著者の本はこれが初めてです。
本書はタイトルに「常識」とある通り日本や関係の深い米・露・中・朝鮮半島の軍事事情について現代人が知っておくべきことが分かりやすく書かれており、
正に「軍事学」を「知らない」「日本人」のための本となっています。
軍事用語には解説がなされているため、ある程度の知識が無いと読めないということはありません。
私のようなミリタリーを扱ったゲームから入ったニワカには是非読んで知識を吸収してもらいたいと思います。
見出しも興味を引くものばかりであり、すらすら読み進めることができました。
「今の日本って軍事的にどういう状況なの?」「ネットじゃ断片的な情報しか手に入らないよ」という方におすすめです。
以下気になった点です。
・中国を「シナ」と表記している
・日本国憲法はマッカーサーによる偽憲法としている
・TPPについてはあまり触れられていない
上の2つは本書の中で理由が述べられていますが、本の中でも終わり頃にようやくなされるため困惑するかもしれません。
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日本人が知らない軍事学の常識 単行本 – 2012/3/17
兵頭二十八
(著)
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購入オプションとあわせ買い
普天間、尖閣、北方領土、原発、靖国、TPP― 軍事常識を知っていれば、世の中で起きていることの舞台裏がハッキリと見えてくる。政府が何を隠しているのかもわかってくる。軍事問題のスペシャリストが平易に書いた「軍事学独習書」!
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2012/3/17
- 寸法3 x 14 x 19 cm
- ISBN-104794218893
- ISBN-13978-4794218896
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商品の説明
著者について
評論家。1960年長野市生まれ。北海道の陸上自衛隊に2年間勤務、90年、東京工業大学理工学研究科(社会工学専攻)博士前期課程修了。著書に『日本の戦争Q&A』『大日本国防史』『極東日本のサバイバル武略』ほか多数。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2012/3/17)
- 発売日 : 2012/3/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4794218893
- ISBN-13 : 978-4794218896
- 寸法 : 3 x 14 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 537,148位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,454位軍事入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年4月27日に日本でレビュー済み
最近の軍事情勢について著書の内容は大変参考になりました。
曰く、
◆シナの軍事力は恐るに足らない。しかし(組織防衛のため)米軍は決してそれを認めない。
◆偵察機や攻撃機の主流はこれから無人機になっていく。しかし、空軍はなかなか踏み込めない。
それは技術的な問題ではなく組織の問題。
◆大規模な敵前上陸はもうできない。よって海兵隊はもう不要。ヘリ+特殊部隊の機動力が重要になる。
(ビンラディン殺害で証明された)
◆アメリカは海軍だけでシナに勝てる(屈服させられるという意味ではなく、大打撃を与えるという意味だと思う)
◆シナにとって資源のない台湾は優先順位が低い。
等々・・・。
しかし、著者の歴史認識には全く同意できません。本の中で、ソ連や中共、南北朝鮮、日本に対する非難は頻繁に出てきますが、
アメリカに関する非難言はほぼありません。少なくともアメリカ人やアメリカと言う国家が完全ではないなら
(いかなる国家、個人と言えども完全などあり得ない)、同様に非難・批評があってしかるべきですが、ほとんどありません。
また、ヨーロッパ的価値を共有する国を「近代国家」と称しいかもの高級なもののように印象操作していますが、
戦争ばかりしていたヨーロッパがそれに嫌気がさし、折り合いをつけるために考え出した国際法や条約は
ビスマルクも述べているように、彼らにとって都合がよい時だけ従うような代物ではないですか。
その証拠にアメリカは国際法に違反して、日本に憲法を押し付け、事後法で裁き、言論を弾圧しました。
また、著者はパリ不戦条約についても述べていますが、パリ不戦条約では侵略、自衛の定義はなされおらず、
自国の利益に関することには軍事力を行使しても侵略ではないとされています。
また、日本の宣戦布告が遅れたことに関してハーグ条約違反であると非難していますが、
当時のアメリカはヨーロッパやシナに武器供与をし、さらに実際に軍事力を使ってドイツの船を沈めたり、
義勇軍と偽り空軍をシナに送ったりしています。決して中立国ではありません。
少なくともアメリカはハーグ条約を守る気などありませんでした。
「経済制裁」に対して軍事力を行使することなど許されないという意味のことを言っていますが、
パリ不戦条約の当事者であったケロッグ国務長官自身が1928年12月7日にアメリカ上院の不戦条約批准の
是非をめぐる討論において経済封鎖は戦争行為そのものだと述べているそうです。
一般庶民を「B層」として侮る姿勢に鼻持ちならないエリート意識を感じます。
著者にとって軍事学とは衒学の類なのでしょうか?日本の国力が中韓はもとより、著者のいう「近代国家」の
人々に対して決して引けを取らない優秀な「B層」に支えられていることをご存じないのでしょうか?
