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原発がなくても電力は足りる! 単行本 – 2011/8/20

4.2 5つ星のうち4.2 12個の評価

計画停電、電力不足、電気料金の値上げ……未曾有の福島第一原発事故が起きてから、繰り返しニュースとなり、節電キャンペーン、電力不足キャンペーンとともに認知されてきた日本の「電力不足問題」。だが、本当に日本の電力は足りないのか? 電気料金を上げなければ電力会社の経営は成り立たないのか? 節電が続くと日本の優良企業は海外に逃げてしまうのか? 原発は本当にコストの安い発電方式なのか? 答えはすべて「NO」だ。 実は世界一高いともいわれる日本の電気料金には、原子力村の人々が潤う独特のカラクリがある。それを守るためのキャンペーンに騙されてはいけない。再生可能(自然)エネルギーの気鋭の論客、飯田哲也・環境エネルギー政策研究所所長を監修・メインスピーカーに、経産省の現役官僚・古賀茂明氏、原発のコスト高の仕組みを解析してきた立命館大学の大島堅一教授をゲストスピーカーに迎え、「電力不足キャンペーン5つウソ」を検証する緊急出版のブックレット!「原発のウソ」がさらに深く理解できる必読の1冊!!
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商品の説明

著者について

飯田 哲也 (いいだ てつなり) プロフィール
1959年山口県生まれ。京都大学大学院工学部原子核工学専攻修了、東京大学大学院先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。現在、環境エネルギー政策研究所所長。自然エネルギーの政策と実践で、国際的に活躍する第一人者。著書に『自然エネルギー市場』(編著、築地書館)、『北欧のエネルギーデモクラシー』(新評論)、共著に『原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて』(宮台真司氏との共著、講談社現代新書)、『「原子力ムラ」を超えて ポスト福島のエネルギー政策』(佐藤栄佐久、河野太郎両氏との共著、NHK出版)など多数。

古賀 茂明 (こが しげあき) プロフィール
1955年東京都生まれ。経済産業省大臣官房付。1980年、東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省する。大臣官房会計課法令審査委員、産業組織課長、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。08年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任。09年末の審議官退任後も省益を超えた政策を発信し続けた。著書に『日本中枢の崩壊』(講談社)など。

大島 堅一 (おおしま けんいち) プロフィール
1967年福井県生まれ。立命館大学国際関係学部教授。92年、一橋大学社会学部卒業、97年同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得、経済学博士(一橋大学)。08年より現職。専門は環境経済学、環境・エネルギー政策論。著書に『再生可能エネルギーの政治経済学』(東洋経済新報社)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 宝島社 (2011/8/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/8/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 95ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4796685596
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796685597
  • 寸法 ‏ : ‎ 15 x 0.5 x 21.1 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 12個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
再掲

5つのウソはこれ
電力不足キャンペーンのウソ
電気料金を上げなければならないのウソ
原発は最も安い発電方式のウソ
原発ゼロで産業衰退のウソ
自然エネルギーは高コストのウソ

絶対儲かる電力事業なんですね。そして国策としての原子力事業、破綻しているのに未だに続ける再処理核燃料サイクル事業。
税金をつぎ込み、必ず利潤の出る総括原価方式という美味しい仕組み。
大口電力使用者の電力単価は未だ公表されず、市民の電気代は知らず知らずの間に値上がり続ける仕組み。
ゼネコン、経済界、そしてオイシイ天下り先が待っている経産省官僚達、そしてそんな業界等や政府から科学研究費を補助される御用学者の先生方。
原子力ムラというムラは実は電力ムラ(個人的にこのムラという文脈は嫌いですが)という上部組織(マフィア)の一部分に過ぎないのでしょう。

私利私欲の無い人達が綴った本と、既得権益の中で嘘で固められた情報を出し続ける人達の既存メディアでの発言のどちらを信じるのか、そこに日本の未来があるように思うのである。

京大の小出先生も原発がなくても電力は足りると述べられていた。
もちろん湯水の様に電気を使う愚かな行為はたしなめている。

そして本書を読み終えて、こういう世の中の既得権益という文脈を考えると、現在進行中のリニア中央新幹線も同じ流れの中にいるように思うのである。
人口減少、乗車率の低下、格安交通機関の出現(LCC,高速バス等)という社会の中でどうしても環境破壊をしてトンネルを掘り、軌道を引きたい人々がいるのだと。
61人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ワンコインで電力業界のヘンなところを
ざっくり知ることができます。

電力不足キャンペーンのウソ:
専門知識が無いので、載せられているデータ
の細かい検証ができないのですが、
莫大な発電量をもつ揚水発電の存在は確からしい。
電力配分の融通が利かないシステムの大罪
はよく言われていること。

