著者のチェ・ソギョン氏は1972年生まれの韓国人で、
現在も韓国で活躍中のフリーライターです。
というわけで韓国人の目から見た韓国教育について書かれているのですが、
想像通りひどかったです。
まずは2009年地理とは独立して「独島」(日本名、竹島)と言う教科が誕生し、
その教科書が作られたこと(とはいえまだこれを採用していない小学校も多いそうですが、そのうち必修化しそうな気が……)。
韓国の竹島に関する異常な執着心が感じられます。
日本では地理から独立して「竹島」という教科が作られることなど、考えられません。
しかも、その独島教育の目的が子供たちに「独島守護への強い意志を持たせる」「独島を愛し、保護する態度を持たせる」と
教育庁の教師用指導書に明記されていることからも、非常に強い洗脳教育の色合いが拭えません。
歴史の教科書を見ても韓国は全く期待を裏切りません。
著者曰く、歴史教科書における日韓関係の二大特徴は
1, 韓国が日本に文化を伝播したという恩恵者であること
2, 韓国が文禄の役と日韓併合の被害者であること
だそうで、
「(昔の韓国人は)古代の日本人を教え導いた。百済の阿直岐や王仁は日本に渡り漢文を教えたが、
このとき漢学は日本人に文学の必要性を認識させてやった。儒教の忠孝思想も普及させてやった。
百済から仏教・仏像・五経博士・医博士・暦博士・画家・工芸技術者などを日本に送り〜」
と古代の記述からどれだけ韓国が日本に恩恵を与えたかという記述が並びます(高校の歴史教科書)。
中には小説を根拠としたファンタジーな記述「幣政改革十二箇条」もあったそうですが、
さすがに最近ではこういった記述は減っているのだとか。
そうかと思えば白村江の戦いや青山里戦闘のように、韓国側に有利なものでありながら記述が簡略化されていったものもあるそうですが、
それは前後の歴史と辻褄合わせのためであったり、根拠が薄弱であることが露呈したり、といった理由によるもののようです。
そして近現代については、著者は1960年代から年代ごとに教科書がどのような記述になっていったかその変遷を詳細に書いているので、
韓国の政策転換が判りやすいです。
1990年代、韓国の教科書に慰安婦が登場しました。年を経るにつれその表現は現在韓国が行っているのと同じように誇張されていきました。
2000年代に入ると検証無しで慰安婦系市民団体の資料が盛り込まれたりなどやりたい放題になっています。
結局、韓国の歴史教育は真実を教えるものではないということです。
とはいえ、歴史教科書にて日本を貶めたり被害者ぶるのは想定内のことですが、他教科はどうかというと、
国語の教科書を見ても洗脳教育の片鱗が現れています。
中学校の教科書に載っている「おじいさんの初恋」という学生作品でも
「日本に国を奪われていた時代」「日本の巡査たちが朝鮮女なら年齢に関係なくとらえていくという噂が流れた」
「その翌年、日本から解放された。ついに日本が韓国から離れることになった。無良の人々すべて万歳と叫んだ。」など反日的な表現が随所に見られます。
更に悪質なことにそれまで抗日英雄賞賛を指向していた教科書が親日派非難へと移行しているとのことで、
これはもうヘイトスピーチ・ヘイトアクションの域に達しているというべきでしょう。
道徳の教科書も大人しいながら反日路線は外しません。
1981年度版小学六年生の道徳の教科書に掲載されていた話では、
天然痘の種痘についての話で「外国人が書いた」種痘亀鑑という本や「外国人医師」に助けられたことが書かれているのですが
ここで書かれている「外国」はいずれも日本のことでした。
なぜ日本から恩恵を受けたことは隠すのか……。
では音楽の教科書はどうか。
3・1節の歌や光復節の歌など、国の歴史教育を歌を通じて行っている状況があります。
そこまでは(韓国の歴史捏造が非常に大きいという程度の差はあっても)どこの国でも多少はやっていることでしょうが、
ここでもまた親日派の歌がどんどん消えて行っているそうで、韓国の親北反日教育は音楽でも緩めません。
この調子で学校外でも反日教育が施されているのですから国全体が反日になるのは当然の帰結でしょう。
日本としては、韓国に抗議すると共に、韓国教育の現状を国連人権委員会に報告するくらいのことはやるべきであると思います。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,010¥1,010 税込
ポイント: 10pt
(1%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon 販売者: HIRO BOOKS
新品:
¥1,010¥1,010 税込
ポイント: 10pt
(1%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon
販売者: HIRO BOOKS
中古品: ¥87
中古品:
¥87

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態 単行本(ソフトカバー) – 2014/11/25
崔 碩栄