日本風の名前ですが、著者はアメリカ人だと思えば気にもならないのかもしれませんが・・・。
曰く、
◆シナの軍事力は恐るに足らない。しかし(組織防衛のため)米軍は決してそれを認めない。
◆偵察機や攻撃機の主流はこれから無人機になっていく。しかし、空軍はなかなか踏み込めない。
それは技術的な問題ではなく組織の問題。
◆大規模な敵前上陸はもうできない。よって海兵隊はもう不要。ヘリ+特殊部隊の機動力が重要になる。
(ビンラディン殺害で証明された)
◆アメリカは海軍だけでシナに勝てる(屈服させられるという意味ではなく、大打撃を与えるという意味だと思う)
◆シナにとって資源のない台湾は優先順位が低い。
等々・・・。
しかし、著者の歴史認識には全く同意できません。本の中で、ソ連や中共、南北朝鮮、日本に対する非難は頻繁に出てきますが、
アメリカに関する非難言はほぼありません。少なくともアメリカ人やアメリカと言う国家が完全ではないなら
(いかなる国家、個人と言えども完全などあり得ない)、同様に非難・批評があってしかるべきですが、ほとんどありません。
また、ヨーロッパ的価値を共有する国を「近代国家」と称しいかもの高級なもののように印象操作していますが、
戦争ばかりしていたヨーロッパがそれに嫌気がさし、折り合いをつけるために考え出した国際法や条約は
ビスマルクも述べているように、彼らにとって都合がよい時だけ従うような代物ではないですか。
その証拠にアメリカは国際法に違反して、日本に憲法を押し付け、事後法で裁き、言論を弾圧しました。
また、著者はパリ不戦条約についても述べていますが、パリ不戦条約では侵略、自衛の定義はなされおらず、
自国の利益に関することには軍事力を行使しても侵略ではないとされています。
また、日本の宣戦布告が遅れたことに関してハーグ条約違反であると非難していますが、
当時のアメリカはヨーロッパやシナに武器供与をし、さらに実際に軍事力を使ってドイツの船を沈めたり、
義勇軍と偽り空軍をシナに送ったりしています。決して中立国ではありません。
少なくともアメリカはハーグ条約を守る気などありませんでした。
「経済制裁」に対して軍事力を行使することなど許されないという意味のことを言っていますが、
パリ不戦条約の当事者であったケロッグ国務長官自身が1928年12月7日にアメリカ上院の不戦条約批准の
是非をめぐる討論において経済封鎖は戦争行為そのものだと述べているそうです。
一般庶民を「B層」として侮る姿勢に鼻持ちならないエリート意識を感じます。
著者にとって軍事学とは衒学の類なのでしょうか?日本の国力が中韓はもとより、著者のいう「近代国家」の
人々に対して決して引けを取らない優秀な「B層」に支えられていることをご存じないのでしょうか?