電気料金を上げなければならないのウソ:
総括原価方式の説明に驚きました。
発電コストが高つけば高つくほど利潤が増える
というシステムがおかしい。

原発は最も安い発電方式のウソ:
バックエンド費−使用済み燃料だとか放射性廃棄物
が今後膨らむ可能性、国からの補助金などを
考えると事故に伴う被害を考慮に入れなくても
決して安価なものではないとのこと。

原発ゼロで産業衰退のウソ:
電力料金が10パーセント上昇しても
コスト増はわずか0.1パーセント。
もちろん電力にもっと依存する産業にとっては
手痛いコスト増なわけであるけれども、
円高とかに比べると大勢に影響なさそうな数字。

自然エネルギーは高コストのウソ :
風土の違いはあるにせよ他の国が自然エネルギーのよる
発電量の割合を大幅に増やすことに成功しているのにも
かかわらず日本だけが難しいというのには疑問符がつきます。
水資源が豊富な日本では小水力発電の可能性が
もっと高いのではないでしょうか?
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月7日に日本でレビュー済み
3.11以降原発に関する本はやたらたくさん出版されているが、この本はかなり安価で具体的な情報が多く、読み応えがある。というか正直自分のような素人には読みきれないほどおなか一杯になるという印象。

専門的な議論が多く細かい数字の見方など素人が騙されやすい点などにも言及しており目からうろこであるのだが、一人の著者によってすべて順序だてて書いたわけではなく途中で談話のようなものがさし挟まってくるのがやや読みにくいといえば読みにくい。

この本の主張をすべて全面的に認められるかどうかは素人には判断のしようがないが一読の価値があるとはいえそうだ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちまたでよく言われていることが書いてあります。
実現可能かどうかは置いておいて、知っておいて損はない感じでしょうか。

飯田氏の他の著書や発言から感じることですが、
飯田氏の話はあまり現実的ではないという印象を持っていました。
しかし、この本では少し緩和されている感があります。
古賀氏をはじめとする共著の方々のおかげでしょうか。

