL再生」神話のウソ
第2章、道州制は国を亡ぼす
第3章、TPPは売国条約
第4章、戦後レジームからの脱却
第5章、憲法改正のウソ
第6章、日本経済デフレの構造
終章、私が保守に目覚めた理由
もう、ね。読み進めながら「うん、うん」、「その通り」と頷きまくって、合点がいくどころか、五臓六腑にしみわたりましたよ。・・・って、ちょっと例えがヘンですが。
例えばTPP。関税自主権ってのはものっ凄く大切なものなんです。関税をゼロにするってことと、関税自主権を放棄するってことは、まるっきり意味が違いますからね。未だにそこんとこがわかってない輩が多すぎるんです。それに、ISD条項の危険性についても、新聞などではちーっとも報道されません。そしてTPPの本質が何なのかってことも。でも、さすがに西田先生はTPPの本質をしっかりと衝いてくれています。
そして憲法改正のウソ。そもそも「(現行の)憲法を改正しよう」とか言っている時点でダメなんですよ。現行憲法の成立過程を考えれば、そもそも無効に決まってるぢゃないですか。そりゃあね。その無効な憲法の下で創られてきた制度まで全部無効ってことにしてしまうと、法的、社会的安定が崩壊してしまいますから、現実の問題は別として、ですよ。やっぱり現行憲法をベースにして「憲法改正」って言ってちゃダメなんです。じゃあ、どうしますかって? 大日本帝国憲法に戻したらイイんです! でもって、そこから現代に情勢に合わせて全国民的な議論をして、自主憲法を制定すべきなんです。
そして小生がとても印象深く心に留めたのは、第4章の中にある『国家は相続により成り立っている』の項の中のコチラ。
「我々の権利というのは基本的には相続権なのです。相続を受けるには歴史や文化や伝統といった価値観を次の世代に伝える義務があるのです。その義務を果たさない人々には相続させられません。そうした方々には主権者の資格はないのです」。 そうです。そうなんです。そこんとこが重要なんです。外国人参政権を言い出したり、自治基本条例なるものを推進しようとする売国奴どもは、そこのところの観点というか、そういう視点が欠落しているんですな。
さすがは西田無双です。もう、ね。ホンットに得心しちゃいましたよ。是非読んでいただきたい、お勧めの一冊ですぞ!!
2013年10月16日に日本でレビュー済み
「総理への直言」というタイトルであるが,内容は著者の政治的主張である。
不可解なJAL再生過程への疑問,道州制は地域間格差を広げるため反対,TPPは関税自主権を放棄することになるから無意味,現憲法は無効,デフレ脱却のためには何が必要か・・・等々について自論を展開している。
正直言って首を傾げたくなる論理も含まれてはいるが,主張の内容は明確で迷いがない。それなりの説得力もある。
その賛否については意見が分かれるところであるが,政治家が堂々と自らの主張を述べるのはいいことだと思う。
自民党支持者にはちょっと異端に見えるかもしれないが,傾聴に値する一冊だとは思う。
不可解なJAL再生過程への疑問,道州制は地域間格差を広げるため反対,TPPは関税自主権を放棄することになるから無意味,現憲法は無効,デフレ脱却のためには何が必要か・・・等々について自論を展開している。
正直言って首を傾げたくなる論理も含まれてはいるが,主張の内容は明確で迷いがない。それなりの説得力もある。
その賛否については意見が分かれるところであるが,政治家が堂々と自らの主張を述べるのはいいことだと思う。
自民党支持者にはちょっと異端に見えるかもしれないが,傾聴に値する一冊だとは思う。
2013年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
改めて先生の考えが至極真っ当であることが確認できました。
一読すれば、現在の日本の問題点がはっきりと見えてくると思います。
マスコミ情報を鵜呑みにしてしまうようなナイーブな人こそ読むべき本です。
一読すれば、現在の日本の問題点がはっきりと見えてくると思います。
マスコミ情報を鵜呑みにしてしまうようなナイーブな人こそ読むべき本です。
2013年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
待ちに待った西田議員の初の新書。
