興味本位でボカロを購入したものの特にやることもなく、
正直しばらくほったらかしの状態でした。
そんな時にこの本を見つけたのですが、買う前に調べたら
著者のアンメルツP氏はSONAR使いということを知り、
「環境がちがうのもな~」と思い、
またしばらくほしいものリスト入りの状態でした。(すみません)
でもいざ購入して読み始めたら、ボカロの歴史から作曲・作詞の方法や
ネット上での公開方法、CDの頒布の仕方までこと細かく、
それでいてとても説得力がある言葉で説明されていて
一気に読んでしまいました。現在2周目を読んでいます。
たぶん自分はまともな曲は作曲できないので、
ネットでの公開やCDの頒布まで行けないと思うのですが、
それでも読んでよかったと思います。
また一から(といっても最初からほとんど0なんですが・・・)
DAWの使い方や作曲の勉強をしようとさせてくれる
いい本に久しぶりに会うことができました。

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ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 (OnDeck Books(NextPublishing)) オンデマンド (ペーパーバック) – 2016/1/22
gcmstyle(アンメルツP)
(著)
はじめに第1章ではDTMやVOCALOIDに関する基本的な知識や心構えを、第2章ではDTMを始めるための環境準備について説明します。
次に第3章で、必要なハードウェアとソフトウェアを揃えたところで、実際の曲作りに挑戦していきます。しかし最初から自分のオリジナル曲を完成させるのは少しハードルが高いので、まずは購入したVOCALOIDを自由に歌わせて遊んでみます。
第4章でいよいよ本格的なオリジナル曲制作にステップアップしていきます。音楽制作の過程のうち「曲の構造を考える」ことと「作曲(メロディ・コード作り)」にスポットライトを当てて、1曲のメロディラインを完成させることを目標にします。
第5章では、作詞を取り扱います。作詞を作曲の後に持ってきたのは、あらかじめパートごとのメロディが完成していれば、歌詞に入れる文字数がほぼ確定したことになり、後から言いたいことを型に当てはめるパズルの感覚で歌詞を作れるからで、初心者の方はこの方法で作るのが楽だからです。
第6章では、作成したコード進行とメロディに対して、オケを作成して曲を彩っていくという、「編曲」(=アレンジ)の部分についての解説を行います。
最後に第7章では、完成した曲を世の中に発表するというプロセスを考えていきます。VOCALOIDに関する著作権と二次創作について、作った曲をネット上で公開する、有料配信する、CDで頒布する方法について説明します。またネット上での活動方法、クリエイターの振る舞い方、オリジナリティとは何か、曲を作る時間の作り方など、著者の経験から得たノウハウを、合わせてDTM活動に役立つサイト・動画の紹介、DTM活動に役立つ商業誌なども紹介します。
次に第3章で、必要なハードウェアとソフトウェアを揃えたところで、実際の曲作りに挑戦していきます。しかし最初から自分のオリジナル曲を完成させるのは少しハードルが高いので、まずは購入したVOCALOIDを自由に歌わせて遊んでみます。
第4章でいよいよ本格的なオリジナル曲制作にステップアップしていきます。音楽制作の過程のうち「曲の構造を考える」ことと「作曲(メロディ・コード作り)」にスポットライトを当てて、1曲のメロディラインを完成させることを目標にします。
第5章では、作詞を取り扱います。作詞を作曲の後に持ってきたのは、あらかじめパートごとのメロディが完成していれば、歌詞に入れる文字数がほぼ確定したことになり、後から言いたいことを型に当てはめるパズルの感覚で歌詞を作れるからで、初心者の方はこの方法で作るのが楽だからです。
第6章では、作成したコード進行とメロディに対して、オケを作成して曲を彩っていくという、「編曲」(=アレンジ)の部分についての解説を行います。
最後に第7章では、完成した曲を世の中に発表するというプロセスを考えていきます。VOCALOIDに関する著作権と二次創作について、作った曲をネット上で公開する、有料配信する、CDで頒布する方法について説明します。またネット上での活動方法、クリエイターの振る舞い方、オリジナリティとは何か、曲を作る時間の作り方など、著者の経験から得たノウハウを、合わせてDTM活動に役立つサイト・動画の紹介、DTM活動に役立つ商業誌なども紹介します。
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社インプレスR&D
- 発売日2016/1/22
