すごいことが起こってるんだ! 私がこの本を知った時の第一印象である。
思えば、「デモ」と言えば、もう定年を迎えている「団塊の世代」が学生だった頃の左翼デモ以来、本格的なものはなかったのではないだろうか。
右肩上がりの時代が終わり、ずっと閉塞感が続いてきた日本だったが、決して「死火山」ではなく「休火山」だった。そして今、「活火山」に変貌しつつある。
ネットという双方向のツールができ、確実に時代は変わり始めている。民衆のマグマのようなエネルギーを肌身で実感させてくれる本だ。
「第4の権力」と言われる大マスコミは、今や政治のシナリオすら書けるほど強大な力を持ち、尊大になってしまっている。
上杉隆氏や三橋貴明氏のメディア批判の書物を読むにつけ、大会社である新聞やテレビが社会をミスリードするシステムに、憤懣やるかたない思いに満ちていた。
そんな時、レビューでこの本を知り、読んでみた。痛快であった。
思えば、権力どうしの対抗でもなく、学生運動でもなく、一般の民衆が「やむにやまれぬ」思いで連携を取り合って運動化できたというのは、日本の歴史の中でも、全く新しい出来事とは言えないだろうか。しかも、1万人を超える人間が集まった「事件」を、大手マスコミが無視することじたい、「こたえている」ことの逆証明なのだろう。
実は最初は、帯に著者の写真の横に「ツネヒラ参上」とか、「どけこらぁどけよぉ!」なんて書いていたので正直「この本大丈夫か?」と思って読み始めた。
だが、描写力が的確なのに加え、「尖閣デモ」での中国の新聞社からの取材への対応を読み、著者の姿勢に強い共感を覚えた。
「これは中国人を嫌ってのデモなのでしょうか」との記者の質問に対して、著者はこう答えたのだ。
「このデモの目的は中国人を嫌うものでも、中国人の排斥を訴えるものでもありません。中国共産党の暴挙に対する抗議であり、中国が脅威を与え、現に侵略している東アジア全体の危機意識と一体なのです。中国共産党の苛烈な圧政で苦しめられている無辜の中国人民もまた被害者ではないのですか」。
素晴らしい。心から敬意を表する。あくまでも本質は、横暴な権力の暴走をけん制する民衆勢力の戦い。決して国家対国家のような、いわゆる“右翼”的な図式に持ち込んではならない。そんな著者の願いが伝わってくるようだ。
玉石混交の2チャンネルだが、民衆を尊重する著者のような健全な感覚の持ち主が運動の主流となってほしい。また、自らも微力ながら人を見下すような輩とは戦っていく決意である。
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フジテレビデモに行ってみた! -大手マスコミが一切報道できなかったネトデモの全記録 単行本(ソフトカバー) – 2012/1/18
古谷ツネヒラ
(著)
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もはやネトウヨではない!テレビが無視するデモの真実
NHK、尖閣、フジ、花王、電通 デモに行ってみた-大手マスコミが一切報道できなかったネトデモの全記録-
著者自らの経験を基にした総200頁に及ぶ、日本史上初の国民デモのドキュメント
この時は既に、現地は阿鼻叫喚の様相を呈していた。
「いたい、いたい」「殴りやがったなこのやろう殴りやがったな」「どけこらぁどけよぉ!」の悲鳴と罵詈雑言が飛び交い、ポールの前を囲んでいたツツジの硬い植木の中に、警備員とデモ参加者が入り混じって植木がたちまち足型に陥没し、その上で押すな、引くな、のまるで大合戦が繰り広げられていた。 -本文より-
目次
・はじめに~滅び行く旧世界の恐竜たちへ~
第一章 フジテレビ・韓流ゴリ押し反対デモの“その時”
・地震と原発事故の夏に・興奮の朝・二十一日AM・桁が二つ違う・激励するお台場の人々 ・公開質問状を受け取らないフジテレビ・つわもの共が夢の跡
第二章 フジテレビは一体何をしたのか?