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,010","priceAmount":1010.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,010","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"UIEZBeMtt3oNTkCzmfodLRcKQ%2BV49tiXoxPTMFIth26jcuA2QLnXQtkSaPZ9nUuAy%2B65AU2uj9wi6MYT03FQ0cKTCgEZsB%2FZl0%2FV2ZD8sFSMNphBt5Lb7DOvHxFHdeTjeU4A4KOrkZiru63lIebIcZ9QDCGdtXJoP3tdJ8cI9k4A0EWOREdLUUH%2FSLfbsDp7","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥87","priceAmount":87.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"87","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"UIEZBeMtt3oNTkCzmfodLRcKQ%2BV49tiXDxJqePbsOJJPvPejByxFkpXlxiocJw3F%2FhbgWE65f3WTpvBdQ9qLmLWWZ9fKDomGdpGzbglWycLkX8nkF0yWWTwu931i0SKSZym3kBD%2FnMJkJvc8pqccK6WTmnU6mKB8mRWnNQcc4UExcW%2Fo809hEQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
反日デモや激しい抗議などを見る限り、韓国ではよほど過激な「反日教育」が行われているように思えるが、実際に韓国の学校で教育を受けてきた著者は「直接的に反日感情を高めるような授業は記憶にない」と語る。
しかし、それは「反日教育が行われていない」ということでは決してない。
あえて反日感情をあおるような手法をとっていないだけで、積極的かつ巧妙に子どもたちに日本に対する負のイメージを高めるような教育が行われているのだ。
韓国の「反日教育」の実態を解き明かすためには、「歴史教科書」だけではなく、「国語」「道徳」「音楽」、さらには「校外学習」のような課外授業にまで目を向ける必要がある。
韓国社会が行っている「反日教育」とはどのようなものなのか?
そしてそれはどのような影響を与えていて、今後どうなっていくのか?
韓国人だから書けた韓国の教育問題に鋭く切り込んだ1冊。
しかし、それは「反日教育が行われていない」ということでは決してない。
あえて反日感情をあおるような手法をとっていないだけで、積極的かつ巧妙に子どもたちに日本に対する負のイメージを高めるような教育が行われているのだ。
韓国の「反日教育」の実態を解き明かすためには、「歴史教科書」だけではなく、「国語」「道徳」「音楽」、さらには「校外学習」のような課外授業にまで目を向ける必要がある。
韓国社会が行っている「反日教育」とはどのようなものなのか?
そしてそれはどのような影響を与えていて、今後どうなっていくのか?
韓国人だから書けた韓国の教育問題に鋭く切り込んだ1冊。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社彩図社
- 発売日2014/11/25
- ISBN-104801300405
- ISBN-13978-4801300408
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1972年韓国ソウル生まれ。韓国の大学で日本学を専攻し、1999年渡日。関東地方の国立大学で教育学修士号を取得。
ミュージカル劇団、IT会社などで日韓の橋渡しをする業務に従事する。
2009年韓国へ帰国し、著作活動を開始。
2010年韓国メディアの反日扇動を告発した『김치애국주의―한국언론의 이유없는 반일(キムチ愛国主義―韓国言論の理由なき反日)』を上梓。
同書が韓国文化観光部が選定する2011年社会科学部門優秀推薦図書に選ばれる。
現在、フリーライターとして活動、日本に関する紹介記事を中心に雑誌などに寄稿。
著書に『韓国人が書いた 韓国が「反日国家」である本当の理由』(彩図社刊)がある。
ミュージカル劇団、IT会社などで日韓の橋渡しをする業務に従事する。
2009年韓国へ帰国し、著作活動を開始。
2010年韓国メディアの反日扇動を告発した『김치애국주의―한국언론의 이유없는 반일(キムチ愛国主義―韓国言論の理由なき反日)』を上梓。
同書が韓国文化観光部が選定する2011年社会科学部門優秀推薦図書に選ばれる。
現在、フリーライターとして活動、日本に関する紹介記事を中心に雑誌などに寄稿。
著書に『韓国人が書いた 韓国が「反日国家」である本当の理由』(彩図社刊)がある。
登録情報
- 出版社 : 彩図社 (2014/11/25)
- 発売日 : 2014/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 272ページ
- ISBN-10 : 4801300405
- ISBN-13 : 978-4801300408
- Amazon 売れ筋ランキング: - 768,611位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,445位外交・国際関係 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物心付いた時から、こんな反日体制にまみれていたら、日本嫌い、反日になって当たり前、
外国に留学でもして世界を知らなければ、一生筋金入りの反日になってしまうのが当然です。
何故政府あげてこんなことをするのか、何故こんなひねくれているのか、理解に苦しみます。
国内だけでやっているのならまだしも、世界のあちこちへ行って嘘をばらまいているのが一番許せない。
最近よく目・耳にする民度という言葉、これが低いでは片付かないです。
