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左腕の誇り: 江夏豊自伝 単行本 – 2001/3/1
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- 本の長さ278ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2001/3/1
- ISBN-10479421040X
- ISBN-13978-4794210401
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商品の説明
商品説明
本書は、その江夏が自らの野球人生と当時のプロ野球界の真相を語るという、ややユニークな切り口で書かれた自伝である。複雑な家庭環境のなかで育まれたハングリー精神をもとに、いかにして江夏が成長し、超一級の投手として活躍するにいたったかが語られている。18年間の野球人生でかかわった人々を遠慮会釈なく批判しているところもある。こうした言いにくい部分を大胆に言ってのける反骨精神は、江夏ファンにとっては痛快この上ないだろう。
多くの人が知るように、江夏の野球人生は決して平坦な道のりではなかった。長嶋のような華々しい引退とは正反対に、ボロボロになるまで投げ続けたし、後に覚せい剤服用で逮捕されるなど不祥事もあった。私生活でも愛児が死亡したり、離婚をしたりと、まさに波乱万丈の人生だった。
本書はそんな江夏のすべてを包み隠さず書き切っているため、時に不快感や嫌悪感を与えることがあるかもしれない。だがそれだけに、つらい境遇にある人や困難に直面している人に勇気と不屈の闘志を与えてくれるのではないだろうか。(堀 研二)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2001/3/1)
- 発売日 : 2001/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 278ページ
- ISBN-10 : 479421040X
- ISBN-13 : 978-4794210401
- Amazon 売れ筋ランキング: - 774,257位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,421位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この本を読めば、歴代ナンバーワンピッチャーは江夏に決まりです。
ダルビッシュ、野茂、江川、東尾、松坂、菅野、日本球界の素晴らしいエースはたくさんいるが、俺の中ではこの人の野球に対する取り組み方、マウンドさばき、考え方、総合的に一番だと思う。このぐらいの度胸と戦略があれば、メジャーで通用するのは間違いない。そう思わせた内容です。
昭和の野球環境ですが、ネットで転がってる内容ではないので貴重です。
当時の状況を知りたい方には、ある程度の満足は得られるかと思います。
波多野氏が「ナレーター役」と言われておりますが、優秀なナレーターと一緒に江夏の人生を振り返ることになります。
直球しか投げられない高校卒の江夏が次第に野球人として賢く・成長していくさまが生き生きと感じられます。
また僕みたいな同世代の人間には当時の野球選手が実名が出てくるので、それだけでも懐かしいです。
島倉千代子さんって阪神の選手と結婚されていたってすっかり忘れていました。
やっぱり稀有のピッチャーだったですね。何とも言えない感動があります。
プロ野球での輝かしい実績とは裏腹に、「一匹狼」と言われ、孤独感を漂わせ、陰影に富んだ江夏豊氏の人物像に触れることのできる好著である。
あらためて書くまでもないが、江夏氏は、プロ野球で一流の実績を残した選手である。
通算成績は実働18年、829試合登板、206勝158敗193セーブ、防御率2.49。奪三振は2987、ノーヒットノーラン1回。
タイトルは、最多勝2回、最優秀防御率1回、最多奪三振6回、最優秀救援投手5回。
MVPは2回とっており、せ・パ両リーグでの受賞は彼が初めてだ。
記録だけではなく、記憶に残るところでは、1971年のオールスターでの9者連続奪三振や、1979年日本シリーズでの「江夏の21球」だろう。
これだけを見ると、江夏氏のプロ野球人生は順風満帆、栄光の道を歩んできたように見える。
しかし、現役時代、「一匹狼」と言われたことからもわかるように、どこか陰や孤独感を感じさせる選手であった。
例えば、阪神、南海、広島、日本ハム、西武と5球団を渡り歩いたことからもわかるように、彼の実力や才能をもってしても、江夏氏とチームとの幸せな関係は長続きしなかったようだ。
今はFA宣言をし、実力を高く評価してくれる球団への移籍は当たり前だが、当時はトレードといえば球団からお荷物扱いされたことを意味した時代だった。
また、血行障害から先発投手から救援投手への転向への葛藤もあった。
そして、プロ野球生活の引き際も、その実績とは似合わないものであった(ただこのことは不幸だったというわけではないだろう)。
そんな、決して記録や成績だけからは窺い知れない波乱に満ちた野球人生をその生い立ちから江夏氏自身が語ったのが本書であり、等身大の江夏豊を知ることができる。
読後感として、江夏豊という複雑な人間像が残るとともに、私たちと同じように、彼もまた人生にもがき苦しみ、そして、それを乗り越えていった人間だったことがわかる。
最後に、江夏氏が才能におぼれることなく、苦境を乗り越えていくヒントを語った部分があるので引用しておく。
『プロで一年、二年とやっていくうちに、自分が徐々にテングになっていったことは間違いないですね。十九や二十歳の青年がどんどん勝つんですから、テングにならなきゃ、嘘ですよ。一般社会では通用しないかもしれないけど、野球界であろうが相撲界であろうが、特殊な世界でテングになれる人は限られているのだから、一度は大いにテングになるべきだと僕は思っています。「カラスは白い」を押し通すのは気持ちのいいものだし、それぐらいでなければプロじゃない。しかしテングの鼻は必ずどこかで折れる。自分に自信が持てなくなるときが何度もやってくる。そのとき、どう立ち直るかが、その人の価値だと思うんですね。』
なぜああ、ふてぶてしい態度なんだろう、と。
この本を読むと、彼の態度に隠された憤りとかプライドがなるほどそういう意味であったか、とすごく納得できる。
こんなこと初めてです
速攻で返品しました
オールスター9連続三振、自らのホームランで達成したノーヒットノーランもこの目で見たが、
昭和45年から野球を見だした私は、この本を読んで、江夏の全盛期を見ていないことに気づかされた。
私の中での江夏というのは、速球派というイメージをひきずった技巧派投手であった。
この本を読んで入団2年目の江夏がどうしても見たくなった。
昭和48年の選センバツで全国にデビューした江川の球とどちらが、すごかったのだろう。
あの選抜、作新対北陽。大阪人の私は、江川が投げるまで、有田(後の巨人投手)擁する北陽の勝利を信じて疑わなかったが、
江川の投球練習を見て、こんなボール打てるわけがないと思った。
メジャーも含めて、あんなボールを投げた投手は、江川以外知らない。
キューバのチャプマンが163キロといったところで、速いだけで、さほどの威力は感じない。
とにかく、めちゃめちゃボールが大きく見えた。
有田とてけっして遅くはないボールを投げたが、所詮野球のボール。
江川の投げるボールはスピードもさることながら、まるでドッジボールが向かってくる感じだった。
(当時のテレビ中継は、今と違って捕手側から撮影していた)
テレビの前で思わずのけぞったことを覚えている。
バッターがよく打席に立てていたと思う。
おそらく、ボールが周りの空気を巻き込んで、大きく見せていたと思う。
さて、あの江川と、2年目の江夏はどちらがすごかったのだろう。
覚せい剤でとんだ味噌をつけた江夏だが、
特定の球団に属さず、
家庭教師のようなピッチングコーチというのはどうだろう。
大野を育てたように、かなりいい投手を育てると思うのだが。
ただ、江夏の影が付きまとうことを嫌がる球団や選手は多いと思うが。
本書では、江夏はテレビ解説が苦手となっているが、
選手を呼び捨てにせず、「〜選手」という江夏の解説は、
的を射た解説が多かったと思う。
この本では、覚せい剤のことをさらっと流してしまっているが、
そこをもっと掘り下げてほしかった。
その分星をひとつ減らした。