・浅田真央転倒パネル事件・浅田真央は常にキム・ヨナよりも劣っていなければならない・「韓流ブーム」のねつ造 ・フジテレビ「韓日戦表記事件」と「キムチ鍋事件」 ・高岡発言は原因ではなく結果だった ・韓国/韓国人に対する配慮は弱者に対する目線と同じ ・韓国に弱みがある日本の保守
第三章 フジテレビ国旗交換事件
・反原発集会を尻目に ・テレビ局は本来左翼 ・電波を返せ! ・雑巾のような日の丸 ・やっぱりムリですね ・十坪の戦争
第四章 無名の私が「若手保守の代表」になった理由
・「戦争論」第一世代・NHK『日本の、これから』出演前夜 ・大反響を巻き起こした崔洋一監督の「暴言」
第五章 激動の「尖閣デモ」
・戦後初めて保守派が声を上げた ・尖閣デモ「プレ」ジャパンデビュー抗議活動 ・四回あった大規模な尖閣デモ ・それは、代々木公園から始まった ・人で埋め尽くされるケヤキ並木 ・「NHKの古谷」、壇上に立つ ・全部自腹です!デモ参加者人数の話と、デモを支える裏方 ・デモ隊を激励する金髪の若者たち ・フジデモへ繋がるマスコミへの不信 ・中国大使館を包囲せよ! ・山が動いた ・チベット、ウイグル、アジアの仲間と共に ・大使館の前は五人まで ・産経、夕刊フジ、そしてNHKが… ・「尖閣ビデオ流失」の前夜 ・最大のデモ行進
第六章 花王デモとデモの課題
・主婦層が次々に不買へ転じた花王の大罪 ・株価にショックを与えた花王デモ ・非組織系ネットデモの危うさとデモの定着
第七章 デモ参加者の証言
・井尻千男、山野車輪、水島総etc…インタビュー
・おわりに~もはやネトウヨではない!~
NHK、尖閣、フジ、花王、電通 デモに行ってみた-大手マスコミが一切報道できなかったネトデモの全記録-
著者自らの経験を基にした総200頁に及ぶ、日本史上初の国民デモのドキュメント
この時は既に、現地は阿鼻叫喚の様相を呈していた。
「いたい、いたい」「殴りやがったなこのやろう殴りやがったな」「どけこらぁどけよぉ!」の悲鳴と罵詈雑言が飛び交い、ポールの前を囲んでいたツツジの硬い植木の中に、警備員とデモ参加者が入り混じって植木がたちまち足型に陥没し、その上で押すな、引くな、のまるで大合戦が繰り広げられていた。 -本文より-
目次
・はじめに~滅び行く旧世界の恐竜たちへ~
第一章 フジテレビ・韓流ゴリ押し反対デモの“その時”
・地震と原発事故の夏に・興奮の朝・二十一日AM・桁が二つ違う・激励するお台場の人々 ・公開質問状を受け取らないフジテレビ・つわもの共が夢の跡
第二章 フジテレビは一体何をしたのか?
・浅田真央転倒パネル事件・浅田真央は常にキム・ヨナよりも劣っていなければならない・「韓流ブーム」のねつ造 ・フジテレビ「韓日戦表記事件」と「キムチ鍋事件」 ・高岡発言は原因ではなく結果だった ・韓国/韓国人に対する配慮は弱者に対する目線と同じ ・韓国に弱みがある日本の保守
第三章 フジテレビ国旗交換事件
・反原発集会を尻目に ・テレビ局は本来左翼 ・電波を返せ! ・雑巾のような日の丸 ・やっぱりムリですね ・十坪の戦争
第四章 無名の私が「若手保守の代表」になった理由
・「戦争論」第一世代・NHK『日本の、これから』出演前夜 ・大反響を巻き起こした崔洋一監督の「暴言」
第五章 激動の「尖閣デモ」
・戦後初めて保守派が声を上げた ・尖閣デモ「プレ」ジャパンデビュー抗議活動 ・四回あった大規模な尖閣デモ ・それは、代々木公園から始まった ・人で埋め尽くされるケヤキ並木 ・「NHKの古谷」、壇上に立つ ・全部自腹です!デモ参加者人数の話と、デモを支える裏方 ・デモ隊を激励する金髪の若者たち ・フジデモへ繋がるマスコミへの不信 ・中国大使館を包囲せよ! ・山が動いた ・チベット、ウイグル、アジアの仲間と共に ・大使館の前は五人まで ・産経、夕刊フジ、そしてNHKが… ・「尖閣ビデオ流失」の前夜 ・最大のデモ行進
第六章 花王デモとデモの課題
・主婦層が次々に不買へ転じた花王の大罪 ・株価にショックを与えた花王デモ ・非組織系ネットデモの危うさとデモの定着
第七章 デモ参加者の証言
・井尻千男、山野車輪、水島総etc…インタビュー
・おわりに~もはやネトウヨではない!~
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社青林堂
- 発売日2012/1/18
- ISBN-104792604435
- ISBN-13978-4792604431
登録情報
- 出版社 : 青林堂 (2012/1/18)
- 発売日 : 2012/1/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 196ページ
- ISBN-10 : 4792604435
- ISBN-13 : 978-4792604431
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,016,503位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ライター/著述家。1982年北海道生まれ。立命館大学文学部卒。本名:古谷経衡。
