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セックス格差社会 恋愛貧者 結婚難民はなぜ増えるのか? (宝島社新書) 新書 – 2008/11/10

4.1 5つ星のうち4.1 20個の評価

拡がるばかりの格差。その影響を大きく受けているのが、実は出会い、恋愛、セックス、結婚、少子化問題です。結婚適齢期にある男女の4人に1人は結婚できない境遇に置かれ、「貧乏人の子沢山」も今や昔の話となりました。少子化現象の背後でいったい何が起きているのか? 中年童貞、負け犬女の経済的背景にも言及した「性」の格差にまつわる画期的リポート! 人気アナリスト最新刊!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 宝島社 (2008/11/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/11/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4796666842
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796666848
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 20個の評価

著者について

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門倉 貴史
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1971年神奈川県生まれ。エコノミスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、銀行系シンクタンクの研究員となり、日本経済研究センター、東南アジア経済研究所 (シンガポール)へ出向。2002年に生保系シンクタンクに移籍し、経済調査部主任エコノミストとしてアジアやBRICs諸国についての論文を数多く発 表。’06年にBRICs経済研究所代表に就任。同志社大学大学院非常勤講師(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ゼロ円ビジネスの罠』(ISBN-10:4334035833)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
20グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恋愛、結婚、出産といったセックスに関わる人間の行動について、これまで数値で表現されることはなかったように思う(タブー視されている部分もあったのではないか)。この本では、あらゆる性行動が数値化されており、その意味で課画期的なものだと思う。また独身男性に対して「性行動」アンケート調査をしており、その結果は非常に興味深い。著者の主張は、所得格差が拡大すると、性行動にも格差が生じ、格差の上部と底部がともに性行動に消極的になるため、少子化が一段と進むというものだ。そこから、所得格差の是正を行うことを提言している。政府は少子化対策を打ち出しているけど、本源的な対策ではないので、少子化の流れは止まらないだろう。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
考えさせる部分がありますが、
それがマトを得てるとは思わなかった。
2014年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会構造の中でいかにしてこの本で語られているような事象が発生するのか、一読して理解できた。繰り返し読むようなものではないが社会の構造を知る一端にはなると思う。
2015年7月24日に日本でレビュー済み
最近、日本でよく言われている格差社会は恋愛、それにセックス体験にも大きく格差をもたらしていると指摘している本です。
確かにそうなんだろうな。と感覚的には分かるけど、筆者のようにデータの裏付けをもって、記述されるとさらに説得力を増してきます。

筆者は、ホンマでっか!TVでさんまさんにいじられ、テレビの世界でも大変有名になった、経済評論家です。でも、銀行のシンクタンクで研究員を長くしていた筆者ですから、この研究機関では、こんな研究が自由にさせてくれる度量があったのでしょうかと疑問に感じるところでもあります。

でも、本の中では、所得と恋愛の相関関係や風俗経験と相関関係も出てきます。地下にもぐりがちな日本の風俗産業についても詳しく書かれています。風俗産業は地下にもぐりがちだし、表立ったデータもそんなにないはずだから、筆者はどうやって、ここまで詳しく調べることができたのか。その辺も聞きたいですね。筆者のフィールドワークなんでしょうか。

つまり、そんなところに通い詰めて、足で稼いだ取材なのかも。。。なんてこと思いながら、読みました。でも、興味深い本です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月27日に日本でレビュー済み
小泉改革以来、顕著になったといわれる「格差社会」。
旧来の年功序列型の社会制度を廃止し、評価主義・実力主義の導入
により、将来の安心感を得られなくなっている若者。
その結果、「結婚」という安定した選択をできる人が減っていて、
セックス格差にもつながっているというのが、本書における著者の
一番の主張といっていいだろう。

格差は年収だけにとどまらず、セックス(プライベートにおけるもの
も風俗産業におけるものも著者は含んでいる)にまで及んでいる、
とデータを用いて論を進めている。
ただ、ホワイトカラーで高収入の社会人もセックスレスの傾向がある
という後の主張と矛盾を感じるが、既婚者は除いての議論なのだろうか。

結婚難民や、晩婚化、いわゆる「負け犬」など、近年の経済状況や
格差社会と結婚とを結びつけた類書は多くあるが、その中でも、
「セックス」という多分にプライベートな内容をテーマにした
本書は、その点で興味をひくものであった。
ただ、気になる点もあった。
まず、本書の前半はこの「セックス格差」を中心に論を進めて
いるものの、後半は、出会いカフェ、美容整形、ジュニアアイドル
市場など、本筋とはおよそかけ離れた話題にまで話が拡散している
点はやはり気になった。
また、著者のご意見には納得できる部分もあるものの、データを
読みとったり、文をつないだりする時、著者の主張に近付けるために
論理的にやや飛躍しているような印象を抱く点もあるように感じた
点である。
これらの点が気になったため、☆3つとした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月27日に日本でレビュー済み
大変興味深く読んだ。金銭的な貧富の差を論じる前に、我が国の国民がいかに禁欲的であるか、
生活実態として分かった。
特にものすごい数字は、成人の約8割が、性体験人数が10人以下という衝撃的事実だ。
いくらなんでも少なすぎるのではないかと、自分の目を疑る内容だった。

それにしても、一冊の本によくぞこれだけの性的な実態数字を載せたものだと、関心しきりである。
と同時に、もはや性生活は生活必需品ではなくて、嗜好品になってしまったと思わざるをえない。

いままで私自身の性体験人数(300人はとっくに超えた)を、特に多いとも思わなかったし、
この本を読むまでは、平均より少ない方だと思っていたが、見事に裏切られた。
これからは自重しようと、反省させられた一冊でもある。
そういった意味からも、一読する価値は大いにあります。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月29日に日本でレビュー済み
所得格差により男性の低所得層(年収400万円以下と定義)は結婚後の生活不安により
女性から結婚の対象と見なされない。

一方、男性の中所得以上の層は、女性から結婚の対象として強い『需要』があるが
『供給』は少ないので、結婚できない女性も増加する。

そして、結婚後もホワイトカラーの高所得層は過労のためセックス回数が減り
少子化の原因の一つとなっている。

つまり、所得格差の問題が、「男女の出会い」−>「結婚」−>「出産」という循環を
崩壊させているというのだ。

やや、決め打ちしすぎている面も否めないが、所得格差の問題と少子化の問題という
二つの社会問題を見事に関連付けて説明しきっている。

常に時代の先端から速報を発信し続ける門倉氏だが、今回もやってくれた。
表面的には書かれていないが、社会に対する強い問題意識が底に流れる一作だと思う。
54人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月15日に日本でレビュー済み
この著者は、やたらと「急増している」という表現を使っているが
「増えている」ことはわかっても「急増している」ことがわかる
資料がほとんどないため、かなり著者の主観のみが前に出すぎている気がした。

出典の信憑性が薄いものの、所得格差の問題と少子化の問題という日本が直面
する二つの大きな社会問題を見事に関連付けて説明しきっているのは素晴らしい!
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート