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死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1) 文庫 – 2010/7/6

3.9 5つ星のうち3.9 98個の評価

『このミス』編集部が驚愕した話題作! “死神”と呼ばれる暗殺者のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される——。
特ダネを狙うライター・陣内は、ある組長の死が、実は“死神”によるものだと聞く。事故として処理された組長の死を調べるうちに、他殺の可能性に気づく陣内。凶器はなんと……バナナの皮!?

【死亡フラグ】とは、漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」という。
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商品の説明

出版社からのコメント

"「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される"。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた...。第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉。

著者について

七尾 与史 (ななお よし) プロフィール
1969年、静岡県生まれ。『死亡フラグが立ちました!』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉としてデビュー。静岡県在住。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 宝島社 (2010/7/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/7/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 349ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4796677259
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796677257
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.3 x 15.1 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 98個の評価

著者について

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七尾 与史
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カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
98グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライトな台詞回しは小説離れした若い奴でも読み易いと思う。
人物描写が薄いけど、はまると勝手に背景を想像して読めるから面白い。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学校でのビブリオバトル?とかふざけた企画のため購入
1度見たことがあり面白かったためリピート
2011年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【2011年8月2日 読了】
<ストーリー概要>
都市伝説専門のフリーライター、陣内は、契約非更新の窮地に立たされる。
それを打開するために、編集長が出した条件は、以前陣内が記事を書いた、
「死神」と称される、「偶然の死」を演出する殺人者の正体に肉薄する
ことだった。
決定的な手掛かりがつかめず、窮地に陥った陣内は、一コ上の高校時代の
先輩で、外見以外は、スーパーマンのような男、本宮に泣きつく。

かくて、陣内は、本宮と一緒に調査を始める。
その過程で、「死神に組長を殺された」と称する、陣内知人のヤクザ、
松重や、その部下も加わっていくことで、それまで「都市伝説」という
荒唐無稽としか思われない死神の存在が、真実味を帯びていく。

そして、死神に組長殺しを依頼したヤクザは、なんと松重の殺害も
依頼していた、というところから、陣内・本宮・松重とその部下は、
「死神の調査 兼 死神からの逃亡」という、二つの意味を持った、
道程へと踏み出す。

<陣内のキャラクター>
物語の語り部であり、一般的な感覚の持ち主(読者に最も近い存在)。
「都市伝説」の記事を書きながらも、その心中に「都市伝説などありえない」
という思いを抱えている。
行動動機(死神の調査)は、「それをしないと仕事がなくなる」という
危機感から(外的要因)。
結果として、巻き込まれがたの主人公となり、変人たちが織り成す
やり取りの中で、驚いたり、突っ込んだり、という役割を果たす。

<本宮のキャラクター>
陣内の先輩で、外見以外、パーフェクト、というキャラクター。
超直観とも言える、推理力も持っており、好奇心旺盛で、行動力もある。
陣内(常識人)が「ええ〜?」と思われる行動も平気でやってのける。
実質的な、物語の牽引者の一人。
だが、その外見以外パーフェクト超人の、「パーフェクトたる由来」が
イマイチ見えてこない。その伝説の数々は描かれているが、
そこに「人間味」が感じられない。
物語の終盤に、そういった本宮の暗部や秘密が出てくるのかと思いきや、
何もなく、ただの超人で、良い人というキャラクターになっている。

<松重のキャラクター>
「死神」に組長を殺されたと言い、憤っているヤクザの若頭(?)。
組長殺しを依頼したヤクザ幹部を、何のためらいもなく殺せる反面、
「犬が怖い(本人いわく苦手)」、「最後の晩餐はウナギが食べたい」、
「最後に会ってキスをしたい女がいる」といった、人間味を持っている。
また、組長同様、死神のターゲットにされており、その逃亡劇に、陣内や本宮
を巻き込むことで、物語の牽引役の一人になっている。
ピーナッツアレルギーを持っている……というのも、普段の松重からは
考えられない弱点になっている。

<個人的感想等>
「必然的に偶然を起こす」という「死神」のアイディアが素敵。
文章も読みやすく、「死神」の正体を知りたい一心で読み進めた。
ただ、全てを読み終わった時に思ったのは、「ああ、この物語は、
ギャグなのね……」ということだった。もしくは、物語の中でも
何度か出てくる言葉、「荒唐無稽」の物語化だったのか……とも。