2010年、NHKの市民参加型討論番組を契機にCS放送やWEB番組などに多数出演。自身で運営するアニメ批評ブログ「アニオタ保守本流」やネットラジオパーソナリティ等も勤めるアニメオタク。2012年秋に韓国が不法占領中の島根県隠岐郡竹島に単独渡航した。
著書『ネット右翼の逆襲 嫌韓思想と新保守論』(総和社)『竹島に行ってみた』『韓流、テレビ、ステマした』『フジテレビデモに行ってみた!~大手マスコミが一切報道しなかったネトデモの全記録~』(青林堂)
古谷経衡公式サイトhttp://www.furuyatsunehira.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年2月29日に日本でレビュー済み
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2012年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一連のデモに興味があったので、その内側を知りたいと思って購入しました。
本書に取り上げられている中で、NHKデモについては後日出版された書籍で内容を知っていました。他のデモが開催されることについてはインターネットにて情報を得ていましたが、私はデモというものの力をあまり評価していなかったので、動画サイトにて様子見するに留まっていました。
本書で最も知りたかったのはフジテレビデモの内側でした。
私は今はもうほとんどテレビを見ていませんが、たまに外出先などで目にすると首を傾げてしまう番組に出会います。まだそれなりにテレビを見ていた頃、NHKデモを知ったあとでは「次に何をやってくるか?」とウオッチングをしていましたが、フジテレビは元々あまり見ていなかったので、あとになって何をしたのか知ることがほとんどでした。
韓流に関しては、私は最初は嫌いではありませんでした。ドラマも何作か視聴しました。嫌いになったのは、いわゆる「ゴリ押し」が始まってからです。大量にドラマやタレントを投入してくることに関しては、見なければ済む話です。しかし、日本の有名人、タレントがバラエティーやラジオ番組で不自然なくらいに「韓国」「韓流」を話題に出すのでキモチワルくなってしまいました。
そのせいで今では「韓国」「韓流」と耳にするだけで嫌な気分になります。他でも書きましたが、フジテレビはやり方を間違えたのです。
他に知りたかったことは本書の第七章にありました。デモ参加者その他の証言です。
「ネトウヨ」と呼ばれることに対しての反応のほとんどは私の認識と同じでした。なるほど、同僚から「ネトウヨ」認定されるわけです。
この章では、著者が左翼デモに潜入したときの話も書かれていて、興味深かったです。これはごく一部でしょうが、ここから思ったのは、マスコミは左派のデモは規模が小さくても報道するけれど、右派のものはまず黙殺するという変な集団だな、ということです。
最後に、最近のニュースや本書を読んだことでデモに対する評価が変わったことを書いて〆とします。
本書に取り上げられている中で、NHKデモについては後日出版された書籍で内容を知っていました。他のデモが開催されることについてはインターネットにて情報を得ていましたが、私はデモというものの力をあまり評価していなかったので、動画サイトにて様子見するに留まっていました。
本書で最も知りたかったのはフジテレビデモの内側でした。
私は今はもうほとんどテレビを見ていませんが、たまに外出先などで目にすると首を傾げてしまう番組に出会います。まだそれなりにテレビを見ていた頃、NHKデモを知ったあとでは「次に何をやってくるか?」とウオッチングをしていましたが、フジテレビは元々あまり見ていなかったので、あとになって何をしたのか知ることがほとんどでした。
韓流に関しては、私は最初は嫌いではありませんでした。ドラマも何作か視聴しました。嫌いになったのは、いわゆる「ゴリ押し」が始まってからです。大量にドラマやタレントを投入してくることに関しては、見なければ済む話です。しかし、日本の有名人、タレントがバラエティーやラジオ番組で不自然なくらいに「韓国」「韓流」を話題に出すのでキモチワルくなってしまいました。
そのせいで今では「韓国」「韓流」と耳にするだけで嫌な気分になります。他でも書きましたが、フジテレビはやり方を間違えたのです。
他に知りたかったことは本書の第七章にありました。デモ参加者その他の証言です。
「ネトウヨ」と呼ばれることに対しての反応のほとんどは私の認識と同じでした。なるほど、同僚から「ネトウヨ」認定されるわけです。
この章では、著者が左翼デモに潜入したときの話も書かれていて、興味深かったです。これはごく一部でしょうが、ここから思ったのは、マスコミは左派のデモは規模が小さくても報道するけれど、右派のものはまず黙殺するという変な集団だな、ということです。
最後に、最近のニュースや本書を読んだことでデモに対する評価が変わったことを書いて〆とします。
2012年7月29日に日本でレビュー済み
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市民がデモに参加して主張するのは,きっと日本の民主主義を発展させるよいことなのだとおもう. それに,デモにかぎらず,行事に参加して経験を積むことはよいことだ. だが,そこでみたこと,きいたことだけを信じてしまうのは危険だろう.