図表が多いのは良いですね。
著者の主張とは別に定量的に考えることができます。

可もなく不可もなくで☆は3個です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
  節電要請&電力使用制限のウソ →△?
  電気料金を上げなければならないのウソ →◎
  原発は最も安い発電方式のウソ →〇
  原発ゼロで産業衰退のウソ →〇?
  自然エネルギーは高コストのうそ → ぜんぜんダメ
と、まぁ、こんなところかな。
  とくに、飯田哲也氏お薦めの風力発電が怪しい。
  デンマークやドイツのケースを引用するが、デンマークは北海油田の埋蔵量が底を付きそうなこと、ドイツは石炭火力で電力需要の半分を賄ってきたところ、酸性雨の原因物質NOXの削減が大きな課題となって風力発電に力を注いでみた。だが低周波騒音の問題が解決できず、どちらも増設の勢いは止まっている。もともと、北緯40度あたりの偏西風(南半球ならローリング40)をあてにしたもので、日本では、東北地方北部や北海道の海岸線が適地となるが、怪しいのは、建設費の3分の2に財政から補助金が出ること。ところが本当は半分くらいの経費(造るだけで設置費の6分の1が丸々業者の懐に入る=1千KwH級1基3億円として5千万円の丸儲け)らしく、電気料金も、稼働率60%で「低料金」を算出しているが、実働は20%ていどでしかない(40円/1KwH程度でないと商業ベースに乗らないということ=太陽光発電並みの高コスト)。
  太陽光発電も同様。現在の技術水準では、最高でも地表に降注ぐ太陽光の15〜18%しか電力に転換できないし、日本の天候だと1日のうち平均12%(24時間のうち3時間弱)くらいの時間しか発電できない。0.18×0.12=?
  ということは、ほとんど植物を育成するのと変らないレベルとなるわけだ。だったら、電気にするのではなく、材木が取れる樹木、人間の口に入る穀物や野菜を太陽光で育てたほうが遥かに効率的ではないか。休耕田や耕作放棄地に発電パネルを並べるなんて馬鹿げているというほかはなく、そんなのは、雨が降らず農作物が育てられない砂漠で試みること。もしも日本で40円/1KwHの電気料金ならば、年中晴天で24時間中6時間発電できる砂漠地帯では20円〜10円/KwHという計算になろう。
  日本の現在のエネルギー政策には筆者も批判的なつもりだが、日本の「自然エネルギー論者」の称える推進策が、つねに財政資金(つまり国民のお金)に頼ろうとする姿勢なのには疑問を呈さざるを得ないし、太陽光発電など、「もう少しでものになる」と言われてから、すでに30年以上も、ほとんど技術的進展が見られないのが実情。
  財政危機に陥ったEU諸国でイの一番に切られたのが風力や太陽光への補助金。
  本書、何もかも総動員して日本の電力政策批判を繰広げているが、他者への非難=自己の正当化という、小泉純一郎&菅直人流儀の政治的手法は、政治の世界においてなら通用するかも知れないが、経済の分野では有り得ない論理ということを、まっ先に飯田哲也氏はお勉強する必要があるといえよう。
  注1.) だいたい、風車に直に発電機を取付けるという発想からして間違いのもとではないだろうか。
  運動が不安定なうえに人為的に操作できない風力からエネルギーを取出すのなら、鳩時計の錘を引上げるときのように、ぜんまい時計のねじを巻くように、必要なときに何時でもエネルギーを取り出せるよう、さきにエネルギーを蓄えておく手段を開発するのが正解というもの。トイレのないマンションと揶揄される、放射性廃棄物処理の問題を後回しにして原発開発に突っ走った電発屋と同じような発想ではないか。しかし、現在のところ、まだリチューム蓄電池は高価なうえ、その電池自体が最終処理困難な産業廃棄物になる可能性も高く、あまり大きな期待は出来そうもない。
  せいぜい、揚水式発電所の上流ダム湖に下から水を汲み上げて蓄える用途に風車が使えるくらいだろうか。でもエネルギーロスは大きいだろうなぁ。おそらく発電エネルギーの半分以上が無駄に消耗する超高コストなシステムになってしまうだろう。風力発電は、その特性を生かした場所で補助的に使うエネルギー源にしかならないと知るべきではないかと思う。
  追伸.)デンマークやドイツの風力発電事情を調べてみた。
  風力発電で得た安価な電力を、デンマークは、隣接するノールウェー、スウェーデンに輸出していた。その代わり、風の力が落ちて国内の発電量に不足が生ずると、こんどは逆に水力発電大国ノールウェーやスウェーデンから輸入するというかたちをとっていた。つまり、風力と水力が相互補完の関係にあるため、不安定な風力発電に需要の多くを任せても、全体の発電量には不安が生じないという特異な立地条件を上手に活用していたのだ。
  他方、ドイツの場合、総じて設備が古く非効率な発電所の多い東欧諸国に資本輸出して、どんどん最新設備を持つ石炭火力発電所を設け、この火力発電の安価な電力を輸入してドイツ国内の需要を大きく賄っているというかたち。要はドイツのケースも、東欧の石炭火力と国内の風力発電が一対になっているからこそ、不安定な風力発電でも、電力需要を安定してフォローできるという仕組み。
  両国とも、日本の国策民営型電力会社と異なり、発送電分離のもと自由に競争する民間企業の経営能力を巧みに活用しているといえそうだ。
  しかし、風力発電1に対し、その数倍以上もの発電量を持つ水力、火力発電所が近隣に立地していることが前提であり、現在の技術水準では、そのあたりまでが自然エネルギー発電の限界ということになりそう。
  国境を越えた電力の売買がなく、まして日本のような気候風土では、現状、風力も、太陽光も、どちらも国内総需要の2〜3%程度までを賄うのが精一杯というところだろう。
  地熱やバイオ、メタンハイドレードにでも期待するしかないってことか。
51人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月25日に日本でレビュー済み
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電力は売れば売るほど儲かる仕組みです。電力会社の本音は本当は節電などしてもらいたくない。しかし、日本の国民は偉いのです。節電を呼び掛けたら、事業者だけでなく一般家庭でも涙ぐましい節電に取り組みます。

古賀氏が執筆していることにより、経産省と原発推進派の本音がリアルに伝わってきました。私は節電をこの先も続けていこうと思います。それが原発を再稼働させない1番確実な方法だと確信しています。

発送電分離政策の推進や、再生可能エネルギーの実用化は喫緊の課題です。電気料金の値下げも是非とも実現したい。しかし、現段階では電気に関する「闇」の一部しか明らかになっていないようにも感じました。
57人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年2月21日に日本でレビュー済み
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この本は、すばらしい本です。東電や、関電、電力会社に騙されたら、だめだと思いました。恐ろしい原発すべて、廃炉にすべきです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月30日に日本でレビュー済み
未だに原発が停まると電力不足になって日本の経済がダメになると信じている(騙されている)人の方が圧倒的多数派のようです。
そういう人は是非この本を買って読んでみてください。
たった500円で真実を学べます。
42人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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