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ダメ人間の世界史: 引きこもり・ニート・オタク・マニア・ロリコン・シスコン・ストーカー・フェチ・ヘタ (ダメ人間の歴史 VOL 1) 単行本 – 2010/3/1
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- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社社会評論社
- 発売日2010/3/1
- ISBN-104784509763
- ISBN-13978-4784509768
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商品の説明
著者について
和歌山県生まれ。京都大学医学部卒。勤務の傍らで、歴史に関連して読書やあれこれと書き散らす事を魂の慰めとする。現在、気に入っている分野である日本の南北朝時代や日本娯楽文化史などを中心に、気の向くままに手を出している。本居宣長を個人的に敬愛。
山田昌弘
大阪府出身。京都大学法学部卒。前近代軍事史マニア。前近代軍事史なら、西洋のみならず日本や中国、インドまで全時代を通じて扱う物好きな人間。軍事史以外も衝動的に色々手出しするが、平安・鎌倉時代の文学が個人的にブーム。ダメ人間シリーズにもこの辺りの影響は顕著。
About this Title
デカルト (1596~1650)
フランス出身の哲学者で、合理的思考を徹底追求して近世合理主義哲学の祖となった。数学史上にも大きな業績を残す。
近世合理主義哲学の祖であり数学史上にも大きな業績を残したフランス生まれの哲学者デカルトは、等身大の幼女フィギュアを、まるでそれが生きているかのように話しかけたり大事に世話しながら、肌身離さず連れ歩いた変態オヤジでした。
彼は晩年、スウェーデンを治めるクリスティーナ女王に招聘された際にも、その幼女フィギュアを連れて行ったのですが、船旅の途上激しい嵐に見舞われた際、船長がデカルトの船室を探ってその薄気味悪い人形を発見、これを海に捨てると嵐が止んだとか言われています。どうにもオカルトくさい内容で、大方の評価としては当然信憑性の薄いただの伝説扱いらしいんですけどね。
でもまあ「16世紀末から17世紀初頭にかけて南ドイツ一帯に猖獗した自働人形熱に、当時フランクフルトからウルムにかけて移動していたデカルトが接触していなかったわけはない」(種村季弘『怪物の解剖学』河出文庫、112~113頁)とのことで、デカルトが人形の一つや二つ持ち歩いていたとしても、別に不思議でもなんでもないようではあります。
とはいえ、この幼女人形熱愛ダメ人間伝説を仮に事実としても、その背景に思いを致すと、ちょっと同情の余地がないでもありません。ついでなんで、その辺りについてもちょっと説明しておこうと思います。実はこの人形の名前はフランシーヌというのですが、フランシーヌといえば壮年期のデカルトがメイドのヘレナに手出しして生まれた娘の名前。彼はこの娘を常に手元に置いて溺愛していたのですが、娘は幼くして死んでしまい、デカルトはそのことを人生最大の悲しみと嘆くことになります。そして、人が今は無き娘への愛情余ってその似姿を携帯していたところで可笑しくも何ともないわけで、その似姿が等身大フィギュアであることや、それが生きているかのように話しかけたり世話してることは、さすがにちょっとキモいにせよ、一応デカルトの変態行動には弁護の余地があるんです。
というわけで、深く話に突っ込むと、微妙にダメ人間ぽくなくなっちゃったデカルト先生ですが、その生涯を見渡すと大変雄々しく、ますますダメ人間ぽくなくなります。彼は、病弱だった少年時代のせいで朝寝の習慣を身につけており、それがほとんど生涯続いたのですが、そんな彼もそれでヘタレた人物に育つこともなく、妙にたくましい人間に成長しています。
成人した彼は官吏となることを望む家族の期待を蹴り飛ばし、1618年にオランダで志願兵となり、訓練を経て翌年には血気に駆られて三十年戦争の勃発したドイツに渡り、バイエルン公の軍隊に参加したそうです。ちなみにドイツへの途上、追い剥ぎに襲われながら、抜剣して脅しつけ追い剥ぎを屈服させたとか。その後、彼は長らくヨーロッパ各地に遊学することになりますが、その過程の1625年頃には、美しい婦人とつきあいをもって求愛し(彼女はデカルトが求愛したのは自分だけであると常に誇っていたらしい)、その婦人を巡って街道上で恋敵に襲撃されたところ、敵の剣を奪い取って撃退するといった、さらなる武闘派な逸話を重ねています。しかもその頃には自らの戦闘経験を活かして『剣術』なる著作を残しています。
そして思索と著作に専念するための1628年から約二十年にわたってのオランダ隠棲では、既に述べたように、メイドに手出しして娘をつくり、その娘を手元に置いて溺愛しています。ちなみにこれは、身分道徳の厳しい当時としては、顰蹙もの。例えば、デカルトの友人のソメーズという人は1640年4月の手紙の中でこの事件について語っています。ソメーズはとある手紙を受け取ったがそれは「例のデカルト氏が彼の女中に子供を産ませたと自分に知らせてきた」、その手紙の主が情報を得たのは「彼の下男その人から。この下男はこの子供と母親のことでひんぱん過ぎるくらい町に行かされることで愚痴をこぼしていたそうである」等々。そしてソメーズはデカルトの所業について「人目を恥じること」と評しています(手紙の語句の引用は、アダン『デカルトと女性たち』石井忠厚訳、未来社、99~101頁)。