外国に留学でもして世界を知らなければ、一生筋金入りの反日になってしまうのが当然です。
何故政府あげてこんなことをするのか、何故こんなひねくれているのか、理解に苦しみます。
国内だけでやっているのならまだしも、世界のあちこちへ行って嘘をばらまいているのが一番許せない。
最近よく目・耳にする民度という言葉、これが低いでは片付かないです。
2017年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
韓国や北朝鮮関連の、特に日本を敵視した報道を見るたびに、どうしていつもああなんだろうと思ってきた。また、そんな朝鮮への嫌悪感を強く感じないではいられなかった。
そうした彼の国に対するいくつかの「なぜ」に、この本は答えてくれた。互いの現在の関係を考えると、彼らもまた被害者と呼べるのかも知れない。
この本を読んだからといって、朝鮮を好きになるわけではないけれど、彼らが日本に対して持つ感情の源泉を知ることで、我々は少しだけ大人になれるんじゃないかと思う。少なくとも、同じレベルにまで下りていって喧嘩することの虚しさを、自分に納得させられるようになると思う。
ステレオタイプの視点を承知で言えば、私は朝鮮が嫌いだし関わり合いになりたくない。彼らがこのまま反日を続けて、自滅すればいい気味だと思っている。
ただ、いつか彼らの目が開かれて、互いの誤解が解ける日が来るなら、その時には隣人としての彼らを受け入れられるかも知れない。彼らの態度に対する反応としての嫌韓はやむを得ないものだけれど、それをずっと持ちつづけなければならない理由も、我々の側にはないのだから。
そうした彼の国に対するいくつかの「なぜ」に、この本は答えてくれた。互いの現在の関係を考えると、彼らもまた被害者と呼べるのかも知れない。
この本を読んだからといって、朝鮮を好きになるわけではないけれど、彼らが日本に対して持つ感情の源泉を知ることで、我々は少しだけ大人になれるんじゃないかと思う。少なくとも、同じレベルにまで下りていって喧嘩することの虚しさを、自分に納得させられるようになると思う。
ステレオタイプの視点を承知で言えば、私は朝鮮が嫌いだし関わり合いになりたくない。彼らがこのまま反日を続けて、自滅すればいい気味だと思っている。
ただ、いつか彼らの目が開かれて、互いの誤解が解ける日が来るなら、その時には隣人としての彼らを受け入れられるかも知れない。彼らの態度に対する反応としての嫌韓はやむを得ないものだけれど、それをずっと持ちつづけなければならない理由も、我々の側にはないのだから。
2021年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
韓国の教育内容、教育の方向を知った。
子どもたちに何を教えるか、大人の責任である。
「日本憎し」「1000年恨み続ける」
と教えられている現実を知るべきである。
隣人と付き合うには、どのような性格、どのような考え方
をよく知ったうえでないと、こちらが痛い目に合う。
しかし、「嘘も100回言えば真実になる」
各国が世界に発信し続ける情報には、本当に困ってします。
対策は?????
子どもたちに何を教えるか、大人の責任である。
「日本憎し」「1000年恨み続ける」
と教えられている現実を知るべきである。
隣人と付き合うには、どのような性格、どのような考え方
をよく知ったうえでないと、こちらが痛い目に合う。
しかし、「嘘も100回言えば真実になる」
各国が世界に発信し続ける情報には、本当に困ってします。
対策は?????
2020年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
韓国における「反日教育の実態」が明確に理解できる内容です。何故韓国がこれだけ迄に「反日」を言い続けるのかの本質が見えてきます。
2021年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まあ、呆れるくらいの捏造の歴史。事実が少ない韓国史。日本優位の歴史は紹介しない。なと。補償と謝罪は、終わらないと痛感した。
2015年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外国人の書いた日本語はまわりくどいです。非常に読みにくいし理解しづらいです。
反日教育の実態についてはネットの方が情報先行しているし、本で出されることにはその内容は陳腐化しています。
それにしても不思議なのが親日派が韓国国内で行われている反日教育の実態をこうして暴露するのはわかるのですが、
反日韓国人自身が韓国国内で偏った異常な教育が行われていることを新聞などのマスメディアで大々的に宣伝している点です。
こんな嘘八百の出鱈目教えているなんてあんたんところの大統領は国民を気違いにしたいのかね?といいたくなります。
まあ、価値観の違う人相手に何を言っても無駄なのですけどね。
反日教育の実態についてはネットの方が情報先行しているし、本で出されることにはその内容は陳腐化しています。
それにしても不思議なのが親日派が韓国国内で行われている反日教育の実態をこうして暴露するのはわかるのですが、
反日韓国人自身が韓国国内で偏った異常な教育が行われていることを新聞などのマスメディアで大々的に宣伝している点です。
こんな嘘八百の出鱈目教えているなんてあんたんところの大統領は国民を気違いにしたいのかね?といいたくなります。
まあ、価値観の違う人相手に何を言っても無駄なのですけどね。
2019年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教え方等も関係あるので、やはり実際に現場を見てみたいと思った。