外国人参政権の最大の問題点は、日本侵略を虎視眈々と狙う中国に、合
法的侵略を許すことになる、という点である。
その観点で書かれた近未来小説「もし、人口173人の村、青ヶ島に
外国人参政権が成立したら」が衝撃的だ。
この小説においては島への中国人大量移住は中国政府の国策として行なわ
れたものではない設定だが、結果的には帰化中国人市長と中国政府とが連
携して島を国家として独立させ、中国の同盟国として日本の権利を徐々に
侵していく。
この小説は少し極端かもしれないが、国家たるもの、最悪のケースを想
定して立法その他の政策を決定していかなければならない。日本の国会議
員は危機感がなさ過ぎであろう。そもそも中国政府はチベットやウイグル
自治区に漢民族を大量に送り込み、そこの文化を抹消してきているのであ
る。それを日本の小さな自治体に対して行なわない保証はない。
憲法を見れば外国人参政権は違憲であるし、日本にとって何のメリットも
ない権利を、太平洋戦争時の朝鮮人に対する加害者意識（実際はそんなもの
を感じる必要はないのだが）から「善意(のつもり)」だけで与必要など
どこにもないのだ。
この本によって外国人参政権の危険性をよく理解し、外国人参政権に賛成の
民主党の動きにはよく注意を払う必要がある。
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