なんか、闘いに女にと、颯爽と好き放題なオレ様な生き様を晒してくれやがりますね。結局、この人物の場合、家族の期待する官吏の道を平然と無視して、冒険とか戦場とか自分探し臭い旅路を歩んだ果てに、哲学者とかいう訳の分からんゴールに辿り着いた点が最大のダメ人間ポイントのような気がしないでもないです。その頭の良さは、世の中のためにもっと良い使い道があったでしょうし、強さとか逞しさは哲学者に収まる器ではないでしょう。なのに、なんで哲学者なんかになったんだ。
登録情報
- 出版社 : 社会評論社 (2010/3/1)
- 発売日 : 2010/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 207ページ
- ISBN-10 : 4784509763
- ISBN-13 : 978-4784509768
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,348,009位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ものすごく浅くあっさーく「その人物の名を聞いたことがある」程度の人が、Wikipediaに書いてあることさえも調べずに書いている印象を受けた。
とにかく相手のこと何も知らないけど、ただ悪口を言いたいだけの目的で書かれた本。昔の2ちゃんねるレベル。
不快でしかなかった。
著者たちのブログでも本人たちが書いていることだが,社会評論社などというお堅いところが,思いっきりな萌え絵表紙の本書を出版し,しかも多くの書店がサブカルコーナーではなく歴史コーナーに置くという奇っ怪な事態が発生している。これは『もえたん』が受験参考書コーナーに置かれていたことよりも驚きである。しかし,これも現代版スエトニウスだと思えば,ぎりぎり歴史書の範疇だろう(ということにしておきたい)。カバーイラストの人選も正解。しかもメイドにマルクスだからインパクトがある。
おもしろい本で、しっかり調べてもあるのだが、ケチも一応つけておく。まず,書籍の体裁はとられているものの,文体がブログのままで違和感がある。また,おそらく素でヲタ用語,2ch用語を使用していると思うのだが,それ自体はこういう本であるし,なんら問題ない。著者たちもガチでヲタなのだろうから。しかし,どうも吹っ切れてないというか,素人の演劇のような気恥ずかしさが感じられ,使い方としては正しいのだけれど妙な固さが感じられた。いっそ全く使用しないか,もっとやっちゃった方向に振り切れてもよかったのではないかと思う。
もう一つだけ。人物の選出で,8割方は異論がない。ただし,「ダメ人間」の方向性が今ひとつ曖昧と言おうか,載せないでもよかったのではないかと思う偉人もいる。たとえば,リチャード獅子心王やイーデンは単なる人格破綻者や被害者ではなかったかと思う。また,ネタが恐妻家と女装癖に偏っており、若干バリエーションに欠ける。ベガルハやジャハンギールあたりは割とありふれた話で,ダメなネタとしては弱く感じた。意外とまだまだ変態・ダメ人間はいる。ただし,地域的・時代的な偏りを少なく書いたということなので(しかもその選定でかなり苦労したとのこと),あまり意味のない指摘ではあるかもしれない。
--引用--
すさまじく嫌らしい性格です。周りの人間から見れば、至誠の人なんてとんでもない。おそらく歪んだ性格の、誇大妄想狂のおおぼら吹きといったところでしょう。こんな人柄ですので、周りに彼を認めてくれる人間などほとんどいません。親好のあった友はわずかに二人だけ、この他に物好きな名士数人をあわせて、これが彼を高く評価してくれる全てでした。
これを現代にたとえるなら、頭は良いくせに真面目に勉強せず、試験を受けてはろくでもない点数を並べ、社会不適合者の好んで歌うアニメソングなどを口ずさみつつ、社長や官僚目指して真面目に立身出世に励む周りの人間を小馬鹿にし(略)
キ○ガイすれすれのひきこもりを、丁重に遇して社会復帰させ、更生に導いて史上の偉人へと変貌させた、劉備の器量には感嘆を禁じ得ません。歴史上の意義という点では、曹操に劣る地位しか占めないものの、三国志の物語で主役を張っているのも納得の、偉大な有徳の人物です。
--引用終--
ここまで人間性が完全に欠如した、えげつのないただの悪口は見たことがない。
しかもアニオタを激しく見下して差別しているのは大変な問題だろう。お洒落なアニオタが増えた昨今、むしろ現代では最も「キモイ」と呼ばれている歴史オタクがどの立場から言っている?
農業従事者(著者はニートと呼ぶ)に対しては「キ●チガイ」と呼ぶ差別主義者だ。
定められたコースを選ばず自ら選択して農業を営む人に対して「ニート、キ●チガイ」と呼ぶとは。農業従事者にも、精神障がいを持つ方にも激しい差別を抱いている。
こんな差別主義者が本を出版するのは社会に対する犯罪だろう。出版社は何を考えているのか。
>曹操に劣る地位しか占めないものの
と著者自身が激白している通り、著者は虐殺や拷問を好んだ曹操を激しく崇拝しているようである。
その崇拝心から対立する歴史人物へこのような悪口を書き込んだのかもしれない。カルト信者が抱くような異常心理を感じた。
>参考資料
>正史三国志;陳寿著 今鷹真/井波律子/小南一郎訳 ちくま学芸文庫
こんな嘘を堂々と書けることでも人格を疑う。
>漫画『蒼天航路』に描かれた孔明が、一番実像に近いのではないかという気もします。
と書いているので『蒼天航路』の熱烈なファンで、『蒼天航路』の知識しかないことが丸分かりだ。
歴史知識が皆無で、マンガやネット検索の知識だけで専門家ぶって歴史の本を出版していいのか?
出版社はなぜこんな低俗な本を出したのだろう。
著者の経歴を見ると「京大卒」とのことだが本当だろうか。事実だとしたら京大は卒業資格を与える際にもっと学力を調べるべきでは。
この著者の本は読む価値がないし、こんな本が出版されたことは日本の恥だ。