著者はフジテレビが韓流ドラマを他局よりおおく放送し,「反日的」 な報道をしているというので,それに反対する保守派のデモに参加したという. 著者はそういうフジテレビの 「偏向」 を信じているのだろうが,フジ・サンケイ・グループが日本のマスコミのなかでもっとも保守的傾向がつよいことはよく知られている. それを考えると,著者の意見はいささか奇妙におもえる.
この本の読者にも,この本だけでなくて,いろいろな本やほかのメディアをみて判断してもらいたいとおもう.
著者はフジテレビが韓流ドラマを他局よりおおく放送し,「反日的」 な報道をしているというので,それに反対する保守派のデモに参加したという. 著者はそういうフジテレビの 「偏向」 を信じているのだろうが,フジ・サンケイ・グループが日本のマスコミのなかでもっとも保守的傾向がつよいことはよく知られている. それを考えると,著者の意見はいささか奇妙におもえる.
この本の読者にも,この本だけでなくて,いろいろな本やほかのメディアをみて判断してもらいたいとおもう.
2012年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フジテレビデモは決して風化させてはなりません。
行動した人も、そうでない人も
この本をベストセラーにすることによって
フジデモを記憶にも記録にも残しましょう。
次のステップに移行していくことを期待します。
今度は「橋下vs香山リカ」問題などもからめながらの
フジデモについての一冊をどなたかに期待します!
行動した人も、そうでない人も
この本をベストセラーにすることによって
フジデモを記憶にも記録にも残しましょう。
次のステップに移行していくことを期待します。
今度は「橋下vs香山リカ」問題などもからめながらの
フジデモについての一冊をどなたかに期待します!
2012年1月22日に日本でレビュー済み
デモに表紙みたいな
イケメンと美女はいたか?
忠実に書くなら
そこも忠実に
イケメンと美女はいたか?
忠実に書くなら
そこも忠実に
2012年1月29日に日本でレビュー済み
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実際に足を運んだ事の無い人間が『デモ』という単語から連想するのは、権力に対して強い不満を持つ一部の過激な民衆が、警官隊と衝突したり暴徒化してそこら辺の器物を破損させたりといった極端なイメージかもしれない。平和に暮らす庶民には縁の遠い、TV画面の中だけの非日常的な世界のように思っている人も少なくないと思われる。
だがフジテレビ、花王、尖閣問題に対して行われたデモの参加者というのは、実はごく普通の感覚と常識を備えた一般市民が圧倒的に多かったという事実を本書は明らかにしてくれた。
マスコミの欺瞞に満ちた報道に対して、特にここ数年ネット上では厳しい批判の声が上がっている。捏造や偏向した番組内容は、特定の個人団体ではなく『匿名の誰か』によってチェック、検証されそれが不特定多数のネットユーザーに共有されている。あからさまな印象操作や、伝えるべき事実を無視するなどの行為に対しては、怒りや失望の声、時には激しい罵詈雑言などが容赦なくコメントとして書き込まれる。
しかし、こういった大メディアや政治に対する生の声は、時に『ネトウヨ』などと呼ばれてネガティブなイメージで語られる事もある。現実での自己実現に失敗して、パソコンや携帯電話に向かってしか吼えることのできない社会的底辺のグループが、憂さ晴らしにやっているだけだと決め付ける人も少なくない。
しかし実際にデモの会場に集まった人々はといえば、家庭を切り盛りする主婦であり、毎日会社へ通うサラリーマンであり、これから社会に出ようとする学生であり、つまり我々が普段接している普通の人たちなのである。もちろん中には、職場や学校からドロップアウトして苦悩の日々を過ごしている人もいたかもしれない。だが、それぞれに時間と交通費を費やしてわざわざ会場に駆けつけるからには、それなりの強い動機が各自の胸の内に存在していたはずである。
