猫たちへのインタビュー集という形をとっているが、かれらが語る話には陰惨でおぞまし
いものが多い。神経症に悩んでいたり、殺猫に関わったり、背徳の館に囚われの身になって
将来を悲観したり…。精神的に強い猫も出てくるが、彼女は地中に何日も埋められていた経
験の持ち主! 猫生、というか猫に仮託したヒトの人生甘くない、みんな悩みを抱えて生
きているというならその通りかもしれないが、それにしても明るい話がまるでないので読ん
でいくうちに嫌気がさしてくる。
作者は皮肉が好き、猫が嫌いなんですね、たぶん。
猫と暮らすことに幸せを感じている方は敢えて読むことはないだろうと思います。
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転がる猫に苔は生えない 単行本 – 2004/3/1
のら猫・飼い猫・愛に溺れる猫・孤独な猫……
50匹が語る人生の転機
『New Yorker』誌の人気イラストレーターが集めた、猫たちの告白。
「ぼくは4年ががりでアメリカじゅうをまわりながら、猫たちにきいてみた。きみの人生を大きく変えることになった相手は誰だい? その理由を教えてもらえるかな?」−ブルース・E・カプラン
50匹が語る人生の転機
『New Yorker』誌の人気イラストレーターが集めた、猫たちの告白。
「ぼくは4年ががりでアメリカじゅうをまわりながら、猫たちにきいてみた。きみの人生を大きく変えることになった相手は誰だい? その理由を教えてもらえるかな?」−ブルース・E・カプラン
- 本の長さ101ページ
- 言語日本語
- 出版社ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
- 発売日2004/3/1
- ISBN-104789722279
- ISBN-13978-4789722278
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
猫たちの人生は、美しくも謎に満ちている。のら猫、飼い猫、愛に溺れる猫、孤独な猫…。50匹が語る人生の転機とは。『ニューヨーカー』誌の人気イラストレーターが集めた、猫たちの告白集。
登録情報
- 出版社 : ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2004/3/1)
- 発売日 : 2004/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 101ページ
- ISBN-10 : 4789722279
- ISBN-13 : 978-4789722278
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,881,705位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,096位外国のエッセー・随筆
- - 21,878位英米文学研究
- - 28,007位英米文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年12月1日に日本でレビュー済み
「猫を使った格言のパロディ?」と思ったのですが、ちょっと違いました。
「私の人生を変えた猫たち:50匹の猫が率直に語る”彼らは如何にして今の彼らになったか”(The Cat That Changed My Life: 50cats Talk Candidly About How They Became Who They Are)」というのが原題です。「きみの人生を大きく変えることになった相手は誰だい?」と著者が猫に聞いて回ったインタビュー記事が、著者が書いたというスケッチと一緒に見開きの頁に一匹ずつ、計50匹分が載せられている、という体裁。
猫たちの「人生を大きく変えることになった相手」はさまざま、「出会い」にはいろんな形があるなあ、としみじみしたり、ため息をついたり、苦笑いさせられたり。「ヘタウマ」な猫のスケッチは、それはそれで不思議な雰囲気をかもしだしています。
猫が必ずしもこんな風に考えているかどうか、はわかりませんが、そこからなにかを読み取りたい、と思ってしまうのが人間の常、いろんなことを考えてみても悪くはないでしょう。どの子猫にも「あんたが一番」と言って回っていたおばあさん猫、自分だけじゃなかったと知って「がっかりしたけど、それがどうしたの、結局は効き目があったんだもの」と言う猫の話など、含みがあると思いませんか?
まったく、猫と言うのはこういうことを考えさせてしまう動物ですね。
日本語タイトルはなぜこんな風になったのでしょう。いろいろ人目を引くタイトルをつけるのが流行っていたことがありましたが、あまり変えてしまうのはどうか、という気も。深い意味があるのでしたら、せめてあとがきにでも書いておいていただければよいとおもうのですが。
内容はまあ面白いのですが、タイトルに不満が残るので★3つ。
「私の人生を変えた猫たち:50匹の猫が率直に語る”彼らは如何にして今の彼らになったか”(The Cat That Changed My Life: 50cats Talk Candidly About How They Became Who They Are)」というのが原題です。「きみの人生を大きく変えることになった相手は誰だい?」と著者が猫に聞いて回ったインタビュー記事が、著者が書いたというスケッチと一緒に見開きの頁に一匹ずつ、計50匹分が載せられている、という体裁。
猫たちの「人生を大きく変えることになった相手」はさまざま、「出会い」にはいろんな形があるなあ、としみじみしたり、ため息をついたり、苦笑いさせられたり。「ヘタウマ」な猫のスケッチは、それはそれで不思議な雰囲気をかもしだしています。
猫が必ずしもこんな風に考えているかどうか、はわかりませんが、そこからなにかを読み取りたい、と思ってしまうのが人間の常、いろんなことを考えてみても悪くはないでしょう。どの子猫にも「あんたが一番」と言って回っていたおばあさん猫、自分だけじゃなかったと知って「がっかりしたけど、それがどうしたの、結局は効き目があったんだもの」と言う猫の話など、含みがあると思いませんか?
まったく、猫と言うのはこういうことを考えさせてしまう動物ですね。
日本語タイトルはなぜこんな風になったのでしょう。いろいろ人目を引くタイトルをつけるのが流行っていたことがありましたが、あまり変えてしまうのはどうか、という気も。深い意味があるのでしたら、せめてあとがきにでも書いておいていただければよいとおもうのですが。
内容はまあ面白いのですが、タイトルに不満が残るので★3つ。