「必然的に偶然を起こし、ターゲットを殺す」というのは、
実現不可能ではないと思う。物語では簡単に書かれているが、
それには物凄い調査と、一つの「偶然的殺人ライン」を完成させる
ために、使われることもないだろう「殺人トラップ」を数十は、
張り巡らせなくてはならない、といった労力が必要だ。

だが、その労力の代価が依頼料の百万円であることとか、
死神が「ナチュラルボーンキラー」であるとはいえ、
そこまでの労力を、(副業をこなしながら)行っている、
ということに、イマイチ納得感が得られない。

細部の登場人物のつながりは、良く考えられいるなぁ、
と読みながら感心し、最後にどこに連れて行ってくれるのだろう、
と期待したリバウンドか、ラストで死神の正体がわかり、
最後の大騒動が起こったところで、興ざめしてしまった。

この物語には、超人が二人いる。
「本宮さん」と「死神」だ。
そして、この超人二人の超人たるゆえんが、よく分からない。
弱点らしきものもない。それだと、「なんでもありファンタジー」
と同じに感じられてしまう。どこかに制約があるから、
物語とは、面白くなるのではないだろうか?

期待していたのは、「本宮さん=死神」というラインだ。
これなら、「超人」は一人になり、「本当は死神たる本宮さんが、
自分の調査をしていう陣内になぜ協力をし、最終的に、
どのように正体をさらすのか……?」という展開と、そこに
まつわる作者のアイディアに期待した。
だから、死神の正体を知った時、ガッカリした。
死神は、自分の協力者たる女優の障害となるべき人間を消す傍ら、
殺し屋稼業もしていた。この二方向の殺人は必要だったのか?
と思う。
死神の同級生の刑事が追うためには、前者の殺人が、
都市伝説取材記者の陣内が事件を追うためには、後者の殺人が、
必要だったのだろう、というのはわかるが、
それにしても、軸が二つに分かれていて、
拡散していた物事人が、最後に一つに収斂するという、
ミステリーの醍醐味を味わえなかったのが、非常に残念。

ただ、これはあくまで最後まで読んだ後の感想であり、
そこに行くまでは、本当に期待し、色々考えながら読めた。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半では楽しく笑えて、中間から後半までハラハラドキドキ。
ラストは凶暴性と掟破りが炸裂。
「ここまでやっちまうのか!? マジかよ!」と打ちのめされ、
思わず叫ぶ! 倒れる! うずくまる!
・・・・・・そして立ち上がったその時、あなたはきっとこの本を誰かに紹介したくなるでしょう。
近頃のエンターティンメント小説はクソつまらない。とお嘆きのあなたにお勧めの一冊。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初,表紙の感じと他の人のレビューを見て買いました。
最初の方はサクサク読めました!!

いろいろな登場人物がでてきて少し戸惑いました。
(自分の頭が悪いからですねww)

ページがすすんでいくうちに結果が
読めてきて,大どんでん返しとかないかなー
とか思うくらいです。

ですが,そんくらいあっさりしてて
やっぱり!!って終わりかたですっきりします!!

自分で読みながら考えていける本だと思います。
それが嫌ってひとは読まないことをおススメします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み出すと、次の展開が気になって、気付くと一気読みしていました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月12日に日本でレビュー済み
都市伝説と化した殺し屋「死神」を追うライター陣内トオルと、天才投資家 本宮昭夫の活躍を描いたミステリ作品。

「死神」は、死を宣した者を、超絶技巧の先読みで罠を仕掛け確実な死へと誘う。作中で言及されているように、まさに「ファイル・ディスティネーション」の如き逃れられない死を賜る殺人者。

陣内と本宮は、「死神」の正体を突き止める事ができるのか。と、プロットは実にサスペンスフルなのだが、死屍累々にも関わらず、ユルいトーンで、深刻さとは無縁だ。何という力技であることか。

細かい事は気にいないのが吉。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インパクトあるタイトルと表紙ですが内容が追いついてない…
解説を先に読んだので、B級なのは覚悟してましたが予想以上にB級でした。
組長と松重さんの殺害方法はまだ大目に見れるけど
最後に主人公を追いつめるところはいくらなんでも…
あと、終わり方もあまり好きではなかったです。
「そこで終わっちゃうの?」と思わず呟きました。

でもB級ってこういうことなんですよね?
突っ込み始めたらきりがない(笑)

この本読んでから小学生が怖いです(笑)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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