タイトルと中身がリンクしていないのはご愛嬌。
各章で“西田爆弾”が小気味よく炸裂しています。
TPPに関しては、口を閉ざす議員が多い中、
ビシッと「売国政策」と言い切るあたりはさすがです。
読みやすいし、わかりやすいので、
今後の日本の在り方を知るためにぜひ多くの方に読んでほしい一冊。
ただマイナスは出版社に対して。
自社の都合で出版を遅らせたのは西田議員に失礼。
※たぶん新書ブランドの立ち上げで、ほかのラインナップに足並みを揃えたのでしょう
せっかくの力説もネタが古くなった感は否めません。
あと定価(税込)が高すぎます。
他社の新書ブランドが800円台の中で
イースト新書の金額は突出しています。
いずれもいい本なので今後は改善してほしい。
タイトルと中身がリンクしていないのはご愛嬌。
各章で“西田爆弾”が小気味よく炸裂しています。
TPPに関しては、口を閉ざす議員が多い中、
ビシッと「売国政策」と言い切るあたりはさすがです。
読みやすいし、わかりやすいので、
今後の日本の在り方を知るためにぜひ多くの方に読んでほしい一冊。
ただマイナスは出版社に対して。
自社の都合で出版を遅らせたのは西田議員に失礼。
※たぶん新書ブランドの立ち上げで、ほかのラインナップに足並みを揃えたのでしょう
せっかくの力説もネタが古くなった感は否めません。
あと定価(税込)が高すぎます。
他社の新書ブランドが800円台の中で
イースト新書の金額は突出しています。
いずれもいい本なので今後は改善してほしい。
2013年11月22日に日本でレビュー済み
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テレビ、マスコミではほとんど取り上げられていない重要な国家の課題が、斬新な切り口で、しかも明快かつ平易に論じられています。第一章「JAL再生神話のウソ」では、一兆円の国民の税金が投入された犠牲の上に外国人への配当が行われているという、リクルート事件に匹敵する経済疑獄事件である点を指摘しています。第三章「TPPは売国条約」では、幕末の1858年、外交不慣れな中で締結させられた「日米通称修好通商条約」は、日本の関税自主権が認められていなかったゆえに、外国製品の猛威により国内産業が大打撃を受け、その後50年以上を経た1911年、先人の努力によってようやく関税自主権を回復した事実を紹介。そしてTPPは「韓」総理が2010年の所信表明演説で突然ぶち上げ、毒素条項を知らない野田総理がご丁寧に後押ししたことを説明したうえで、TPP参加によるマクロ経済への影響は、実質GDPで僅かに2.4〜3.2兆円(0.48%〜0.65%)であり、500兆円規模というわが国全体のGDPへのメリットはほとんど無いと喝破しています。第五章「憲法改正のウソ」では、「現行憲法」は米軍による「占領基本法」であることを我われ国民が認識することが大切だと説明。また、憲法は、その国の国柄、国体を表すもので、国柄を表すその象徴たる憲法が、占領時代にGHQによって作られたということになれば、その権威は失墜し、表に現われてくるのは我われの先人が作った、大日本帝国憲法であると説きます。大日本帝国憲法は封建的かと思いきや、天皇の権威、三権分立が明記され今日においても遜色が無いばかりか、優れた内容であることに気付かされます。
西田氏は、税理士で独り立ちをはじめたが、本人の意思に反して国政の舞台に登場した人物。歴史が必要とする人物は、必要な時期に登場するものだと感じました。役人は法を執行するのが仕事だが、政治家は法を作るのがその役目である、という西田氏の言葉にその気概がこめられていると思います。
西田氏は、税理士で独り立ちをはじめたが、本人の意思に反して国政の舞台に登場した人物。歴史が必要とする人物は、必要な時期に登場するものだと感じました。役人は法を執行するのが仕事だが、政治家は法を作るのがその役目である、という西田氏の言葉にその気概がこめられていると思います。
2013年11月3日に日本でレビュー済み
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真の意味の保守議員が少なくなっている現状、西田先生の活躍は、日本を救います。西田先生に期待します!