１６巻は、月刊誌に掲載されたマンガが半分ほどを占めています。
月刊誌掲載は、週刊誌に比べて長いのが特徴です。
『江戸工城の忠臣蔵だ』は、忠臣蔵のパロディですが５０ページ程に及びます。
それとパロディが目立ちますね。「宝島」「丹下左膳」。
他にも珍しい、宇宙人の登場するＳＦと、目先を変えた作品が並びます。
昭和４２年頃の作品ですが、そろそろナンセンス・ギャグの色合いが滲んできてます。
この頃ですね『天才バカボン』が世に現れるのは。
赤塚氏の目線が、ユーモアからナンセンスに変化してきた頃になのでしょう。
改めて読んで初めて気がついたことですが。
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