- 寸法18.21 x 1.3 x 25.7 cm
- ISBN-104802090595
- ISBN-13978-4802090599
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商品の説明
著者について
VOCALOIDと音楽の持つ可能性を追いかけているボカロP。1990年代J-POPや、音楽ゲーム『beatmania』シリーズの影響を受け育つ。2002年よりDTMを始め、2008年より動画サイトへの投稿を開始。オリジナル曲・カバー曲など、現在までに100以上の動画を投稿している。主な作曲作品に「トモエ」「kagamination HEART」、コラボ作品に「お嬢様と執事の冒険(編曲・一部作詞)」「純情ハービヴォー(ボカロ調声)」など。
作曲活動のみにとどまらず、コンピレーションCDの企画や文筆活動などを通じ、VOCALOID文化全体への貢献を目指して活動を行っている。
著者Webサイト http://www.gcmstyle.com/
作曲活動のみにとどまらず、コンピレーションCDの企画や文筆活動などを通じ、VOCALOID文化全体への貢献を目指して活動を行っている。
著者Webサイト http://www.gcmstyle.com/
登録情報
- 出版社 : インプレスR&D (2016/1/22)
- 発売日 : 2016/1/22
- 言語 : 日本語
- オンデマンド (ペーパーバック) : 204ページ
- ISBN-10 : 4802090595
- ISBN-13 : 978-4802090599
- 寸法 : 18.21 x 1.3 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,075,311位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 384位デジタル音楽
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ボカロ」で「DTM入門」という所に、失礼ながら安直で軟派な感じを持ってしまったのだが、読み進めていくうちにこの印象は良い意味で裏切られた。
曲作りの諸処のハウツーはそこそこに、今の時代においてDTMという趣味とどのように付き合うか、「何のため」に表現するか、という大事な考え方が素直に挙げられている。
プロの道を目指すもよし、そうでなくとも単にネットに投稿してもよし、はたまた公開を前提としないで(!)作ってもよし…
そういうところから始まり、趣味を楽しむための道しるべとなる文化・歴史を読み解き、
果てはネットとの付き合い方や、アイデア出し・作業時間の捻出方法までしっかりと提示して見せている。
中盤は専門的で限定的な話に紙面は割かれるが(とはいえ諸処の理論・ハウツーは他の書をあたった方が良い)、
全体としては「ネットが当たり前の時代で自分の趣味とどう付き合っていくか?」、
単にボーカロイドやDTMの枠組みにとどまらない、人間の文化的な生活にまで視点を定めた「趣味を楽しむため」の本になっている。
曲作りの諸処のハウツーはそこそこに、今の時代においてDTMという趣味とどのように付き合うか、「何のため」に表現するか、という大事な考え方が素直に挙げられている。
プロの道を目指すもよし、そうでなくとも単にネットに投稿してもよし、はたまた公開を前提としないで(!)作ってもよし…
そういうところから始まり、趣味を楽しむための道しるべとなる文化・歴史を読み解き、
果てはネットとの付き合い方や、アイデア出し・作業時間の捻出方法までしっかりと提示して見せている。
中盤は専門的で限定的な話に紙面は割かれるが(とはいえ諸処の理論・ハウツーは他の書をあたった方が良い)、
全体としては「ネットが当たり前の時代で自分の趣味とどう付き合っていくか?」、
単にボーカロイドやDTMの枠組みにとどまらない、人間の文化的な生活にまで視点を定めた「趣味を楽しむため」の本になっている。
2018年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビュアーさんが書かれているように、具体的なテクニックはそれほど
取り上げていない(URLなど関連書籍・サイトを紹介している)のですが、
この本が他の入門書と異なるのは
「ボカロを含めたDTMとの接し方、末永くボカロやDTMを続けていくための心構え」
この点をベースにして、色々な説明(1曲作り上げるまでにどういう過程があるか等)
をしているところにあります。
詳しい技術的なことを大きくカットしても、まずボカロやDTMを始めるには何をすれば
良いか?どのような機材が必要か?というスタートから説いている書籍は少ないと