日本風の名前ですが、著者はアメリカ人だと思えば気にもならないのかもしれませんが・・・。
2020年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろいろ勉強になっておりますが、米国の「9.11事件」への認識が大丈夫なんだろうか、と思った。
あの時の高層ビル崩壊を観たら、軍事専門家ならば「爆破解体」だと一瞬で分ると思うのですが…
その後のアフガン侵略・イラク侵略も「米国の弁護」をしているような解説で、残念であった・・・
著者にも、陰謀関係などの「不得意な」分野があるのかも知れない…
あの時の高層ビル崩壊を観たら、軍事専門家ならば「爆破解体」だと一瞬で分ると思うのですが…
その後のアフガン侵略・イラク侵略も「米国の弁護」をしているような解説で、残念であった・・・
著者にも、陰謀関係などの「不得意な」分野があるのかも知れない…
2015年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軍事知識を学べるのと並行して日本の政治の状況・アメリカの思惑・中国と朝鮮対策ができると思う。この本を読むことは日本の危機管理に役立つ上に正しい軍事を知ることによる本当の平和を守ることができる。今必要なことは学校教育にこの本を採用していくことだ。
2013年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般紙の軍事に関わる情報が極貧状態なので、政治家の語る国防政策論が良いんだか、悪いんだか、判断がつきかねるというのが昨今の一般的状況ではないでしょうか。私も、そんな分類に属するクチですが、軍学者・兵頭氏のこの著作は実に簡明な解説と、「えーそうだったんですか」と驚かせていただいたお話で構成されています。大変、勉強になりました。
さらに、靖国神社に関する根本的な問題も解説されていて、参拝する・しない、中韓のご機嫌取りのための代替施設の建設問題など大手メディアの浅薄な報道ではまったく触れられない事柄を検討しないと、靖国問題を論じても意味がないことを知りました。
素晴らしい本を世に出していただいた出版社には感謝いたします。
なお、いわゆるミリオタを自認される方々には食い足りない内容だろうと思います。
さらに、靖国神社に関する根本的な問題も解説されていて、参拝する・しない、中韓のご機嫌取りのための代替施設の建設問題など大手メディアの浅薄な報道ではまったく触れられない事柄を検討しないと、靖国問題を論じても意味がないことを知りました。
素晴らしい本を世に出していただいた出版社には感謝いたします。
なお、いわゆるミリオタを自認される方々には食い足りない内容だろうと思います。
2018年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
政治家と外務官僚が国益を目指せば 今のような腰抜け外交にはならない 国を護るとは何なのかを示す書
2015年5月4日に日本でレビュー済み
書店で買いました。
冒頭の書き出しの巧さに期待して読み始めたのですが、全体的に薄味ですね。と、いうか著者の思い込みからくる嘘もあります。
例えば、「海軍が主導してアメリカと戦争を始めた」との記載について。
当時の総理大臣は誰だったのか、政府はどこからの圧力で動いていたのか、軍事評論家ならば知っているはずですよね。
海軍が主導してアメリカと戦ったのに、東京裁判で海軍軍人は誰ひとり処刑されていないのは何故でしょうか?
海軍が主導してアメリカと戦ったのに、陸軍は跡形もなく解体させられ海軍はそのまま看板の掛け替えだけで済んだのは何故でしょうか?
海軍が主導してアメリカと戦った?
そもそも、海軍将校らはアメリカとの戦争を嫌がっていたはずですよ。
著者はよほど海軍さんがお嫌いらしい( -_-)
他に海自についての記載にも悪印象を感じる。
それならそれでも構いませんが、事実は正確に抑えましょう。そうしなければ、こんな立派な書籍もたんなる面白本に終わります。
冒頭の書き出しの巧さに期待して読み始めたのですが、全体的に薄味ですね。と、いうか著者の思い込みからくる嘘もあります。
例えば、「海軍が主導してアメリカと戦争を始めた」との記載について。
当時の総理大臣は誰だったのか、政府はどこからの圧力で動いていたのか、軍事評論家ならば知っているはずですよね。
海軍が主導してアメリカと戦ったのに、東京裁判で海軍軍人は誰ひとり処刑されていないのは何故でしょうか?
海軍が主導してアメリカと戦ったのに、陸軍は跡形もなく解体させられ海軍はそのまま看板の掛け替えだけで済んだのは何故でしょうか?
海軍が主導してアメリカと戦った?
そもそも、海軍将校らはアメリカとの戦争を嫌がっていたはずですよ。
著者はよほど海軍さんがお嫌いらしい( -_-)
他に海自についての記載にも悪印象を感じる。
それならそれでも構いませんが、事実は正確に抑えましょう。そうしなければ、こんな立派な書籍もたんなる面白本に終わります。
2017年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あちこちで「私はこんなことも知らなかったのか」と思わされた。
靖国問題については、顕彰と慰霊は違う、無名戦士の墓があるのでアメリカでは戦争犯罪者問題は起こらない、と。
巻末では著者のこれまでの仕事も説明される。
文庫化して長く残す価値のある著作。
靖国問題については、顕彰と慰霊は違う、無名戦士の墓があるのでアメリカでは戦争犯罪者問題は起こらない、と。
巻末では著者のこれまでの仕事も説明される。
文庫化して長く残す価値のある著作。