
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
訳せそうで訳せない日本語: きちんと伝わる英語表現 単行本 – 2000/12/1
小松 達也
(著)
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社ジャパンタイムズ出版
- 発売日2000/12/1
- ISBN-10478901035X
- ISBN-13978-4789010351
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
商品説明
著者は、同時通訳界の草分けの1人。日本が経済大国を目指して世界に進出を始めた60年代当初から、国際交渉の裏方として活躍してきた人物である。
本書はそんな著者の現場経験のなかから、英訳に戸惑いがちな日本語表現をピックアップし、項目別に分類して訳と解説を施したもの。同じ語が文脈によってまったく違った英語になる様子や、「遠慮する」「こだわる」といった、いざ英訳するとなると意外に難解な日常語をたどるうちに、彼我の発想法の違いが自然に理解できるというしくみだ。
通訳は、その場その場の待ったなしの仕事である。国際舞台での同時通訳はその最も典型的な一例といっていい。本書に集められた70の見出し語と400近い用例は、そんな状況をかいくぐってきた著者ならではの高い実用性に富み、簡潔な解説はポイントを逃さずにどれもとてもわかりやすい。
それにしても、「その場の現場性」が本質である通訳という激務のさなかで、著者はこの用例のもとになるノートを、いつ、どうやって作ったのだろうか。巻末の索引をくくりながらそんなことに思いを馳せると、本書がまるで役者や演出家が作る「創作ノート」のように見えてくるのである。
通訳現場がもつ苛酷な即興性と、そこに賭ける地道な準備。その対照には、コミュニケーションという作業がもつ困難とおもしろさが、同時に反映されているように感じられた。(今野哲男)
内容(「MARC」データベースより)
長年同時通訳をしてきた著者が、英語に訳すのに苦労した日本語の例を上げ、英語訳・用例・訳語を考える際のコツ・いろいろな英語表現のニュアンスの比較・通訳者としての観察などを紹介する。
登録情報
- 出版社 : ジャパンタイムズ出版 (2000/12/1)
- 発売日 : 2000/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 173ページ
- ISBN-10 : 478901035X
- ISBN-13 : 978-4789010351
- Amazon 売れ筋ランキング: - 459,993位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白い一冊。実践で使ったわけではありませんが、中身を読んでて楽しかったです。
2020年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著名な通訳者が「訳せそうで訳せない」とおっしゃっているぐらいなので、かなり上級者向けです。できればこれの中級者向け、言われたら「なるほど、英語でそう言えばいいのか」ぐらいのレベルのものを出していただけないでしょうか。
2014年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なるほど! うまいな~!と感心させられています。 この中の言い回しがどれくらい身に着くか?が問題ですね。。あとは自分次第でしょうが。
2018年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社内通訳をしているので興味があり、中古の状態も「良い」とあったので購入しましたが、本の臭いが気になりました。古本だからか、かなりかび臭く、ページをめくるのが億劫になるほどです。(私がにおいに敏感だからなのかもしれませんが。。)状態は「良いの下」だと思いました。残念でした。今後は新品を購入するようにします。
本の内容としては、例に挙がっている英単語は教科書的堅い表現で、オンライン辞書で引けば出てくるような印象でした。ただ、基本的に知っておきたい語彙と使い方が乗っているので、入門本として本書で表現を確認するのにはいいと思います。上級者用ではないと感じます。
本の状態と特ににおいが気になったためと、上級者表現を期待して購入したけれども期待したほどではありませんでしたので、星3つとさせていただきました。
本の内容としては、例に挙がっている英単語は教科書的堅い表現で、オンライン辞書で引けば出てくるような印象でした。ただ、基本的に知っておきたい語彙と使い方が乗っているので、入門本として本書で表現を確認するのにはいいと思います。上級者用ではないと感じます。
本の状態と特ににおいが気になったためと、上級者表現を期待して購入したけれども期待したほどではありませんでしたので、星3つとさせていただきました。
2008年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は以前ジャパンタイムズから出ていたものの増補改訂版ですが,価格が約半分になり一層読みやすくなりました。内容はやはり通訳歴40年以上の小松さんならではのもので,用例も著名人の発言や「女性の品格」といった最近の本に登場した日本語など新しいものも積極的に取り上げられています。一例として,今回「開き直る」の項目に新たに追加された用例を1つあげておきます。「小泉総理の言い訳は,開き直りだと思う」(2006年8月の小泉元首相靖国神社参拝問題についての小沢一郎のコメントです)小松さんの訳例は