思いますし、作曲の仕方とかネットで発表する時には何をすれば良いかということまで、
実体験に基づいて書かれているだけに、手元に置いてあると安心出来る一冊だと思います。
そしてなによりも、タイトルにも書いたように、著者であるアンメルツPさんの想い、
ボカロPとして次に続く人に伝えたい、そういう気持ちみたいなモノが全体から伝わって
くるように思ったのでした。
取り上げていない(URLなど関連書籍・サイトを紹介している)のですが、
この本が他の入門書と異なるのは
「ボカロを含めたDTMとの接し方、末永くボカロやDTMを続けていくための心構え」
この点をベースにして、色々な説明(1曲作り上げるまでにどういう過程があるか等)
をしているところにあります。
詳しい技術的なことを大きくカットしても、まずボカロやDTMを始めるには何をすれば
良いか?どのような機材が必要か?というスタートから説いている書籍は少ないと
思いますし、作曲の仕方とかネットで発表する時には何をすれば良いかということまで、
実体験に基づいて書かれているだけに、手元に置いてあると安心出来る一冊だと思います。
そしてなによりも、タイトルにも書いたように、著者であるアンメルツPさんの想い、
ボカロPとして次に続く人に伝えたい、そういう気持ちみたいなモノが全体から伝わって
くるように思ったのでした。
2018年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年くらい音楽と細い繋がりしかなかったので、歴史的な流れ、おススメサイトなど、情報が沢山記載されており、購入して良かったです。
ここからさらに深いところへ行けそうです。
ここからさらに深いところへ行けそうです。
2016年11月23日に日本でレビュー済み
とにかく情報が多い、DTMやボカロの歴史さらに売り方や宣伝の仕方まで乗ってますそれだけで全体の5割になりす、
250ページというライトノベル並のページ数があり表は少なく情報を文字にして詰め込んだような内容です
適切に情報を選択できる人にはおすすめできるかと思います。
250ページというライトノベル並のページ数があり表は少なく情報を文字にして詰め込んだような内容です
適切に情報を選択できる人にはおすすめできるかと思います。
2016年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ページ数もかなりあって内容はとても充実しています。作曲の理論については一通り説明するぐらいですが、それ以外に作曲に必要なことも説明してあるのでわかりやすいです。以前に作曲の本を読んだ時には理論のことしか書いてなくて、これはどうするんだろう??みたいな疑問がたくさん残ったのですが、この本ではそのあたりもすべてカバーされていました。
※逆に理論については深くつっこんでいないので、その知識が必要であれば他の本も読む必要があるかもしれません。この本でも他に参照できるサイトなどが紹介されています。
また各説明にボカロの曲が使われているので、普段ボカロ曲を聴いている方であれば、なるほどと理解しやすいです。このような本がボカロPからリリースされるというところがボカロの文化を感じられてなおいいですね。
※逆に理論については深くつっこんでいないので、その知識が必要であれば他の本も読む必要があるかもしれません。この本でも他に参照できるサイトなどが紹介されています。
また各説明にボカロの曲が使われているので、普段ボカロ曲を聴いている方であれば、なるほどと理解しやすいです。このような本がボカロPからリリースされるというところがボカロの文化を感じられてなおいいですね。
2016年8月26日に日本でレビュー済み
Kindle Unlimitedに登録されていたので読んでみました。
VOCALOIDでDTM活動を行うにあたって、基礎知識&歴史から、揃えるべき機材、カバー曲の作成からオリジナル曲の作曲、作詞、、編曲、さらに公開方法や、ネットでの活動についてのアドバイスと、必要になるであろう項目がひととおりまとめられています。
具体的かつ実践的でとてもわかりやすい内容でした。
ボカロPを目指したいけど、どこから手をつけていいかわからない初心者にはとても親切な本ですね。
おもしろかったです。
VOCALOIDでDTM活動を行うにあたって、基礎知識&歴史から、揃えるべき機材、カバー曲の作成からオリジナル曲の作曲、作詞、、編曲、さらに公開方法や、ネットでの活動についてのアドバイスと、必要になるであろう項目がひととおりまとめられています。
具体的かつ実践的でとてもわかりやすい内容でした。
ボカロPを目指したいけど、どこから手をつけていいかわからない初心者にはとても親切な本ですね。
おもしろかったです。