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食品のカラクリ6 輸入食品の真実!!−やっぱり危険!? 「中国産」の知られざる実態 (別冊宝島 1458 ノンフィクション) ムック – 2007/8/2
小倉正行
(著)
日本の食料自給率は40%(カロリーベース)である。この数字は、先進国の中でも最低の数字だ。つまり、われわれに「輸入食品」を食べないという選択肢はほとんどないと言っていい。
「別に食料自給率なんて低くてもいいじゃん」「別に輸入食品でもいいじゃん」。そう、考える人もいるだろう。
しかし、輸入食品を巡っては、そんなこと悠長なことを言っていられない事態が次々と起きている。
中国食品の残留農薬、抗生物質使用などの問題が毎日のように話題になっている。輸入食品の「安全性」の問題である。
先ごろ発表された、ロシアの活かに輸出禁止、まぐろの世界的な漁獲量制限も食料自給率の低い日本にとっては大問題だ。かには77%、まぐろは57%を輸入に頼っているのだ。また、日本は小麦の90%以上を輸入に頼っているが、バイオエタノールの世界的需要増で小麦が世界的に不足しているのである。
これらの食品が食べられなくなるかもしれないのである。輸入食品を巡る「食料危機」の問題である。
本書は、この「安全性」と「食料危機」を2つの柱に、輸入食品の実態をできるだけわかりやすく解説している。また、コメやイセエビ、トマトジュースなどあまり知られていない輸入食品の存在にもスポットを当てた。日本の輸入食品検査システムなどの欠陥などにも触れ、「輸入食品」を網羅的に、平易に知ることができる1冊になっている。
「別に食料自給率なんて低くてもいいじゃん」「別に輸入食品でもいいじゃん」。そう、考える人もいるだろう。
しかし、輸入食品を巡っては、そんなこと悠長なことを言っていられない事態が次々と起きている。
中国食品の残留農薬、抗生物質使用などの問題が毎日のように話題になっている。輸入食品の「安全性」の問題である。
先ごろ発表された、ロシアの活かに輸出禁止、まぐろの世界的な漁獲量制限も食料自給率の低い日本にとっては大問題だ。かには77%、まぐろは57%を輸入に頼っているのだ。また、日本は小麦の90%以上を輸入に頼っているが、バイオエタノールの世界的需要増で小麦が世界的に不足しているのである。
これらの食品が食べられなくなるかもしれないのである。輸入食品を巡る「食料危機」の問題である。
本書は、この「安全性」と「食料危機」を2つの柱に、輸入食品の実態をできるだけわかりやすく解説している。また、コメやイセエビ、トマトジュースなどあまり知られていない輸入食品の存在にもスポットを当てた。日本の輸入食品検査システムなどの欠陥などにも触れ、「輸入食品」を網羅的に、平易に知ることができる1冊になっている。
- 本の長さ93ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2007/8/2
- ISBN-104796660232
- ISBN-13978-4796660235
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2007/8/2)
- 発売日 : 2007/8/2
- 言語 : 日本語
- ムック : 93ページ
- ISBN-10 : 4796660232
- ISBN-13 : 978-4796660235
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,309,524位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 45,808位医学・薬学・看護学・歯科学
- - 241,770位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「有名メーカーだから、有名なスーパー、百貨店で売っているから安心」と親から教わって来た世代としてこの本は目から鱗。もっと早く知っておきたかった。
2017年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が表題に比してあまりにも貧しい。もっと内容を詳しく調査して製本化したほうがよい。
2008年2月8日に日本でレビュー済み
「食の安全性」「食料争奪戦」「意外な外国産」という観点の3部からなる。
全体の論調としては、輸入検査が全体の1割でしか行われていない上に結果が出たときはすでに市場出荷された後、という検査体制の問題と、世界的食料不足時の輸入食料依存の危険性とから、自給率の早急な向上を訴えている。
農林水産省は食料自給率アップの施策は採っていないが、「不測時の食料安全保障マニュアル」というものを発行しており、食料難になる事態の想定だけは行なっているようである。そこでは緊急時には戦時中さながらの配給制や価格統制が行なわれることが明言されている。
また、輸入が途絶えたと仮定した場合の、国産食材だけによる食事の例も上げられており、毎食ごはん1杯におかずは芋ばかり。たまに魚や卵、牛乳が出てくるだけ。肉は週に1回ほどしかたべられなくなる。
基本的に食材1つ1つについて取り上げて説明しているので途中で飽きてくるので結構退屈な本であるが、輸入の割合や輸入先などの情報が得られるので、日本の食料全般のあり方について考えるには参考になる本である。
急ごしらえなのか、事実の羅列に止まり、分析的内容があまりないところは物足りなく感じる。
全体の論調としては、輸入検査が全体の1割でしか行われていない上に結果が出たときはすでに市場出荷された後、という検査体制の問題と、世界的食料不足時の輸入食料依存の危険性とから、自給率の早急な向上を訴えている。
農林水産省は食料自給率アップの施策は採っていないが、「不測時の食料安全保障マニュアル」というものを発行しており、食料難になる事態の想定だけは行なっているようである。そこでは緊急時には戦時中さながらの配給制や価格統制が行なわれることが明言されている。
また、輸入が途絶えたと仮定した場合の、国産食材だけによる食事の例も上げられており、毎食ごはん1杯におかずは芋ばかり。たまに魚や卵、牛乳が出てくるだけ。肉は週に1回ほどしかたべられなくなる。
基本的に食材1つ1つについて取り上げて説明しているので途中で飽きてくるので結構退屈な本であるが、輸入の割合や輸入先などの情報が得られるので、日本の食料全般のあり方について考えるには参考になる本である。
急ごしらえなのか、事実の羅列に止まり、分析的内容があまりないところは物足りなく感じる。
2008年1月31日に日本でレビュー済み
本書には、我々が日々避けることができなくなっている
輸入食材の危険さを警告する事例が多く紹介されます。
特に、中国産食品の安全性は全く信用できないのだと。
まさかそこまでと思う衝撃の内容です。往々にして「安
い」と「手軽」には罠が潜んでいるのだと理解しました。
水際で防げない日本の輸入食品検査システムの欠陥
にも言及されています。
輸入食材の危険さを警告する事例が多く紹介されます。
特に、中国産食品の安全性は全く信用できないのだと。
まさかそこまでと思う衝撃の内容です。往々にして「安
い」と「手軽」には罠が潜んでいるのだと理解しました。
水際で防げない日本の輸入食品検査システムの欠陥
にも言及されています。
2007年11月13日に日本でレビュー済み
こんなものまで輸入されているのかと驚いた。
干し柿や乾燥野菜はおどろいた。
残留農薬や食料争奪戦、輸入米の行き先など。
食の安全や食料問題についての入門書ととしてはちょうど良いぐらいの内容です。
干し柿や乾燥野菜はおどろいた。
残留農薬や食料争奪戦、輸入米の行き先など。
食の安全や食料問題についての入門書ととしてはちょうど良いぐらいの内容です。