Prime Minister Koizumi's excuse shows his stubbornness.です!この本にはこういう用例が豊富に載っていてとにかく読んでいてためになる本です。会社で外国人との通訳をさせられることの多いビジネスマンにもお勧めです。
Prime Minister Koizumi's excuse shows his stubbornness.です!この本にはこういう用例が豊富に載っていてとにかく読んでいてためになる本です。会社で外国人との通訳をさせられることの多いビジネスマンにもお勧めです。
2010年7月15日に日本でレビュー済み
何でもなく翻訳は 縦を横にと思っているうちは自分で気づくことができない同じ表記表音の日本語が 多様な使い方をされるという現実に眼を向けさせてくれて、そのうえで意味を取って訳すことを説く実践の経験に裏付けられた説得力のある書。いろいろな表現の英語を知る意味もおおきいが何より よく使われる日本語で 多様なバリエーションを選び出し整理してあるところが本書の貴重な価値。こういう視点は英語でなくても大事なので、英語訳よりもむしろ 解説部分、様々な使い方をされる具体的な日本文例がこの著者にしてこの書ならではというところ。
2009年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が実際に体験されたエピソードや、政治家、経済界などの有名人の発言が満載で興味深く読みました。一つの日本語の表現に数多くの英語の言い回しが載っているのも、通訳の第一人者ならではです。通訳者としての苦労、有名人のエピソード、心構えなども載っており、お値段以上の価値があると思います。
2008年2月22日に日本でレビュー済み
私は日本人なので、英語を使う(書く、話す、和文を英訳する等)にも、どうしても日本語の感覚で考えているところがある。そうした時に、この日本語をどのような英語(単語、熟語)で表現したらよいのか、迷うことが多い。たとえば、「まとめる」、「本格的な」、「しかたがない」、「がんばる」・・・。特定の文脈でこれらにピタッとはまる英語というのはなかなかすぐには思いつかないものである。
そうした時に本書が役に立つ。本書は、50年間通訳業を続けてきた著者が、長年の経験の中で、こうした英語に訳すのに苦労した日本語(75語)の例を集めてまとめたものである。これらの日本語ひとつひとつについて、それに相当するいくつかの異なった英語の単語・熟語がすべてそれぞれの実際の用例付きで載っている。たとえば、「まとめる」であれば、to agree on, to compile, to complete, to draft, to finalize, to organize, to prepare, to put together, to work outが載っているが、これはまとめる対象によって使うべき動詞が異なってくるのである。どの場合に何を使うべきかについても書かれている。
仕事で英語を使うことがあるので、こうした本が前から欲しいと思っていた。もちろん和英辞典を使う手もあるが、かならずしもピタッとくる用例が載っているとは限らないし、どのような場合にどの語を使えばよいかも十分に書いていない。そうした意味で本書はすぐれものである。ここに載っている日本語だけで足りるというわけではないかもしれないが、英語を使う時には手元に置いておきたい本である(もちろん本書の内容をすべて覚えられればそれが最善だが・・・)。本編で取り上げた75語以外にコラム的に載っている「ワンポイント通訳」もおすすめである。
そうした時に本書が役に立つ。本書は、50年間通訳業を続けてきた著者が、長年の経験の中で、こうした英語に訳すのに苦労した日本語(75語)の例を集めてまとめたものである。これらの日本語ひとつひとつについて、それに相当するいくつかの異なった英語の単語・熟語がすべてそれぞれの実際の用例付きで載っている。たとえば、「まとめる」であれば、to agree on, to compile, to complete, to draft, to finalize, to organize, to prepare, to put together, to work outが載っているが、これはまとめる対象によって使うべき動詞が異なってくるのである。どの場合に何を使うべきかについても書かれている。
仕事で英語を使うことがあるので、こうした本が前から欲しいと思っていた。もちろん和英辞典を使う手もあるが、かならずしもピタッとくる用例が載っているとは限らないし、どのような場合にどの語を使えばよいかも十分に書いていない。そうした意味で本書はすぐれものである。ここに載っている日本語だけで足りるというわけではないかもしれないが、英語を使う時には手元に置いておきたい本である(もちろん本書の内容をすべて覚えられればそれが最善だが・・・)。本編で取り上げた75語以外にコラム的に載っている「ワンポイント通訳」もおすすめである。
他の国からのトップレビュー

Yumiko
5つ星のうち5.0
Five Stars
2016年2月7日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
It was exactly same as explained.