このままマスコミや反日勢力の活動を見過ごせば、近い将来において日常生活が脅かされてしまうという危機意識が一つ。それからもう一つ、多くののデモ参加者が共有していた気持があるとすれば、恐らくそれは「私は日本人である」という意識だったのではなかろうか。性別や世代、職業や収入の差などは関係なく、ただシンプルに日本人として周りの参加者と気持ちを一つにすることが出来たのであれば、ある意味それだけでデモは成功だったと言えよう。
結束のキーワードが『日本』もしくは『日本人』である限り、既存の大メディアに向けられる抗議の声は今後ますます力強くなっていくのではなかろうか。
ちなみに星4つにした理由は、第七章の『デモ参加者の証言』において、もう少し多くのサンプルを示して欲しかったという事であります。
だがフジテレビ、花王、尖閣問題に対して行われたデモの参加者というのは、実はごく普通の感覚と常識を備えた一般市民が圧倒的に多かったという事実を本書は明らかにしてくれた。
マスコミの欺瞞に満ちた報道に対して、特にここ数年ネット上では厳しい批判の声が上がっている。捏造や偏向した番組内容は、特定の個人団体ではなく『匿名の誰か』によってチェック、検証されそれが不特定多数のネットユーザーに共有されている。あからさまな印象操作や、伝えるべき事実を無視するなどの行為に対しては、怒りや失望の声、時には激しい罵詈雑言などが容赦なくコメントとして書き込まれる。
しかし、こういった大メディアや政治に対する生の声は、時に『ネトウヨ』などと呼ばれてネガティブなイメージで語られる事もある。現実での自己実現に失敗して、パソコンや携帯電話に向かってしか吼えることのできない社会的底辺のグループが、憂さ晴らしにやっているだけだと決め付ける人も少なくない。
しかし実際にデモの会場に集まった人々はといえば、家庭を切り盛りする主婦であり、毎日会社へ通うサラリーマンであり、これから社会に出ようとする学生であり、つまり我々が普段接している普通の人たちなのである。もちろん中には、職場や学校からドロップアウトして苦悩の日々を過ごしている人もいたかもしれない。だが、それぞれに時間と交通費を費やしてわざわざ会場に駆けつけるからには、それなりの強い動機が各自の胸の内に存在していたはずである。
このままマスコミや反日勢力の活動を見過ごせば、近い将来において日常生活が脅かされてしまうという危機意識が一つ。それからもう一つ、多くののデモ参加者が共有していた気持があるとすれば、恐らくそれは「私は日本人である」という意識だったのではなかろうか。性別や世代、職業や収入の差などは関係なく、ただシンプルに日本人として周りの参加者と気持ちを一つにすることが出来たのであれば、ある意味それだけでデモは成功だったと言えよう。
結束のキーワードが『日本』もしくは『日本人』である限り、既存の大メディアに向けられる抗議の声は今後ますます力強くなっていくのではなかろうか。
ちなみに星4つにした理由は、第七章の『デモ参加者の証言』において、もう少し多くのサンプルを示して欲しかったという事であります。
2012年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいてとてもワクワクしました。
古谷さんのような若者が日本にいること
をとてもうれしく思います。
彼の著作の内容に共感している人達は
いろいろな人に「拡散」して下さい。
多くの日本人が問題意識を持てば
日本も良い方向に変わるはず。
古谷さんのような若者が日本にいること
をとてもうれしく思います。
彼の著作の内容に共感している人達は
いろいろな人に「拡散」して下さい。
多くの日本人が問題意識を持てば
日本も良い方向に変わるはず。
2012年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一連のデモはネット中継で観てきました。
それだけでは伝わり切らない『現場』の
状況が誇張なくリアルに描写されています。
特にデモ参加者へのインタビューが貴重。
それだけでは伝わり切らない『現場』の
状況が誇張なくリアルに描写されています。
特にデモ参加者へのインタビューが貴重。